2017年にオープンした、『大阪天満宮』参道から徒歩3分の場所にあるギャラリー&カフェ『サロンモザイク』。
旬のアーティスト作品を眺めながら、お茶を楽しめます。気に入った作品があれば、購入することも可能です。感性を刺激するカフェタイムはいかがでしょうか。
古書店から引き継ぐ空間とコーヒー
ギャラリー空間に溶け込むようにあるカフェスペースは、タイル張りのカウンターが印象的。人数によってはテーブル席も準備可能です。
前店『映画関連古書店 駒鳥文庫』をそのまま受け継いだ場所に、アートを吹き込んだ空間になっています。小さなスペースのカフェとギャラリーですが、その分近い距離感で作品を見ることができます。
「コーヒー」(400円)も古書店時代から引き継いだ「ニブラブレンド」を使用。
店内で一杯ずつ豆を挽いた、香り高いコーヒーを提供してくれます。
他には「カフェオレ」(450円)、「オーガニックティ」(600円)、「ティーソーダ」(500円)、「ロイヤルミルクティ」(600円)などドリンクメニューが充実。
アルコールも常備しているので、軽く一杯から楽しめますよ。(季節によってメニューに変動あり)
フードメニューは企画展とのコラボがメイン。ケータリングシェフが作るオリジナルスイーツや軽食は、期間限定なので試してみたいところ。
店外は喫煙もできるベンチスペースを設置しています。灰皿の設置はないので、吸われるときは携帯灰皿を持ってきてくださいね。
天気がいいときは、外でドリンク片手に、アート作品を楽しむこともできます。
大きな窓と扉からでも、展示作品が見える開放的なスペース。作品はSNSなどで投稿可能なので、インスタ映えもバッチリですよ。
旬の作家に会えるギャラリー
国内外で活躍するアーティストを企画するのは、業界に詳しい店主・コタニカオリさん。
自身も作家として活躍していた経験から、作家をサポートする側に転身。ギャラリーマネージャーや大学助手を務められたあと、縁がありこの場所でお店をオープンしました。
作家やアートをもっと身近に感じて欲しいと、絵だけでなく、ガラスや金属工芸、写真、テキスタイルなど、さまざまな企画をしています。
コタニさんがセレクトした若手アーティストの展示は、どれも一見の価値あり。展示期間にアーティストが在廊していれば、直接お話しできるかも。
2019年9月は世界を股にかけるペインターのソロ企画
2019年9月に開催されていたのは『takarabako』と題したペイント作品で、アーカイブ&新作を展示。国内外で活躍するペインターユニット『WHOLW9(ホールナイン)』simo氏ソロ企画です。
大手企業のCMやオフィスアートも手がける実力派若手アーティストとあって、鮮やかな作品が並びます。
simo氏は2019年10月に開催されるアートフェア『UNKNOWN/ASIA』にも出演予定なので、見逃した方は『グランフロント大阪』へ足を運んでみてくださいね。
10月からは兵庫県で活躍するアーティスト田岡和也さんの展示会
10月4日より田岡和也さんの『サロンモザイクへ出張、兵庫景。(おまけ付き)』を開催予定。
普段は兵庫県内で活躍しているアーティストが、大阪で展覧会をするレアな企画です。今回は特別に、大阪天満宮周辺を描いた作品も展示されます。
今後の展覧会も含めて興味がある方は『サロンモザイク』のホームページやインスタグラムからチェックしてみてください。数週間単位で入れ替わるアーティスト企画や、限定メニューの情報をチェック。
まとめ
アートを美術館以外で触れる機会は、なかなか少ないものです。こちらのお店はふらりと訪ねて作品を楽しむことができます。
店主のコタニさんが出迎えてくれるので、アートに慣れていない人でも大丈夫。
東梅田駅から一駅の立地も嬉しいですね。
●芸術が気になる
●気軽にアートを楽しみたい
●旬のアーティスト作品とお茶を楽しみたい
そんな方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Writer:林 小夏
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。