こんにちは。
夏期休暇初日、ゴミ袋の口を縛ろうと屈んだだけでギックリ腰になった、サイトウです。
さいとうの
なつが
おわった
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「夕遊出張所」から次なる目的地への移動。
ほんと失敗した。夕遊のスタッフさんにタクシーを呼んでもらえば良かった……。
「倒れてなるものか、気を確かに、気を抜かず」と炎天下を歩き続け、命のセーブポイント・ファミリーマートでスポーツドリンクを購入し、生還。
再度クラクラするかもしれないので、予備のスポーツドリンクも数本購入し、次なる目的地『安平古堡(あんぴんこほう)』へ。
台湾の中で最も初期に作られたという街、安平のシンボル『安平古堡』
パンフレットによると、「安平」は台湾で最も歴史の古い街。
オランダ統治時代、清朝時代、日本統治時代になっても政治・貿易の中心として発展したのだそう。
「安平」には歴史を感じさせる多くの史跡がありますが、なかでもシンボル的存在なのが『安平古堡』、別名「ゼーランディア城」。
オランダ統治時代に建てられた、台湾最古のお城なんだそうです。
入場料は50元。
入場口には日本語パンフレットもあったので、それを見ながら散策するのがお勧めです。
長い歴史の中でイギリスからの砲撃を受けたりして原型はほとんどありませんが、見所いっぱいで大満足でした。
『熱蘭遮城博物館』
『安平古堡』の歴史を学べる博物館。
多くの資料が日本語でも解説されているので、台湾の歴史に興味のある日本人はめちゃくちゃ楽しい場所だと思います。
当時の「ゼーランディア城」の模型も見ることができます。
現在は一部が残るのみですが、当時は本当に立派なお城だったんですね。
外城南側の城壁
オランダ時代の面影を確認できるのは外城南側の赤レンガのみなのだそうです。
当時はセメントがなかったので、砂糖水やもち米、牡蠣の殻などを混ぜ合わせたものが使われていたそうです。
ガジュマルの根が絡みついてて、なんだか神秘的。
鄭成功の銅像
敷地内には、台湾からオランダを追い出した、民族の英雄・鄭成功の立派な銅像もあります。
鄭成功のお母さんは日本人なのだそうです。出生地は長崎県の平戸市だって。親近感…。
旧内城の上には史跡記念館とお土産ショップも
鄭成功の銅像に向かって左の階段を登ると、お土産ショップを併設した史跡記念館があります。
『史跡記念館』は、『熱蘭遮城博物館』とは違って解説が中国語と英語。
この日は課外授業で来ていた学生さんたちで大賑わい。
お土産ショップも結構な混雑でした。
安平古堡のランドマーク、展望台にも登ってみて
旧内城には、台南をぐるりと見渡せる、とんがり屋根の展望台もあります。
暑い中、ヘロッヘロになりながら頂上まで階段を登ると、視界が360度バァッとひらけます。
「この辺にはこんな名所がありますよ」的な案内板があるのですが、こうしてみているとやっぱり台南は本当に歴史深い町なのですね。
“台湾の京都”と呼ばれているのも頷けます。
この他にも敷地内では、オランダ時代に作られた古井戸や、大砲なども間近で見学ができます。
オランダ時代の面影はごく一部ですが、台湾のルーツに興味のある方には絶好の場所だと思います。
『安平古堡』
■台南市安平区国勝路82號
■TEL.06-2267348
■8:30~17:30
■無休
■https://www.twtainan.net/ja/attractions/detail/4882
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