彼氏との交際が長くなってくると、「このまま彼と結婚してもいいのかな?」と思い始める瞬間が訪れます。「恋愛と結婚は別もの」と断言する人もいるくらいですから、交際に向いている男性と結婚に向いている男性がいても不思議ではありません。では、どんな男性なら結婚してもよいのでしょうか?
今回は、彼が結婚に向いているかどうかを見極めるために、チェックすべきポイントを3つ紹介します。彼氏がいる人も、婚活や恋活をしている人も、ぜひ参考にしてみてください。
結婚に向いている男性を見極める3つのポイント
では早速、彼が結婚に向いている男性かどうかを見極めるためのチェックポイントを3つ紹介します。
【1】自分のことを話すタイプかどうか
1つ目のチェックポイントは、「彼が自分のことをよく話すタイプかどうか」です。これに関しては、あなたのタイプと彼のタイプが似ているかどうかに注目してみてください。
同じ女性でも、自分のことをよく話す人とあまり話さない人がいます。
もしあなたが聞かれてもいないのに自分のことをよく話すタイプであれば、自分が打ち明けるのと同じだけ彼からも打ち明けられたいと思うのではないでしょうか。
反対に、あまり自分のことを話したがらない人は、相手からいろんなことを打ち明けられると自分も打ち明けなくてはいけないような気がするため、聞いてもいないことをいろいろと話されてもあまり喜ばない傾向にあります。
夫婦にとって、お互いの距離感を保つことは思っている以上に大切なテーマです。
「心地いい」と思える距離感が似ている2人なら、長い年月を共に過ごしても適度な距離感を保てるでしょう。
【2】有言実行できる
彼が有言実行できるタイプかどうかをみると、結婚に向いているかどうかを見極められます。
有言実行とは、その名の通り「自分で言ったことは実行する」という意味です。
有言実行を心がけるタイプは、自分で言ったことをがんばって実行しようとします。また、その一方で「できないことは口にしないのが一番」と思っている人も多いことでしょう。
有言実行できる男性が結婚に向いているのは、信頼関係を築きやすいからです。
反対に、有言不実行タイプは信頼関係を築きにくいと考えられます。
たとえば、
「彼はタバコをやめると約束したのに結局また吸っている」、
「今月は節約しようと約束したのに彼が衝動買いをしてしまった」
といったことが頻繁にあると、夫婦の信頼関係を築きにくいですよね。
妻にとって、夫を尊敬できるかどうかは夫婦関係を築く上で大切なポイントです。
結婚するなら、できないことは約束せず、約束したなら必ず守ってくれる男性を選びましょう。
【3】あなたと違うタイプかどうか
最後に紹介するチェックポイントは、あなたと彼のタイプが違うかどうかです。
自分とは違う考え方を示してもらえれば、選択肢がグッと増えますよね。お互いに違った考え方を出し合って話し合える夫婦は、そうでない夫婦よりも問題を乗り越えやすいものです。
2人のタイプを知るために、何かに対して「がんばろう!」と思う理由について、あなたと彼のタイプを考えてみてください。
実は、何かに対して「がんばろう!」と思う理由によって、人は2つのタイプに分かれます。
1つは「これをしたら○○が待ってる。だからがんばろう!」と思うタイプ。もう1つは、「これをしないと○○になっちゃう。だからがんばろう!」と思うタイプです。
心理学では、前者のタイプを『到達欲求型』、後者のタイプを『回避欲求型』と呼びます。
たとえば、
「ボーナスのためにがんばろう」、
「旅行が待ってるから○日までがんばろう」
などと思うタイプは『到達欲求型』です。
反対に、
「残業したくないからがんばろう」、
「できないなんてカッコ悪いからがんばろう」
などと思うタイプは『回避欲求型』だと考えられます。
バランスの良い夫婦になるためにも、結婚相手には自分と違うタイプを選びましょう。
生まれ持った性質は結婚しても変わらない
今回は、結婚に向いている男性を見極めるチェックポイントを3つ紹介しました。
金銭感覚や味覚に関しては、生活スタイルが変わることで少しずつ変わる可能性もあります。しかし、生まれ持った性質に関しては、よほどのことがない限り大きく変わることはないでしょう。結婚相手に向いているかどうかを見極めたいときは、ここで紹介した3つのポイントをぜひチェックしてみてくださいね。
Writer:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)
Illust:5884.