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クマが気になる、ニキビ痕が目立つ、赤ら顔……お肌の悩みはそれぞれです。
サプリメントや食事改善で治せれば良いですが、今すぐになんとかしたいお肌の悩みもあることでしょう。
そんな時、便利なのがコントロールカラーです。
お肌の悩みを解決し、理想の美肌を手に入れることができます。
ここでは、コントロールカラーの正しい使い方や、選び方、注意点などをご紹介します。
コントロールカラーとは?
コントロールカラーとは、ファンデーションの下に塗りメイク後の肌色を調節する化粧品です。
肌にある赤みや黄みといった色の悩みを別のカラーで相殺してしまおう、というのがコントロールカラーの役割だといえます。
「たかがクリーム状の下地を塗っただけで、そんなに大きくは変わらない」と思う方もいることでしょうが、コントロールカラーには使うことで生じるメリットがたくさんあります。
◆クマ、赤ら顔、血色の悪い、シミ……肌悩みを全て隠せる
◆ファンデーションが薄付きで済む
◆化粧崩れを防ぐ
◆ほうれい線、目の横のシワを隠す
◆ファンデーションの肌へのダメージを減らす
ざっとあげただけで、これだけのメリットがあります。
デメリットを考えるとすると、使わないよりコストパフォーマンスが増す、くらいでしょうか。
肌の色味などに少しでも悩みを抱えている方は、使わない手はないのです。
コントロールカラーとコンシーラーの違いは?
コントロールカラーとコンシーラー、どちらも肌の悩みをピンポイントで隠すアイテムです。
その違いは、
◆コントロールカラーは薄付き&顔全面に使える
◆コンシーラーは厚塗り&ピンポイントで使う
という役割です。
それぞれ逆の使い方をしますが、コンシーラーとコントールカラーは重ね塗りで使う場合もあります。
その場合、コントロールカラー単品で使うよりも、コンシーラーのカバー力が合わさることで、単品使いよりもしっかり気になるポイントを隠せるでしょう。
コントロールカラーの選び方
コントロールカラーは、自分の肌の状態を見てカラーを決めます。
カラーはおおまかにわけると、
◆ピンク
◆ブルー
◆パープル
◆グリーン
◆イエロー
の5色展開が多いようです。
それぞれの役割を知り、自分の肌にぴったりのカラーを見つけましょう。
《ピンク》のコントロールカラーの効果
ピンクは
◆青白い肌
◆血色の悪い肌
◆女の子っぽいメイクをしたい
方にオススメです。
血色をよくする効果があり、女性らしくふんわりとした雰囲気を作れます。
もともと赤みのある方が使用すると、赤ら顔になってしまうので注意してください。
《ブルー》のコントロールカラーの効果
ブルーは
◆黄色い肌
◆赤ら顔
◆肌に透明感を出したい
◆美白メイクをしたい
方にオススメです。
顔全体が白っぽい印象になり、ファンデーションを重ね塗りすることで肌ツヤが生まれます。
塗りすぎると青白い人になってしまうので、気を付けましょう。
《パープル》のコントロールカラーの効果
パープルは
◆赤ら顔が気になるけど、そこまで白くしたくない
◆ちょっと青白いけど、そこまで赤くしたくない
◆地肌っぽい血色感がほしい
という方向けです。
ピンクとブルーの中間といった感じで、ピンクとブルーのどちらか迷う方は、パープルを選ぶのがオススメ。
《グリーン》のコントロールカラーの効果
グリーンは
◆肌の凸凹、毛穴が気になる
◆黒ずみを消したい
◆赤ら顔
◆ニキビ跡が気になる
といった方にオススメです。
ブルーと役割がかぶる部分もありますが、より細かい色味調整に特化しています。
小鼻など赤みがとくに気になる部分に使うのが良いでしょう。
《イエロー》のコントロールカラーの効果
イエローは
◆クマが気になる
◆肌のくすみ、色むらを消したい
◆色黒・地黒
という方にオススメ。
週末など、疲れて肌がくすんでいる時に使用すると良いですよ。肌の色が明るく健康的な印象になり、それでいてツヤ感を生むため、若々しい印象を与えます。
また、色黒の人が美白を目指す場合、つい青や緑を使いたくなってしまいますが、より自然な肌色になれるカラーです。
コントロールカラーの順番は化粧下地の次
コントロールカラーを塗るタイミングは、化粧下地の次になります。
基本的な順番としては
洗顔→化粧水→乳液→化粧下地→コントロールカラー→ファンデーションです。乳液までの段階で保湿をしっかりしておくことで、より、ファンデーションの付きがよくなり、コントロールカラーの持つメイク崩れ防止効果もアップします。
コントロールカラーの塗り方
ポイント塗りがオススメ!
コントロールカラーは全体で塗る方法と、ポイントで塗る方法がありますが、
ひとつひとつの問題を解決できるポイント塗りがオススメです。
◆顔全体が赤い
◆顔全体が色白
など、悩みがひとつくらいしかないのであれば、全体塗りでも問題ありません。
しかし大抵は、クマが気になったり、赤いところは一部分だったり、シミが片方の頰だけにあったりと、肌の上で様々な悩みを抱えているのではないでしょうか。
そのため、塗り方は下記のような部位別にカラーを変えて塗るようにします。
(1)クマには黄色を、赤みがある部分にはグリーンやブルーをといった風に、部分的に塗る(それぞれパール半粒分くらい)
(2)指で手早く、輪郭の外側(顎下や耳たぶ下)まで長く伸ばしていく
(3)それぞれの色の境目を消すようにスポンジで軽く叩く
画像通りのカラーに塗る必要はなく、自分の気になるカラーを適所に塗るようにしましょう。
コントロールカラーは塗り方を間違えると、顔と首に色の差がはっきり出てしまうことがあります。
そうすると厚塗り感が出てしまうため、なるべく首までのばして境界線をなくすようにしましょう。
コントロールカラーで簡単に美肌を手にいれよう
肌の美しい人は、それだけで美人な印象を与えます。
コントロールカラーを使うことで手軽に美肌を手に入れ、肌の悩みと素早くさよならしましょう
Writer:あすなろ