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メイクをしてもどこか表情が暗い……そのお悩みの原因は、クマのせいかもしれません。
クマを消す=コンシーラーと単純に考えてしまいがちですが、その発想はちょっぴりNG。
クマ隠しには、クマのタイプ別のメイク方法があります。
自分のクマタイプを知り、正しいクマ隠しメイクで、明るくて華やかな目元を作りましょう。
まずは自分のクマのタイプをチェック!
クマの隠し方を学ぶ前に、自分のクマが何タイプなのかをチェックしましょう。
クマのタイプチェックのやり方
(1)人差し指の腹をクマの真下に置く
(2)皮膚の表面だけが動くよう意識し、優しく下に引く
クマの変化の仕方で、クマタイプが判別できます。
◆クマが動かなかった……皮膚下静脈が血行不良=青クマ
◆クマが薄くなった……皮膚のたるみが解消されクマも伸びた=黒クマ
◆クマが同じだけ移動した……皮膚が色素沈着を起こしている=茶クマ
メイクによるクマの隠し方は、タイプにより異なります。
必ず事前チェックをしましょう。
クマのタイプ別!基本のクマの隠し方
クマのタイプによって、クマ隠しメイクの方法は変わってくる、と事前にお伝えしましたが、主に変わってくるのは使用するカラーです。
メイクはお絵かきと一緒、とよく言われます。
クマを隠すメイクも絵を描く絵の具と同様、色味の調節をすることで目立たなくできるのです。
◆青→赤やオレンジを足して肌色に
◆黒→白で黒をなるべく消してから黄色やオレンジ、赤を足す
◆茶→黄色を足す
ただし、クマのタイプによってポイントも違ってくるので注意が必要です。
メイクを使った青クマの隠し方
青クマを隠すのに使うカラーは、赤やオレンジといった血色の良いカラーです。
(1) ファンデーション下地を目の下に丁寧に塗り込む
(2)赤系のコントロールカラー(赤リップやチークでも可)をクマの上に薄く乗せ、指でポンポンと叩いてなじませる
(3)コンシーラーをクマのライン〜下まぶた全体へ放射線状に伸ばし、同じく指で叩くようになじませる
(4)リキッドファンデーションを塗る、この時、スポンジではたくと自然に
(5)パウダーを筆を使って目の下に丁寧に塗る(筆を使うと粒子がリキッドファンデーションの隙間に入りやすいため、よれ防止につながる)
青クマは疲れや寝不足による血行不良によるもの。
メイク前にホットタオルやマッサージで血行をよくしておくと、より、クマを目立たなくできるでしょう。
メイクを使った黒クマの隠し方
黒クマの原因は、加齢による目の下のたるみや涙袋の影です。
白系で影を目立たなくした後、自然な肌色に近づけていきましょう。
(1)ファンデーション下地を目の下に丁寧に塗り込む
(2)ホワイトのコントロールカラーをクマの部分だけにドット塗りをし、ぽんぽんとなじませる
(3)自分の肌より少し濃い色のコンシーラーを下まぶた全体に塗り、同じく指でなじませる
(4)リキッドファンデーションをコンシーラーとなじませるように薄めに塗る、スポンジを使うのがオススメ
(5)パウダーを目の周りから頬骨のあたりまで大きくはたく
黒クマさんは、ハイライトを下まぶたのアイメイクに使わないようにしましょう。
白が陰影を作り出す原因となってしまいます。
メイクを使った茶クマの隠し方
茶クマは一番肌色に近いので、イエロー系のカラーコントロールがオススメです。
1.ファンデーション下地を目の下に丁寧に塗り込む
(1)明るい黄色のコントロールカラーを放射線状に伸ばし、指で叩いてなじませる
(2)コンシーラーを茶クマのラインの上で乗せ、軽く肌となじませる
(3)リキッドファンデーションをスポンジにとり、ポンポンとコンシーラーとなじむようにたたく
(4)パウダーをまぶた全体にはたく
茶クマは比較的メイクで隠しやすいクマですが、色素沈着のため、根本の解決が難しいクマです。
日頃から保湿を欠かさず、目の下の皮膚をいたわるようにしましょう。
全メイク共通!クマが消えたあとハイライトは使いすぎない
クマは光で消す、ともよく言われていますが、光ができると影もできてしまいます。
せっかくクマが消えても、ハイライトを使いすぎると、クマを再び強調してしまう可能性も。
ハイライトをアイメイクに取り入れる場合、下まぶたの目頭から目尻までを範囲とすることで、自然でクマの目立たない明るさを強調できるでしょう。
メイクでクマを隠して、元気で明るい目元に
クマがあると、顔色も暗くメイクカラーも映えにくくなります。
自分のクマにあった正しい対処法で、明るく元気な女性らしさを演出しましょう。
Writer:あすなろ