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今回取材に伺ったのはOsaka Metro 四つ橋線「四ツ橋駅」より徒歩約3分、Osaka Metro 御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩約6分、北堀江の路面に店を構える『Groovy Ice Cream GUFO(グルービー アイスクリーム グーフォ)』。
フクロウのキャラクターが描かれたガラス張りの外観が目印です。
店名の『GUFO』はイタリア語で「フクロウ」を指す言葉。日本では福を呼ぶというポジティブな意味合いを持つフクロウを、お店の看板モチーフに選ばれたそうです。
頭にアイスのコーンをかぶったフクロウのキャラクターに癒されますね。
北堀江に佇む、洒落たアイスクリーム専門店
「女性はもちろん、男性でも入店しやすいように」とオーナー・猿田愛弓(さるたあゆみ)さんの想いが込められた店内は、クールかつ洗練されたインダストリアルな雰囲気とアイスクリーム屋さんの可愛らしさが融合した空間。
落ち着いた色味を基調にした洒落たカウンターでアイスクリームを注文します。
もともと、堺市三国ヶ丘で人気の『ジェラッテリア&カフェ ricarica(リカリカ)』を運営されていた猿田さん。『ricarica』では店内奥でジェラートを製造し、パン屋さんのように出来立てのジェラートをご案内しているそうです。
しかし、いくら“出来立て”のジェラートでも一度は瞬間冷凍に入れ表面を固めます。
そんな中、「機械から出てきた瞬間のふわとろが味わえる、本当の”出来立て”のアイスクリームをお客様に提供できるのはソフトクリームだ」と思い当たり、考案したのが同店。
通常はソフトクリームの元となるミックスをソフトクリームメーカーに卸してもらうことが一般的ですが、アイスクリーム類製造業の許可を取得している『GUFO』では、ミックスからこだわったオリジナルのソフトクリームを提供。
材料にもこだわり、レシピ作り&製造を全て店内で行っているそうです。
こだわりのソフトクリームマシーンは、“ソフトクリームマシーン界のフェラーリ”と言われる『カルピジャーニ社』のものを使用。ソフトクリームに含まれる空気量が調節でき、ふんわりとしたくちどけを実現できるそうです。
見た目に劣らず、こだわり抜かれた味わい
「ミルクにクラッシュクッキーとラズベリークリスピーのソフトクリーム」(550円)
ミルクの風味を強く感じる爽やかな甘みのソフトクリームに、酸味の効いたフリーズドライのラズベリーとクラッシュクッキーをトッピング。
ソフトクリームは「ミルク」(370円)or「ヘーゼルナッツ」(470円)の2種類から選んで、各90円のトッピングでカスタマイズすることができます。
こちらのソフトクリーム最大のこだわりは、低温殺菌牛乳を選び、ミックスも低温殺菌で製造しているという点。
牛乳は70度を超えると香りや甘味、乳風味がとんでしまうそうですが、一般的に販売されている牛乳は100度以上の高温殺菌のものが多く、ミックスも高温殺菌で製造されているところがほとんどなのだとか。高温殺菌では数分の殺菌ですむところ、低温殺菌は30分以上の殺菌時間が必要なため手間もコストもかかりますが、その分牛乳本来の風味が強く感じられ、美味しいソフトクリームになるそうです。
さらにチョコレートはフランスで愛されている『ヴァローナ』のものを使用されているそうで、素材にも強いこだわりが感じられます。
「ナッツラテフロート(ミルクソフトをヘーゼルナッツに)」(680円)
南船場にあるコーヒー専門店『HOOP』のスペシャリティ珈琲を使用した「ナッツラテフロート」は、濃厚なイタリア産のヘーゼルナッツソフトクリームと、エチオピア産コーヒーの酸味とのマリアージュが絶妙な一品。
「飲んだ時に「おっ!」と思っていただけるような、特徴のある豆を選んでいます」という猿田さんの言葉の通り、コーヒーはみずみずしい果実味を強く感じられる爽やかな味わいです。
また、ナッツシロップが入っていることで甘味があり、風味豊かなイタリア産ヘーゼルナッツを使用したソフトクリームとも相性◎です。
「ラズベリーバナナシェイク」(690円)
シェイクは季節ごとにラインアップが変化。春季~初夏に登場するこちらの「ラズベリーバナナシェイク」は、生のバナナを丸ごと1本と、ラズベリーソース、ミルクソフトをシェイクしたものです。
ミルクソフトと溶け合う甘酸っぱいラズベリー&とろとろバナナが満足感たっぷりの一品。
容器はガラス瓶かプラスチック容器からお好みで。飾られたスミレの花が可愛らしくてフォトジェニックですね♪
店内ではフクロウのキャラクターをモチーフにしたグッズも販売中。
クール宅急便で瓶詰アイスを送れるギフトセットは母の日や父の日、誕生日などのお祝い事の贈り物にも好評だそうです。
最後に
ゆっくりとできて、地元の人からも愛されるようなお店を目指しているという猿田さん。「デイリー使いとしてソフトクリームを、その時々の気持ちでシーズナルやトッピングを楽しんでいただけると嬉しいです」と、コメントをくださいました。
日常をちょっと特別な時間にしてくれる、そんな素敵なソフトクリームを是非ご賞味あれ。
Writer:濵上 実可子
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。