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今回取材で伺ったのはJR「福島駅」より徒歩3分と好立地な『an39(アンサンク)』。スモーキーピンクのロゴ入り看板が目印です。
ヨガインストラクターでもあるオーナーが2019年2月にオープンされた、スーパーフードも扱うブッダボウルの専門店です。
ゴールドコーストのローカルカフェのような内装
店内はオーナーが暮らしていたこともある、オーストラリアのゴールドコーストをも彷彿させるような異国空間。パープルを基調とした、開放的で洗練された空間です。
内装は、オーナーの想いやカフェのコンセプトを信頼の置けるデザイナーに伝えるうち、「あなたのダイニングに人々を招待するような空間にしてみては」との提案が。結果、カウンター席からキッチンまで区切るもののない、開放的な造りになったのだそうです。
ヨガインストラクターが考える“食べたい食事”
ブッダボウルとは、発祥地であるアメリカをはじめ健康志向の人たちの間で浸透しつつある、玄米や穀物、野菜、ナッツなどを盛り付けた菜食丼のこと。
ヨガインストラクターであるオーナーが提案するブッダボウルとは、“レッスンの合間に、自分が食べるために作った体に良い食事”。オーナー曰く「サプリと食事の間のような、気軽な栄養食」とのことですが、美しいビジュアルで健康志向でなくても興味をそそられます。
『an39』で提供されるブッダボウルの特徴は、玄米そのものに味が付いていること。風味を引き出すスパイスと一緒に炊き、炊き上がるとすぐにアーモンド・くるみ・ドライフルーツを混ぜ込みます。オーナーは「ご飯自体が美味しいと、具材の味付けがシンプルでも飽きがこず、素材の組み合わせを楽しんでもらえますから」と言います。
盛り付ける約15種類以上の具材は、食感のバランスまで考え抜かれています。例えば、生の野菜のシャキシャキとした歯応えばかりだと疲れてしまうので、そこに茹でた野菜の柔らかさや、玄米のプチプチ感を加えることで、最後まで美味しく食べられる工夫をされています。
またオーナーがゴールドコーストで暮らしていた際に、身近な存在だったスーパーフードを組み合わせる今のスタイルに辿り着いたそう。
チアシードやキヌアなど、店内に並べられた15種類以上あるスーパーフードは自由に試食することができるので、スーパーフード好きにはたまりませんね!
テイクアウトは予約がおすすめ
テイクアウトの「ブッダボックス」(Sサイズ850円/Mサイズ1,000円)は予約ができるのでぜひ。売り切れの心配なくスムーズに受け取れると好評です。
コーヒーは『BYRON BAY COFFEE COMPANY』
コーヒー豆はオーナーのゴールドコースト時代のご縁もあり、『BYRON BAY COFFEE COMPANY(バイロンベイコーヒーカンパニー)』のオーガニックコーヒーを使用。
開放的でお洒落なオーストラリア・バイロンベイの地で、1986年に生まれた『BYRON BAY COFFEE COMPANY』のコーヒー豆は、豊かな風味と滑らかでクリーミーなボディを持つのが特徴だとか。こちらの豆を使ったエスプレッソドリンクを展開されています。
またメニューに登場する、エスプレッソのお湯割り「ロングブラック」(Sサイズ350円/Mサイズ400円)はオーストラリア独自のドリンクです。
体が喜ぶスイーツもどうぞ
店内には毎日、数種類のグルテンフリーの「米粉マフィン」(250円)が用意されています。
小麦粉ではなく米粉、そして豆腐や豆乳、アーモンドフラワー、ココナッツシュガーなどを使い「体に入れたいものだけを入れて焼く」をモットーに手作り。
フレーバーは日によって違いますが、ビーツやチョコ、さつまいもとレーズンなどの自然の素材を使ってバリエーションを出されています。
余計な味付けがないため、素材そのものの素朴な味わいが魅力です。
またオーストラリアのカフェでは定番の、「ブリスボール」(4個380円)もオススメ。
アーモンド、クルミ、ココナッツ、デーツなどの素材を砕いて丸めたコロンと可愛いヴィーガンスイーツです。同店ではヘンプシード、アサイー、マカ、カカオなどのスーパーフードをプラスして栄養価もアップさせているそう。
最後に
体に良いものを食べたい人はもちろんですが、こじんまりした心地いい空間と温かい接客に、通いたくなるトレンド感たっぷりのカフェです。
また毎日午後6時以降、「店内はイベントやレッスンの開催でも使ってもらえます」とのこと。興味がある方は、ぜひ気軽に電話で問い合わせてみてください。
●スーパーフードやブッダボウルに興味津々
●海外にあるようなカフェが好き
●「福島駅」の近くでカフェを探している
そんな方はぜひ足を運んでみてください!
Writer:榎田 京
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。