『別格』は、阪急電車「烏丸駅」から徒歩5分。
繁華街から少し離れた百足屋町(むかでやちょう)にあります。
この辺りは、祇園祭の南観音山の鉾が立つ場所。お店の雰囲気もまるで京町家のような佇まいです。
こだわりの材料と名水使用の“別格”な食パン
食パンには「おたべ」にも使用している名水「瓜割の水(うりわりのみず)」を使用。「瓜割の水」は、福井県若狭町の瓜割の滝から湧き出ていて、ミネラル成分のバランスが良く、日本名水百選にも選ばれた名水です。その名水に独自製法のきめ細やかな小麦粉をあわせた、普通よりちょっと“別格”な食パンです。
食パンは2種類
販売されている食パンは2種類。「たなびき」は、ミルキーな国産バターと生クリームを使用したプレーンな食パン。空にたなびく雲のように、やわらかで真っ白なところから「たなびき」の名前が付きました。
まろやかな味わいの「瓜割の水」を使用することで、よりしっとりとなめらかになった生地は、ほんのりと甘く、耳までやわらか。そのままちぎって食べるのがオススメです。
「毎日飽きずに食べられるように」と作られた「たなびき」は、クセがなく、プレーンで飽きのこない味。そのまま食べてもいいのですが、オリーブオイルに塩を加えたものや、ハチミツをつけるとおいしいですよ。さらにトーストすると香ばしさも引き立ちますので、いろいろな食べ方をお試しあれ。
もう1種類の「かぐわし」は、オーストラリア産の「サンマスカットレーズン」がたっぷり練り込まれたレーズン入り食パン。1日20~40本の数量限定販売です。
生地は「たなびき」と同じですが、「サンマスカットレーズン」が加わる事により、「たなびき」とはまったく違う印象の味に。ジューシーで甘酸っぱい「サンマスカットレーズン」と、やさしい甘みのパン生地の相性もマル。文字通りかぐわしい香りの食パンです。
ビジュアルも京都を意識
まるで京町家のような店舗。中の照明はイタリア製で、内装は京都にふさわしい、エレガントな和を表現。 店舗の奥はパンを焼くスペースになっており、棚には焼きたての食パンが並びます。
食パンが入る紙袋にもこだわりが。白地に黒と金の紙袋に、書家が描いたという「別格」の文字が映えます。京の街並みにあうように、シンプルにデザインされたのだそうですよ。
最後に
和菓子のように繊細な口当たりの『別格』の食パン。今後は「おたべ」のあんを使用した食パンも登場予定なのだとか。楽しみですね! 『別格』の食パンはやさしい甘さ。一口頬張ると、思わずどんどん食べ進めてしまうほどの美味しさです。
●食パンが大好き
●素材にこだわったパンが食べたい
●京都っぽい素材に惹かれる
そんな方は一度、『別格』の食パンを味わってみてください。
※記事内の価格はすべて税抜
Writer:二木 繁美
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。