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今回よりスタートした、『PrettyOnline』読者の皆さまから寄せられたお悩みにお答えする【恋愛相談コラム】。
「友人や知人には相談できない」、「こんなこと話しづらい」
そんなオトナ女子たちが抱えるお悩みにお答えします!
第1回となる今回は、「何とかして友だちに不倫をやめさせたい」というお悩みにお答えします。
【お悩み相談 Vol.1】友だちに不倫をやめさせたい
学生時代からの友だちが不倫しています。
友だちは独身なのですが、相手の男性には奥さんがいて、子どもはいないそうです。
長い付き合いだし、彼女のことが大好きなので何とか目を覚ましてほしいのですが、どうすれば分かってもらえるでしょうか?
不倫相手のことを相談されるたびにウンザリしてしまい、そんな自分にも嫌気がさしています……。
ペンネーム:りつこ(32歳・女性)
お悩みに答えてくれるのは……
◆【PROFILE】
『PrettyOnline』やWEB媒体にて恋愛コラムを執筆するコラムニストおよびカウンセラーとして活動中のながせ なみさん。
カウンセラーの経験と女性ならではの目線で、「何とかして友だちに不倫をやめさせたい」というペンネーム・りつこさんのお悩みにお答えいただきました。
似た悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
大好きな友だちだからこそ心がけたいこと
友だちに不倫をやめてほしいと思うりつこさんの気持ち、よく分かります。
どうにかして不倫をやめさせたいと思う気持ちがある反面、恋する気持ちを抑えられないことも知っているからこそ、どうすればよいのか分からないと悩んでしまうのではないでしょうか。
そんなりつこさんにお伝えしたい心理が、2つあります。
それは、
◆【1】周りが反対すれば反対するほど恋は燃え上がってしまう心理
(ロミオとジュリエット効果)
◆【2】好きになってはいけないと思えば思うほど好きになってしまう心理
(カリギュラ効果)
の2つです。
この心理を基に、友だちに不倫をやめさせたいならぜひ心がけてほしいことを2つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【その1】反対も賛成もしない
最初に紹介するのは、反対も賛成もしないという心がけです。
周りに反対されたときや、不倫をしている本人が強く「好きになってはいけない」と思ったときなどは、先ほど紹介した2つの心理が働きます。
つまり、りつこさんが友だちに対して「やめた方がいい」、「私は反対だよ」などと言うと、友だちの気持ちを余計に盛り上がらせてしまう可能性があるということですね。
そこでオススメなのが、友だちから不倫の話を聞かされたときに反対も賛成もしないこと。
「やめた方がいいよ」、「不倫の話なんて聞きたくない」と言いたい気持ちをグッとこらえて、「そうなんだ」、「ふーん」と聞き流しましょう。
ここで大切なのは、「どう思う?」、「どうすればいいと思う?」などと聞かれたときの対応です。あくまで反対も賛成もしていない姿勢を貫くためには、なんと答えるのがベストなのでしょうか。
オススメの答え方は、「私には分からない」です。
「私は不倫したことないから分からないよ」、
「その人が何を考えているか私には分からないから何とも言えない」
こういった答え方であれば、きっと友だちも納得してくれるでしょう。
ただ、友だちが不倫にのめり込んでいる場合、「会うたびに不倫相手の話ばかりでもうウンザリ」と思い始めることもあるかもしれません。
そんなときは、そっと距離を置くのがオススメです。
ただ、本当の理由を告げることで2人の仲をこじらせてしまう恐れもあります。仲をこじらせないためにも、「忙しい」、「体調が悪い」といったことを理由に連絡の頻度を減らしたり会う機会を減らしたりしてみてください。
何も、頻繁に連絡を取ったり会ったりすることだけが友だちとの関係を保つ方法ではありませんよね。本当に心から信頼し合える関係であれば、何年も会わない期間があったとしても関係性は変わらないものです。
友だちの不倫話を聞くのがツラいときは、少し距離を置いて様子を見てみましょう。
【その2】ツラそうなときは話を聞いてあげる
結果的に少しの間は距離を置くことになったとしても、彼女が本当にツラそうなときは話を聞いてあげてください。
これが、もうひとつの心がけです。
もしかしたら、彼女はりつこさんにしか不倫の相談をできないのかもしれません。悩みを相談できる相手がいなくなると、精神的な負担が増えて精神疾患につながる可能性もあります。
たとえ距離を置くことになったとしても、たまには連絡を取ったり彼女のSNSをチェックしたりして様子をうかがってあげてくださいね。
まとめ
今回は、「友だちに不倫をやめさせたい」と悩んでいる女性からのお便りを紹介しました。
結局のところ、友だちが不倫から抜け出すためにあなたができることといえば、見守ることだけなのです。ヘタに反対をすると火に油を注ぐことにもなりかねませんので、くれぐれも注意しましょう。
お悩み相談を受け付けています
『PrettyOnline』では、皆さまからのお悩み相談を受け付けています。自分のことや家族のこと、友だちのことなど、何でも構いません。恋愛で悩んでいることがある人は、お気軽にご相談ください。
Writer:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)
Illust:koharu
Edit:PrettyOnline編集部