目次
同じメイクをしても、眉毛によって、「かわいい」、「キレイ」、「かっこいい」と印象が大きく変わります。
ところが、そんな大事なポイントである眉毛を「上手に書けない」と嘆いている女性も、多いのではないでしょうか。
今主流のハッキリとした濃い眉毛は、ごまかしや失敗が目立ちやすいもの。
美眉へのハードルは、上がっていくばかりです。
ここでは、
◆美しい眉毛を書くための道具
◆眉毛の整え方
◆美しい眉毛の基本の書き方
について、ご紹介します。
正しく美しい眉毛の書き方を知ることで、自分の印象を自由自在にチェンジすることができますよ。
眉毛の書き方を学ぶ前に。美眉メイク道具を揃えよう!
「理想の形の眉毛がある!」、「すぐにメイクにとりかかりたい!」
気持ちはわかりますが、美しい眉毛を書くのには正しい道具が必要です。
◆眉用カミソリorシェーバー
◆スクリューブラシ
◆アイブロウペンシル
◆眉バサミ
◆アイブロウパウダー
まずは最低限、この5つを揃えましょう。
下の眉バサミと眉用カミソリorシェーバーは、メイクのたびに使うものではありませんが、眉毛の形を整えるのに必要です。
アイブロウペンシルは繰り出し式がオススメ。
鉛筆タイプよりも芯が柔らかく、自然な眉毛を書きやすくなります。
美しい眉毛の基本は眉カットから
眉毛を美しく書くポイントは、自眉毛の形で決まります。
眉毛をカットし、美しい眉毛が書きやすくなるように整えましょう。
なりたい眉毛の形を書き出そう
眉毛カットは、理想の眉毛の輪郭を実際に書くことから始まります。
眉毛の形によって印象が大きく変わるため、あらかじめどんな自分になりたいかイメージをしておくと良いですよ。
◆かわいい系=アーチ型眉
◆キレイ系・クール系=角度のゆるいへの字眉
◆韓国系、オルチャン系=直線の太い眉
細かい部分まで書き込む必要はなく、あくまで輪郭のみでOKです。
私のように自眉毛が少ない人は、輪郭内の空白部分が多くなりますが、メイクで埋められます。
心配しなくて大丈夫ですよ。
【POINT!】
先に眉山と眉尻の場所に点を打ち、眉頭→眉山の点へ、下眉頭→眉尻に向けてやわらかな曲線で眉毛を書くと、書きやすいのでオススメ。
眉毛の形が仕上がったら、スクリューブラシで梳かし、眉毛を整えます。
続いて、理想の眉毛の輪郭から外れた眉毛部分だけをカット&剃っていきましょう。
理想の眉毛の輪郭が上手に書けない、という人は、眉毛テンプレートを使うのがオススメですよ。
さらに、眉毛の輪郭の中に残った自眉毛をスクリューブラシで上から下に梳かします。
眉毛の輪郭からはみ出た毛の先端を切り、眉毛カットは終了です。
美しい眉毛の基本の書き方
理想の眉毛の形が決まったら、いよいよ本番メイクです。
どのタイプの眉毛も、基本の書き方や順番は同じでOK。
【1】スクリューブラシで地眉毛を整える
まず最初に、スクリューブラシで眉毛を整えましょう。
あらかじめ毛流れをきれいにしておくことで、眉毛が書きやすくなります。
【2】書き出しは眉山、眉尻からスタート
続いて使うのは、アイブロウペンシルです。
自眉毛の形に沿って、眉山と眉尻のラインを決めます。
この時、眉尻の長さに注意しましょう。
理想は、口の端から目尻までの延長線です。
一昔前は、小鼻〜目尻の延長線上がベスト、と言われていましたが、今は短め眉毛が主流とされています。
【3】眉毛全体の形を整える
さらに、次はアイブロウパウダーを使います。
【1】で書いた、眉山と眉尻とのラインにつながるように、下眉毛と上眉毛を書き足していきましょう。
この時、おおざっぱにパウダーを塗ると、あっという間に太すぎる眉になってしまいます。
あらかじめアイブロウペンシルで薄いラインを書いておくと、理想の形からはみ出にくくなりますよ。
【4】眉頭を作る
アイブロウパウダーで上眉と下眉のラインが出来上がったら、眉頭を整えます。アイブロウパウダーをポンと一回、眉山の上に置きましょう。
それから指を使い、眉毛になじませるように伸ばしていきます。
その後、指で眉頭の毛を縦に起こすことで、ナチュラルな眉毛が仕上がります。
これでナチュラルで美しい基本の眉毛が完成です。
眉毛の書き方ひとつで、印象が大きく変わる!
眉毛を美しく書くことで、垢抜けた印象になります。
さらに眉毛の形ひとつで、かわいい、キレイ、かっこいいなど、メイク全体の印象も大きく左右されるのです。
「前髪で隠れがちだから」、「目立たないから」と眉毛メイクは手を抜いてしまいがち。
しかし、美しい眉毛の書き方をマスターすることで、メイクがもっと楽しくなるはずですよ。
Writer:あすなろ