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今回は、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「玉造駅」1番出口から徒歩約3分の場所にある『可笑的花』に伺いました。
マンションの1階がお店になっていますよ!
店内は友人宅のようにアットホーム
『可笑的花』では、店主の工藤 和美(くどうかずみ)さんがこだわって仕入れた、本格的な中国・台湾茶をいただけます。工藤さん自ら中国や台湾を訪れ、お茶農家さんから買い付けも行っているのだとか!
店内はテーブル席が4つ。
友人宅に招かれた時のような、アットホームな雰囲気を感じます。
実際、常連さんの中には、少しだけと思い立ち寄ったつもりが、ついつい長居してしまう方も多いそう。
夏にぴったり!ひんやり涼しい「本日の氷出し茶」
まずは、暑い夏にぴったりな冷たいドリンクをご紹介。
「本日の氷出し茶」は、日によってお茶の種類が変わります。
取材時は、「文山包種(ぶんざんほうしゅ)」という台湾のお茶でした。
淡い緑色で、新緑の息吹を感じます。グラスもおしゃれで、見ているだけで涼しくなれる一杯ですね!
味は緑茶に近く、飲んだ後に爽やかな香りが広がります。
よく冷えていて、疲れているときにもぴったり!
「台湾茶はクセが少なく、初めての方にオススメです」と工藤さん。
お茶の入口として、「本日の氷出し茶」を飲んでみてはいかがでしょうか?
感じる味は人それぞれ!中国十大銘茶の「明前 黄山毛峰(みんぜん こうざんもうほう)」
続いては中国茶のご紹介。今回は、中国十大銘茶になっている「明前 黄山毛峰(みんぜん こうざんもうほう)」です。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、中国ではよく知られているお茶なのだとか!
『可笑的花』では、一杯のお茶ではなく、茶葉での提供となっています。
茶葉にお湯を注いでいただきます。抽出できる限り、何杯でも楽しむことができます。
感じる味は人それぞれ。どんな味を発見するかワクワクしませんか?
ちなみに私は草原の青葉の香りと、ほんのり自然の甘みを感じました。
お茶にぴったり!主役を引き立てるお茶菓子「中国茶点」
お茶を飲むなら、甘いものも一緒に食べたい!
そんなあなたには、「中国茶点」がオススメ。
日によってメニューが違っており、取材時は「杏仁豆腐」でした。
「中国茶点」の特徴は、主役であるお茶を引き立てるため、あっさりとした味にしていること。
「杏仁豆腐」も甘さ控えめ。そして濃厚な味になっています。
お茶の味を楽しみながら、いただきましょう。
熱い中国・台湾茶とセットで注文すると、200円引きとなりますので、お試しあれ!
紅茶好きにオススメ!紅茶とお菓子のセット「Cream Tea」
『可笑的花』では、紅茶も取り扱っています。
「紅茶が好き!」という方にオススメなのが、英国式紅茶一杯とスコーン2個がセットになったメニュー「Cream Tea」。
英国式紅茶はメニューからお好きなものをひとつ選択。
今回は、世界三大紅茶のひとつと言われている「Keemun(キーモン)」をストレートでいただきました。
スモーキーな香りに、コクのある味わいがたまらない!
スコーンには、バターよりも柔らかくあっさりしているけれど、ホイップクリームより濃厚な「クロテッドクリーム」と「ジャム」を、たっぷり付けていただきます。
甘さたっぷりのスコーンを口に入れ、そのあとで紅茶を飲むと後味すっきり!
落ち着いた店内で、じっくりとティータイムを楽しみましょう。
最後に
小さいころからお茶が大好きだったという店主の工藤さん。
今後の目標を伺ったところ、「お茶の本質を知ってもらい、お茶を愛する人を増やしていきたい」とお答えいただきました。
また、お店では、お茶・文学・中国語教室なども開催されています。
気になる方は、お店のブログをチェックしてみてくださいね!
●本格的なお茶を飲んでみたい!
●中国・台湾旅行の前に、お茶のことを知りたい!
●紅茶が好きで、ティータイムを楽しみたい!
そんなあなたはぜひ、『可笑的花』を訪れてみてください。
Writer:やまじん
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。