2012年、桜川にあった小さな古民家を改装してオープンしたカヌレ専門店『カヌレ堂 CANELÉ du JAPON(カヌレドウ カヌレ ドゥ ジャポン)』。そのおいしさが評判を呼び、現在では長堀橋と中之島にもお店を構える人気店となりました。
今回ご紹介するのは桜川店。カヌレが描かれたのれんと、木に掛けられた「OPEN」の看板が目印です。
テイクアウト専門の小さなお店
桜川店は、カヌレが入ったショーケースだけでほとんど一杯になるほど小さなお店。お客さん1人でも満杯になってしまうので、オーダーし終わったら外で待つのがルールです。
定番のフレーバー6種類と季節によって変化する2種類の、合計8種類。ひょいとつまんで食べられる、ひと口サイズの小さめカヌレです。
ショーケースの横には、『カヌレ堂』オリジナルグッズがずらり。カヌレが描かれたかわいらしいグッズの数々に、思わずときめきます。
中でも「くつした」は、1950年から靴下を作り続けている奈良の靴下工房『NISHIGUCHI KUTSUSHITA』が手がけたもの。かわいいのはもちろん、履き心地のなめらかさもたまりません。
また、カヌレと一緒に楽しみたいオリジナルコーヒーも販売。大阪・玉造の人気コーヒー店『HIROFUMI FUJITA COFFEE』が『カヌレ堂』のためにブレンドしたドリップバッグで、5個セットならすてきな巾着に入れてもらえます。
見目麗しいカヌレたちをご紹介
フランス・ボルドーの伝統の味を踏襲しながら、黒糖や抹茶、ほうじ茶、栗など、日本のエッセンスを盛り込んだカヌレたち。まるでケーキのようにデコレーションされ、なんとも愛らしいルックスです。
こちらは左上から時計回りに「珈琲」、「黒糖くるみ」、「あんず」、「抹茶あんこ」、「しろ」、「ほうじ茶」。
そしてこちらが季節の味2種類。左が「栗」、右が「キャロットエピス」です。季節の味は、四季を味わってもらいたいという想いから毎月1日にお目見え。こちらの2種類は11月のお味でした。
カヌレはオーブンやトースターで少し温めるとおいしく食べられる、と言われていますが、『カヌレ堂』のカヌレは常温でOK。むしろ常温でこそおいしさが引き出されるとのこと。ひと口食べてみると、外側のカリッと感はしっかり残しながら適度にやわらかく、対して中はむっちり。常温でも絶妙な食感をキープしています。
10月〜3月限定の「珈琲」には、『HIROFUMI FUJITA COFFEE』による『カヌレ堂』オリジナルブレンドのコーヒーを使用。香り高いコーヒーと、ひと粒トッピングされたコーヒー豆の苦味&食感のアクセントが大人っぽい。
こっくり甘い黒糖に、くるみの食感が楽しい「黒糖くるみ」。
あんずの果肉が白あんで包まれ、カヌレ生地にイン。甘味×酸味のバランスが絶妙です。
抹茶生地の中にあんこ玉が入り、まるで和菓子のよう。抹茶の爽やかな風味が鼻から抜け、あんこの甘やかさが上品な余韻を残します。
伝統の味を再現。ラムとバニラが香る、堂々たる一品。「本場フランスで食べるよりおいしい」と言われたこともあるそう。
ほうじ茶入りの香ばしい生地に、有機で育てた茶葉をトッピング。サクサク食感も楽しい!
栗のペーストをのせ、ひと口かじると栗らしい甘みがふんわり広がります。
すりおろした人参とシナモン、ラムレーズンを加えた新鮮な味わい。トッピングはクリームチーズで濃厚さを演出。
カヌレを詰め合わせ、かわいいボックスに入れてもらえる「アソートBOX」なら、ちょっとした手土産にも喜ばれるはず。8個入り1,180円、12個入り1,800円、16個入り2,360円、24個入り3,540円(※季節の味により変動あり)です。
甘いもの好きを唸らせる『カヌレ堂』のカヌレ
大阪市内に3店舗ある『カヌレ堂』のカヌレは、ここ桜川店の裏ですべて焼き上げています。そのため、オープン時をはじめ、運がよければ出来立てのカヌレがお出まし。冷めてからフロスティングやデコレーションを施すためアツアツの状態で提供されることはありませんが、それでも出来立てのおいしさは格別です!
カヌレのおいしさはもちろん、丁寧な箱詰めやかわいらしい仕上がりもまた『カヌレ堂』の魅力。手仕事が感じられるパッケージ、お店全体を包むやわらかな雰囲気、スタッフさんの丁寧な接客、どれをとってもほっこり和みます。
●カヌレが大好き!
●すてきな手土産を探している
●フォトジェニックスイーツに目がない
そんな人にはぜひおすすめ。『カヌレ堂 CANELÉ du JAPON 桜川店』で、とっておきのカヌレを楽しんで。
※すべて税込価格
※掲載の内容は2019年12月時点の情報に基づきます。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。