以前お届けしたコラム「【男女の違い-基本編-】彼氏への「何で?」を減らしたい女性は必見」は読んでいただけましたでしょうか。今回は『男女の違い-応用編-』をお届けします。
今回のコラムでお伝えするのは、男性が「放っておいてほしい」と思う2つのシーンです。つい世話を焼きたくなる女性も多いシーンですので、思い当たる人はぜひ参考にしてみてください。
男性が「放っておいてほしい」と思うシーンとは
では早速、男性が「放っておいてほしい」と思うシーンを2つ紹介します。
【1】仕事が忙しいとき
1つ目のシーンは、仕事が忙しいときです。
男性は女性ほど器用ではないため、仕事が忙しいときは仕事以外のことにまで気が回りません。
中には、「トイレに行く暇があったら連絡くらいできるでしょ!」と思う女性もいますよね。しかし、男性の場合は、本当に仕事が忙しい時期であれば「トイレに行く数分だけが気を抜ける時間」という状況も十分にあり得ます。
彼氏に対して
「最近ちょっとそっけない気がする」、
「夜にならないとLINEが来ない」
などと感じたときは、もしかしたら仕事が忙しい時期なのかもしれません。
仕事中にもかかわらずしつこく連絡をすると、彼に「うっとうしい」、「重い」などと思われる可能性もありますので注意しましょう。
【2】落ち込んでいるとき・悩んでいるとき
2つ目のシーンは、落ち込んでいるときや悩んでいるときです。
女性の場合、何か悲しい出来事があったときや仕事でミスをして落ち込んだときは「誰かに話を聞いてほしい」、「1人で居たくない」などと思う人が多いですよね。
一方、こういった状況に陥った男性には
「1人で居たい」、
「そっとしておいてほしい」
などという正反対の心理が働きます。
というのも、そもそも男性は会話に共感を求めていません。男性が会話に求めるのは、解決なのです。そのため、「誰かに話したところで問題を解決できるワケではない」と思った男性は、自分の中で解決策を見いだすまで1人でじっくりと考えます。
また、女性は自分の考えを言葉にして話すことで頭の中を整理しますが、男性は逆です。男性は黙ってボーッとすることで頭の中を整理します。これは、男女で脳の働き方が異なるからです。
このように、自分の気持ちを整理する方法は男女で異なります。
彼氏から
「ちょっと1人になりたい」、
「しばらく放っておいてほしい」
などと言われたら、彼の言うとおりにしてあげましょう。
「私だったらこうされたい」を基準にするのはNG
今回は、男性が「放っておいてほしい」と思うシーンを2つ紹介しました。
たとえ価値観や年齢、育った環境などが似ている彼氏でも、男女で心理や脳の動き方は異なります。「私ならこうされたいからきっと彼も喜ぶだろう」と思うことが、実際には嫌がられるかもしれません。
とはいえ、中には女性と同じように、話をすることでストレスを発散するタイプの男性もいます。いざというときに焦らないよう、何でもないときにさりげなく彼のタイプを探ってみてくださいね。
Writer:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)
Illust:5884.