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厚着することが多い冬、コートを着たまま暖房が効いた電車に乗ると予想外に汗をかいてしまうことがあります。
そして夏は、一年のうちで最も汗の量が増える季節。通勤やランチのために数分外を歩くだけでも、汗びっしょりになることがあります。
汗をかいたときに気になるのが、洋服につく汗ジミや汗の臭い!
脇の下に汗をかいてしまって、腕を上げるのが恥ずかしくて電車のつり革につかまれない。
濃い色の洋服の日は、汗ジミが目立ってないかと気になることも。
汗をかいたあとの臭いも心配! など悩みはつきないですよね。
人の体は、汗をかくことにより皮脂膜や肌の角質などの老廃物を除去したり、体温調節をおこなったりしているのだそうです。
体の機能として汗をかくことは大切なのですが、汗をかいたままにしておくと、雑菌が発生したり肌が乾燥したりする原因になることもあるのだそう。
今回は、汗をかいたときの対処法や気をつけたいポイントについてご紹介します。
汗をかいたとき、最初にすべきことは?
汗をかいたときに、最初にすべきことは汗を拭き取ること。
水やぬるま湯などで洗い流すのがベストですが、外出先や職場では、なかなかむずかしいこともありますよね。
その場合は、水で絞ったハンドタオルなどでやさしく拭き取ってください。
水で絞るのが難しい場合は、やわらかいハンカチで押さえるようにして拭き取りましょう。
このときに、乾いたタオルなどでゴシゴシするのはNG!
汗にはほこりがつきやすく、汗に含まれるナトリウムなどの成分は、乾いたタオルで拭き取るだけでは取れないため、肌の表面に残ったままになるので注意が必要です。
水で絞ったハンドタオルを用意できないときは?
市販の汗拭きシートがオススメです。
市販の汗ふきシートにもさまざまなものがありますが、気をつけてほしいのがアルコールなどの成分表示。
汗拭きシートの成分表示に、「アルコール」や「エタノール」などの成分が含まれているものがあります。
このような成分が入ったものは、拭き取ったときにスーッとした爽快感があり気持ちいいのですが、一緒に肌の水分も蒸発してしまう性質があるといわれています。
人の肌は、水分量が減ると皮脂を分泌して補おうとする性質があるので、「アルコール」や「エタノール」入りの汗拭きシートを使うことで、皮脂の分泌をうながす結果になってしまうようです。
成分表示を見て、最初に「アルコール」や「エタノール」などの表示があるものは、これらの含有量が多いという意味なので、購入する際は気にかけてみてください。
アルコール入りの汗拭きシートは、刺激が強い傾向があるので顔に使うのはNGです。
脇の下なども肌が敏感なので、できれば避けたい部分。刺激成分が入っていない赤ちゃんのおしりふきシートを使うのもオススメです。
肌を保湿しながら汗をきれいに拭き取りたいときは?
夏などの暑い時期は、1日に何度も汗拭きシートを使うことがあります。
汗と汚れを拭き取ってくれるのはうれしいのですが、繰り返し使っていると肌の潤いも失われがちになることがあります。
そんなときは、スキンケアシート、やさしいウエットティッシュなどのネーミングで販売されている刺激成分なしで保湿成分を配合した製品を探してみてください。
しっかりと汗や汚れを落としながら肌の保湿をしてくれますよ。
汗の臭いが気になるときは?
デオドラント効果がある汗拭きシートがオススメです。
シャワーシートやパウダーシートなどのネーミングが目印。パウダー入りのものなら、汗や汚れを拭き取ったあとがサラサラになるのもうれしいポイント!
外回りの仕事が続く日など、屋外に長時間滞在して大量の汗をかきそうなときなどに準備しておくといいかもしれません。
汗取りグッズも利用してみて!
汗をかいたときの対処法を実践するのも大切ですが、汗取りグッズを上手に利用するのもひとつの方法です。
制汗剤や制汗スプレーのほかに、注目してみてほしいのが、脇の下にパッドが付いた汗取りインナー。
吸汗性に優れながらも速乾で、消臭機能を備えたものが販売されています。
汗取りインナーを利用すれば、汗ジミを気にしないで過ごせそうです。
パッド付きインナーが苦手という人は、直接脇の下に貼れる汗取りシートなどのグッズを利用してみてもいいですね。
まとめ
自分の生活や汗の状態に合わせて対処しながら、少しでも快適に過ごせたらいいですね。
Writer:starheart