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【嵐山】『Le Bouchon T Masako(ル ブション ティ マサコ)』の洋風おばんざいランチ

【嵐山】『Le Bouchon T Masako(ル ブション ティ マサコ)』の洋風おばんざいランチ

観光客で賑わう、嵐山エリアにある『Le Bouchon T Masako(ル ブション ティ マサコ 以下、ティ マサコ)』。スタイリッシュな雰囲気の中いただけるのは、野菜たっぷりのおばんざいランチ。カフェとしても利用できるこちらをご紹介します。

ル ブション ティ マサコの外観

今回訪れた『ティ マサコ』は、嵐山の中でも『清凉寺』や『大覚寺』が近い、北のエリアにあります。
年中賑わう嵐山ですが、この辺りまで来ると人の流れが落ち着き、のんびりとした雰囲気が漂っています。

落ち着いたトーンの、スタイリッシュな店内

ル ブション ティ マサコの内観

まるでカフェのような外観の『ティ マサコ』ですが、中に入ると、大きな窓から差し込む光が明るく、開放感いっぱい。
2人がけ、4人がけに、大きなテーブルも用意されていて、グループもおひとりさまも気兼ねなく利用できます。

ル ブション ティ マサコのカウンター

キッチンは半オープンになっていて、調理風景を眺めることができます。

ジューッと焼かれる音やおいしい香りがしてきて、待つ間に期待が高まります。

肉メインのセットをはじめ、ベジタリアンにも対応

メニュー表

『ティ マサコ』で提供されるのは、洋風おばんざいが添えられた「ミルフィーユカツ ランチセット」や「本日の気まぐれランチ」など。

食事がメインですが、軽食やスイーツの用意もあるので、カフェのみの利用もOKです。ラストオーダーが16時なので、ランチを食べそびれた時にとてもありがたい!

場所柄外国人の利用が多いことから、内容をアレンジして、ベジタリアンにも対応してもらえます。

ブッダボウルセット
「ブッダボウルセット(ドリンク付)」(1,350円)

こちらは「ブッダボウルセット」。

野菜のおばんざいと、サーモンソテーまたは唐揚げがごはんの上に乗った丼スタイルです。
味噌スープとドリンクが付きます。味噌スープはどのセットにも付きますが、意外や意外、外国人に人気が高いのだとか。

サーモンソテーのブッダボウル

今回は、サーモンソテーをお願いしました。ふわふわで肉厚なサーモンは、程よい脂と塩加減が絶妙!
おばんざいの味がそれぞれ違うので、最後まで飽きずに食べ進めることができました。

ブッダボウルは通常、魚or肉が乗りますが、なしにしてベジメニューに変更することも可能です。

ハンバーグとおばんざい
「本日の気まぐれランチ(ドリンク付)」(1,350円)

こちらは「本日の気まぐれランチ」ですが、メインは日替わり。
気まぐれランチにもおばんざいがしっかりと付き、バランスが良いのもうれしいです。

この時のメインはハンバーグでしたが、カキフライになることもあるのだそう。どんなメインになるかは、その時のお楽しみ!

ミルフィーユカツランチセット
「ミルフィーユカツ ランチセット(ドリンク付)」(1,566円)

「ミルフィーユカツ ランチセット」も人気の高いメニュー。
カツでありながら、噛みやすく食べやすいと、特にご年配の方に評判がいいそうです。
あいだに大葉をはさみ、あっさり味なのも人気のヒミツとか。

添えられるおばんざいは、旬の野菜を使い、彩り豊かになるよう気を配っているそう。

スパイスを使うなど洋風の味付けですが、豆腐など和食の素材も取り入れることで、食べやすく自由な発想のおばんざいを作っているのだとか。
確かにオリジナリティがあるけどなじみのある味で、おいしくいただくことができました。

喜びと驚きのある料理を提供したい

ティマサコのシェフとスタッフ

お店を切り盛りするのは、オーナーでありシェフの田中正子さん(左)とスタッフの黒田由美子さん(右)。

別のオーナーが営業していた『ル ブション トゥネソル』を引き継ぐ形で、2017年1月に田中さんが開業したのが『ル ブション ティ マサコ』。
ティマサコになり数カ月たったころ、黒田さんがスタッフとして加わり、以後一緒にがんばっておられます。
田中さんの「黒田ちゃんにはほんまに助けてもらってる」という言葉の通り、時には黒田さんが新メニューを提案するなどして、二人三脚でお店を守っていらっしゃいます。

しばらくは『トゥネソル』の流れに合わせ、パンを主食として出していましたが、2017年秋からはパンかごはんかを選べるように。その後ごはん一本に絞りました。
冬になり「本日の気まぐれランチ」がスタート。
「正子さんらしい料理が出てきた」と黒田さんは感じたそうで、それからは『トゥネソル』にとらわれることなく、田中さんならではの料理を提供しています。

調理風景

「場所柄、観光客か地元客か、どちらをターゲットにするか迷いましたが、地元客に決めました。地元の方なら、気に入ったら何度でも足を運んでくださるに違いない。料理でお客さんに“わぁ〜”っと驚き喜んでもらいたいし、地元に愛され地域に根づくお店にしたい。ティ マサコに来たらホッとすると言ってもらいたいです。」お客さんと会話をするのが好きな、田中さんらしい想いです。

はじめは苦戦したそうですが、最近は常連客も増えて、ここからが本当のスタートと田中さんは言います。

目指すのは、ハヤシライスなど、昔懐かしの洋食が食べられるお店。
『ティ マサコ』へ行けばいつものあの料理が味わえると、お客さんに安心してもらえるお店にするのが目標なのだそうです。

最後に

LeBouchonTMasako

人出の多いエリアから少し離れただけで、ゆったりとした雰囲気になる『嵯峨小学校』エリア。
そんな中で、田中さんの想いが詰まった料理を味わってみませんか。

●往来の多いエリアから離れたところでゆっくりしたい
●洋食おばんざいのランチが食べたい
●会話を楽しみながら食事がしたい

そんな方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

Writer:デブ子デラックス

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

『Le Bouchon T Masako』
(ル ブション ティ マサコ)

住所
京都府京都市右京区嵯峨天竜寺瀬戸川町17
アクセス
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩約10分
営業時間
11:30~17:00(L.O.16:30)
定休日
火曜日・臨時休業あり
電話番号
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