家の中でも汚れが気になりやすいトイレ! 毎日使う場所だけど、忙しい日が続くと掃除がおろそかになりがち。「そろそろ掃除したほうがいいかな~」と気になりつつも「次の休みの日にしよう」と、後回しにしてしまうという人も多いのでは?
トイレはどれくらいの頻度で掃除すればいいのか、またどのような手順や方法がいいのか、イマイチわからなくて掃除が億劫になっているという場合もありそうです。
この記事では、トイレの簡単な掃除法や手順について紹介します。毎日気持ちよくトイレを使うためにも、ぜひ参考にしてみてください!
トイレ掃除に必要な掃除グッズは?
トイレ用洗剤とトイレブラシは揃えているけれど、そもそもトイレ掃除に必要な掃除グッズがわかりにくいと思ったことはありませんか?
今回揃えてみてほしいのは以下の4つ。
◆トイレ用ブラシ
◆トイレ用の除菌シート
◆クエン酸スプレー
◆水垢用のスポンジ
※トイレ用ブラシは、スポンジタイプではなくブラシタイプがオススメ!
※クエン酸スプレーは、100均で購入が可能なほか、自分でも作れます。
作り方は、スプレーボトルにクエン酸小さじ1/2を入れ、水100mlを加えて振って混ぜるだけ。
掃除用のクエン酸は、100均やスーパーの掃除用洗剤のコーナーで購入可能です。
クエン酸スプレーは、手洗いの水垢やトイレの黄ばみなどの汚れに効果的なんですよ!
※水垢用のスポンジは、固いナイロンたわしがオススメ。片方に固いナイロンたわしがついたキッチンスポンジを適度な大きさにカットして使ってもいいですよ。
トイレはどのような順番で掃除をすればいいの?
便器とタンク、床、ペーパーホルダーなど、なんとなく思いついた順番で掃除していませんか? じつは、トイレ掃除には順番があるんです。
雑菌を広げないようにするために、掃除は便器とトイレタンク→壁→床の順番でおこなうのが基本です。
では、具体的なトイレ掃除の方法を紹介します。
【1】トイレタンクの掃除
トイレ用掃除シートでタンクの外側、レバー、手洗い一体型のタイプは、水の栓や水道管などを拭きます。
手洗い一体型の場合、シンク部分にクエン酸スプレーを吹きかけ、その後水垢用のスポンジの固い面を使い水垢部分をこすります。
水を流して、除菌シートで水分を拭き取ったらタンクの掃除は完了です!
【2】便器の掃除
便器の中にまんべんなくクエン酸スプレーを吹きかけておきます。
最初に便座の蓋、便座、それぞれの両面、便座が乗る部分の順番で除菌シートで拭いていきます。
クエン酸スプレーを吹きかけておいた便器の中をブラシでこすります。便器のふちの裏、水が流れる箇所は汚れが溜まりがちな部分なので、ブラシでしっかりとこすります。
便器の外側や裏側などを除菌シートで拭いていきます。便器の掃除はこれでOK!
【3】壁の掃除
男性が使用する機会があるトイレの場合、尿の飛沫が便器の周辺に飛んでいる可能性があります。トイレに入ったときに気になるツンとしたアンモニア臭は、その飛沫から雑菌が繁殖するのが原因なのだそうです。
アンモニア臭を発生させないように壁を除菌シートで拭いていきますが、このとき壁全体を拭く必要はありません。
トイレットペーパーホルダーをカバーなしで使用している場合は、壁を拭く前に除菌シートでサッと拭いてほこりなどを取ります。
後は腰の位置ぐらいの高さを目安に、下に向かって拭いていけば大丈夫です。
【4】床の掃除
トイレの床は意外に汚れています。トイレットペーパーを切った時に出るほこりや髪の毛なども落ちているので、掃除機をかけてほこりやゴミを吸い取ります。
その後は、クエン酸スプレーを吹きかけながら除菌シートで床を磨くように拭いていきます。
全体を拭き終わったら、乾いた雑巾やボロ布、水分を含まない掃除用シートで乾拭きをする、またはトイレのドアを開けた状態でサーキュレーターの風を送ってカラッとさせましょう。
以上でトイレ掃除は完了です。
トイレ掃除の頻度はどれくらいがいいの?
壁と床は1週間に1回、タンクや便器は可能な範囲で1週間に1~3回程度掃除ができたらベストです。
便器の中の汚れが目についたときは、その時にサッと汚れを落としておくと後が楽ですよ!
まとめ
トイレ掃除のグッズや掃除の手順などを紹介しました。やるべき掃除の手順がはっきりとわかれば、後は実行するだけ!
いつでも気持ちよくトイレを使えるようにピカピカにしておきましょう。
Writer:starheart