『ミーナ京都』は、阪急「京都河原町駅」から徒歩約6分の場所にある商業施設。
もともと『ユニクロ』が入っていましたが、このたび地下1Fから地上3Fまでの、『ユニクロ 京都河原町店』として生まれ変わりました。
「正式名称は京都河原町店ですが、“京都ゆにくろ”の愛称で親しんでいただければ」と、同店の橋本秀人店長。
京町家をイメージした店内
店内は格子モチーフや石畳風タイルなど、京都の町家をイメージ。また、河原町通りに面した入り口からは、京都で約200年続く「京ちょうちん」の『小嶋商店』が制作した提灯のオブジェを見ることができ、新たな待ち合わせスポットとしても活躍しそうです。
『ユニクロ』と言えば真っ赤なロゴを思い出しますが、こちらのお店のメインカラーは藍色。これは京都伝統の藍染めをイメージしています。店内の広告物も『京都ゆにくろ』仕様。「くるり」の岸田 繁をはじめ、京都で活躍する方々が登場しています。
『京都ゆにくろ』ならではの見どころも。3Fには、広告に登場した人々の作品や日々の活動を紹介する、「京都スペシャル」ほか、同店だけの特設コーナーが登場。こちらはシーズンごとに展示替えされる予定で、旬の京都の魅力を知ることができます。
その場で自分だけのオリジナルTシャツを作ることができる!「UTme!」
B1FではユニクロのTシャツ「UT」を販売。通常店舗では春夏シーズンのみの販売ですが、こちらでは年間を通じて展開しています。オリジナルのTシャツやトートバッグを作ることができる「UTme!(ユーティ ミー)」が関西初登場!
備え付けのタブレットで専用アプリを使用して、好きな写真や自分が書いたイラストなどを使ったオリジナル「UTme!」を作ることができます。
『京都ゆにくろ』限定の、京都を代表する酒蔵や京都在住の書家の作品などのスタンプなどを使って、その場でデザインすることが可能。かわいいキャラクターのスタンプなどもそろっています(一部有料スタンプ有り)。
「UTme!オリジナルベーシックT」(S:1,990円、L:2,490円〜)、「ミニトートバッグ」(1,990円〜)など、気軽に作ることができる価格です。
他にも好きなメッセージを入れたり、その場でイラストを描くこともできるので、自分だけの1枚を作ってみてはいかがですか。プレゼントにしても喜ばれそうですね。
さらにオープンを記念して、寺町にある手木版和装本の出版社、『芸艸堂(うんそうどう)』の木版画からデザインを抜粋し、『源氏物語』をイメージした「The Tale of Genji」と「江戸浮世絵コレクション」(各1,500円)の「UT」が先行販売されています(全国発売は12月頃を予定)。
フルラインアップならではの品ぞろえ
こちらは通常の『ユニクロ』としても使い勝手良し。取扱商品は、カラーやデザインなどフルラインアップ。『ユニクロ』で販売している全ての商品がそろっているのだとか。
1Fには季節のメイン商品やセール品などが並んでいます。女性用アイテムはB1F、1F、2Fの3フロアに展開。なかでも2Fは、カジュアルからキレイめのビジネススタイルまでが1フロアにそろっているので便利です。
以前より広くなった、キッズのフロアは3Fに。サイズごとに商品を陳列するなどの工夫もされているので、広いフロアでストレスなく、楽しくショッピングができそうですね。
『京都ゆにくろ』が目指すもの
11月21日に開かれたメディア向け内覧会には、『株式会社ファーストリテイリング グループ』の桑原尚郎上席執行役員も登場。さらに同店の広告にも登場した、『本家尾張屋』16代目の稲岡亜里子氏、銭湯活動家の港 三次郎氏のトークショーも開かれ、京都への思いなどが語られました。
新しい店舗でやりたいことに関して、桑原尚郎上席執行役員は、「京都は伝統と革新がそろう学びの多い街」とし、「オープン後も地域の方とつながって、連携を深めて、手本となる店を作っていきたい」と語りました。京都から発信される新しい『ユニクロ』に注目です。
最後に
京都の繁華街、河原町にある『京都ゆにくろ』。交通の便も良いので、通勤や散策のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
●『ユニクロ』愛用者である
●京都ならではのお店が大好き
●オリジナルアイテムを作りたい!
そんな方はぜひ、『京都ゆにくろ』へ行ってみてくださいね。
※記事内の価格はすべて税抜
Writer:二木 繁美
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。