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すっぴん+リップだけでも、きちんと顔に大変身。
リップがもたらす影響は大きく、顔全体のイメージを左右するといっても過言ではありません。
つまり言い換えれば、選ぶリップを間違えれば、なりたいイメージから遠ざかってしまうかも!?
ここでは、リップの種類と、なりたい顔・イメージ別のリップの選び方についてご説明します。
リップの種類とタイプの違いを知ろう
【1】リップの種類
顔の印象を左右するリップメイク。
ひとことにリップといっても、リップには4種類あります。
◆リップ
◆リップクリーム
◆ティント
◆グロス
【2】リップのタイプ
さらに4種類のリップには、それぞれ「タイプ」が存在します。
よく聞く、「ツヤ系」、「マット系」などが、タイプの説明です。
◆ツヤ系(セミツヤ、グロッシー)
グロスと口紅の中間に近い。グロスほどではないが、それなりにぽってりした印象に。
◆シアー系
元の唇の色をいかすような、ナチュラルな色づき。濃いメイクはしたくないけど、きちんと感を出したい時に。
◆マット系(セミマット、クリーミーマット、パウダリーマット)
発色が高く、カバー力も◎。ツヤ感が少ないため、唇を強調したいメイクにピッタリ。
◆メタリック系
ラメや光を反射させるパールが入っており、角度を変えるとキラキラと輝いて見える。パーティーにも◎。
リップを色のみでチョイスする人も多いですが、色と同じくらい重視したいのがリップのタイプなのです。
同じリップでもタイプが違うと、全く別のリップのように感じるはずですよ。
「なりたいイメージ」に近づけるリップ選び
キレイ系、可愛い系、かっこいい系、自分のなりたいイメージははっきりしていますか?
イメージに近づく手段として、メイクが一番手っ取り早い方法です。
中でもリップタイプをおさえることでメイク全体の方向性も見え、なりたい顔に近づきやすくなります。
あなたのなりたいイメージに近づけるのはどんなリップなのか、ご紹介します。
秋冬系は《グロスタイプ》
秋冬にヘビロテするブラウン系のカラー。
魔女みたいにならないか心配……そんな人は、グロスでチャレンジしてみてください。
ぷっくりとした潤いがブラウンの暗さを曖昧にし、暗すぎず落ち着いた印象を作ります。
大人かっこいい系・クール系は《マットタイプ》
クール系でかっこいいテイストを演出したいのなら、断然マットタイプがオススメ。
さらに、肌色に近い色をチョイスすることがポイント。
落ち着いた大人のかっこよさを演出します。
セクシー系は《ツヤタイプ》
セクシー系=ぽってり赤いマットリップ、と思う人も多いのではないでしょうか。
間違いではありませんが、よりファッションにも合わせやすいツヤ系リップの方がオフィス使いもしやすく、さりげないセクシーさを演出できます。
ツヤタイプの中でも「グロッシータイプ」と呼ばれる、グロスに近いものが唇を強調し、女性らしさをアップさせるためオススメです。
こなれ感・個性的は《マットタイプ》
メイクでちょっとこなれた雰囲気を出したい、個性を演出したい、そんな人はマットリップをチョイスしましょう。
今季流行りのマットリップは、それだけでオシャレ度が上がります。
唇を引き締めたぶん、他メイクはちょっと薄めにして引き算をするのが、メイク上級者のおしゃれテクニックです。
ナチュラル上品系は《シアータイプ》
年代を問わず、万人ウケするのはやっぱりナチュラル系です。
ナチュラルで上品な魅力を演出したいなら、シアー系がマスト。
自然でいやみのない発色に清潔感があり、好印象を与えます。
ピンク系カラーを選べばキュートナチュラルな印象に、ベージュ系を選べば抜け感が魅力の大人ナチュラルな印象にと、扱いやすいタイプです。
自分に似合う色がわからない!似合うリップの見つけ方は?
なりたいテイストでリップを決めよう、と言われても、理想と現実がマッチするかはわからないですよね。
例えば筆者は低身長の丸顔、童顔ですので、「クール系になりたい!」といっても、肌色に近いカラーのマットリップは似合いづらい顔つきです……。
しかし、リップの色味を変えたら?
似合うマットテイストも出てくるはずですよね。
似合うリップは、肌の色で確認しよう
自分に似合うリップの見つけ方は、肌の色で決まります。
自分の腕の内側を見てみましょう。
腕の内側の血管の色で、自分に似合うリップカラーを見つけられます。
◆血管が青(ブルーベース)=青みが入った色、濃いレッドやくすみピンク、ローズレッドなどが似合いやすい
◆血管が緑(イエローベース)=明るめのオレンジが入った色、コーラルピンク、アプリコットなどが似合いやすい
イエローベースの童顔さんがクール系を目指したいのなら、アプリコットのマットタイプなどを選べばリップが浮かず、全体のイメージになじみやすい、ということですね。
好みのリップタイプが自分のなりたいイメージと結びつかない場合、自分に似合うカラーを混ぜて、なりたいイメージに近づいていきましょう。
リップタイプでなりたい顔に近づこう
リップは思いの外よく見られる場所です。
それだけ、顔の中で相手の印象に残るパーツともされています。
リップづくりが、周りからのあなたの印象を左右するかもしれません。
正しいリップ選びで、なりたい自分に近づけたら良いですね。
Writer:あすなろ