目次
こんにちは。
先日DVDデッキが突然お逝きになったので、
新しいデッキ買うたんですよ。
容量1TB、2番組同時録画もできる憎いヤツ!
これで木曜の夜に『アメトーーク』(ABC)と『じっくり聞いタロウ』(TVO)どっち撮るかで悩む必要もなくなりました。
しかも録画した番組をスマホで観られる機能付き!
「通勤中に『まんぷく』観れるやん」と思ってたら
アプリが約1,000円、しかも外出先から番組を観るならさらに課金が必要と判明。
この機能意地でも使いません。
サイトウです。
---
台湾旅行記が続いたので、今回は映画のお話を。
3/23(土)公開の映画『美人が婚活してみたら』を一足お先に拝見いたしました。
しかしまぁスゲェタイトルやな
主演は、黒川芽以さん。
黒川さんといえばサイトウ的には映画『問題のない私たち』(2004)での印象が鮮烈です。
いやもう芽以ちゃん綺麗ならはって!
ポスターはこちら。
今をときめきまくる中村倫也さんと田中圭さんも出てはりますよ~。
監督は『勝手にふるえてろ』(大好き!)の大九明子監督。これは期待!
しかも脚本はシソンヌのじろうさん(大好き!)。さらに期待!
原作は、とあるアラ子さんによる“タブーなしの婚活女性の本音を、実在の登場人物のリアルなエピソードを基に曝け出し、読者を“共感”と“感動”で粉砕した号泣必至の禁断コミック”(チラシより)、『美人が婚活してみたら』。
人気漫画アプリ「Vコミ」で累計1,000万PVを突破した大人気作です。
ストーリー
仕事にも容姿にも恵まれていた32歳、WEBデザイナーのタカコ(黒川芽以)は、20代から選ぶ男が、なぜか既婚者ばかり。
不倫ばかりの不毛な恋を重ねているうちに、すっかり三十路を超えてしまったタカコは、「私、結婚したい…」と死ぬ気で婚活することを決意。
自分を変えるため、そして安泰な人生をゲットするために一念発起したタカコは、親友ケイコ(臼田あさ美)の勧めで婚活サイトに登録してみるのだが…。
(チラシより引用)
『PrettyOnline』読者層にバチコン合致する作品。
「まさに婚活真っ最中!」という方は、これを見れば自分を客観視できたり、
もがき苦しむストレスから少し開放されるかも。
そしてすでに結婚されている方も、旦那さんやお義母さんとの関係・問題や、
実のお母さんから受ける“悪意なきマタハラ”など、
「ああ…わかる……」という共感ポイント満載やと思います。
女子同士で劇場に観に行ったあと、めっちゃトークが盛り上がると思いますよ。
サイトウは婚活したことのない、うれしはずかし40代なので、
「リアルだなぁ」というより「そうか…これが婚活のリアルなのか……」という印象(すみません…)。
タイトルの「美人」とはもちろん主人公タカコのこと。
親友のケイコ(臼田あさ美)に事あるごとに美人だ美人だと言われ、
婚活サイトで出会った男にも「こんな美人が婚活サイトに登録するわけない」と言われ、
いい感じになった園木(中村倫也)に「化粧を落としてもこんなに美人なんですね」と言われ、
職場ではみんなから「また綺麗になったんじゃない~?」と言われ、
タカコも謙遜どころか一切否定しなかったりして。
「婚活してみたらどうこう」という以前に「世の中にはこんな女がいてんのか!!」と目からウロコがゴッソー取れました。
でも、この“美人なんやけどちょっとズレてる感じ”もリアルなのでしょうね。
サイトウの周りの関西美人は、美人だと言われると、まず謙遜し、続いて否定し、さらに笑いに昇華し、しつこいと終いにはブチギレる美人が多い
作品のテーマ柄、残念ながら個人的共感ポイントは少なかったのですが、サイトウ的見どころを謎のランキング形式でご紹介します。
見どころ第3位:風呂上りに頭にバスタオルを巻いた中村倫也の破壊力
本作で中村倫也さんが演じるのは、婚活サイトに登録しているお人好しの商社マン。
私服はダサいが優しく真面目。にじみ出るDT感。
このMEGA盛の可愛さは、ボディブローのように後々ジワジワ効いてきます。
見どころ第2位:感情爆発、タカコVSケイコ
婚活中に自分に嫌気がさしたタカコと、
ケンカが絶えない夫や同居中の義母との関係にストレスを抱えるケイコ。
居酒屋で、溜まっていた互いへの不満が大爆発するシーンは爽快です。
サイトウ史上最高の映画『ザ・ウーマン』でウーマンさんが解き放たれたときに抱いた
「行ったれぃ!やったれぃ!」という感情に似ています。
(わかりにくい)
拙者、セコンドにつくならケイコ側です。
見どころ第1位:田中圭の「…俺のこと好きになっちゃった!?」を世界遺産に
本作で田中圭さんが演じるのは、バツイチ・イケメン、結婚願望なしの歯科医師。
タカコとはシングルズバーで出会います。
「バスタオル on the 中村倫也」がボディブローなのに反して、
田中圭さんの「…俺のこと好きになっちゃった!?」は、観る者への容赦など一切ない、一撃秒殺。
大九監督ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
これをお見舞いされたサイトウは、ダウンすること、ボブ・サップ戦の曙のごとし。
(わかりにくい)
あーだこーだフザケたことを書きましたけれど、
「結婚がゴール」ではない。「結婚=正解」ではない。
本作を見ると、そう感じさせてくれますよ。
『美人が婚活してみたら』
3/23(土)より『シネ・リーブル梅田』ほか全国順次公開
公式サイト>>http://bijikon.official-movie.com/