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【祇園】鈴なりの小さなお団子と甘味が楽しめる!『炙り団子 十文堂(あぶりだんご じゅうもんどう)』

【祇園】鈴なりの小さなお団子と甘味が楽しめる!『炙り団子 十文堂(あぶりだんご じゅうもんどう)』

『炙り団子 十文堂』は、京都・東山にある甘味処。炙りたてが香ばしい「鈴なり団子」をはじめとした和スイーツが楽しめます。近くには『八坂神社』や『清水寺』、縁切りで有名な『安井金比羅宮』などがあり、みどころもたくさん。京都散策の際に立ち寄りたいお店です。

『炙り団子 十文堂』の最寄り駅は、京阪本線駅「祇園四条駅」。駅から徒歩約11分、祇園から『八坂神社』の西楼門を通り過ぎ、『清水寺』へ向かう途中にお店があります。かわいらしい暖簾を発見してテンションアップ! お店の横の通りは八坂の塔へ続く道。お土産屋さんも多く、散策にもピッタリの場所なんですよ。

まるで小さな鈴みたい!「鈴なり団子」

名物・白味噌の「鈴なり団子」

お店の名物「鈴なり団子」は、京風の白味噌(5本380円)をはじめ、きな粉仕立てのみたらし(5本410円)、黒ごま醬油(5本380円)、いそべ焼き(5本410円)、粒あん(5本460円)の5種類。

写真の「黒ごま醤油」は、黒ごまが練り込まれた真っ黒なお団子を、甘辛いだし醤油で焼き上げている

二股に分かれた串に小さめのお団子が6個刺さって、これで1本。まさに“鈴なり”ですね。この形は巫女舞などで使われる神楽鈴をイメージしたのだそう。

「鈴なり団子」のイメージの元となった神楽鈴

「鈴なり団子」には、神を呼ぶ楽器とされる神楽鈴のように「しあわせが鈴なりに降ってきますように」という思いが込められているのです。

いろいろ食べたい人に人気!

「団楽(だんらく)」(650円)

「鈴なり団子」は単品でも注文できますが、こちらではいろいろ食べられるセットが人気。一番人気は、鈴なり団子5種類が1本ずつ楽しめる「団楽」。「せっかくだから、全種類食べてみたい……!」、そんな乙女心に応えてくれる、ナイスなメニューです。

お団子は注文を受けてから炙って提供。店内にはお団子を炙るよい香りが漂って、待っている間もワクワク。

『十文堂』の名前が入った、オリジナルのお皿
『十文堂』の名前が入った、オリジナルのお皿

お団子のお皿にも注目。『十文堂』の文字が入っているお皿は、お店のオリジナル。「鈴なり団子」のサイズに合わせて作られています。柄も素敵なので、食べ終わったあとに、じっくり見てみてくださいね。

「抹茶らて(温)」(単品500円)
「抹茶らて(温)」(単品500円)

「団楽」には、ドリンクがセットになった「団楽飲物せっと」(1,000円)もあります。お団子に合わせる飲み物は、「抹茶らて(温・冷)」(+50円)が人気なのだとか。抹茶碗のような器に入った「抹茶らて」、和の風情がすてきですね。

京スイーツを満喫

「だんだん」(1,100円)

こちらも人気の「だんだん」は、お好きなお団子3種類と「粒あん最中」、「炙り栗きんとん」に、お抹茶(温、冷)まで付いた、京の甘味がまとめて楽しめるセットです。

「炙り栗きんとん」は単品メニュー(3個480円)もあり

セットの「炙り栗きんとん」は、「めっちゃ栗の味!」と人気の一品。ぎっしりと密度の高い栗きんとんは、まるで栗そのものを食べているような味。炙った栗の香ばしさがたまりません! 3個セットの単品メニューもありますので、気に入ったら追加で頼んでシェアしてもいいですね。

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お花の形をした最中は、上品な甘さの大納言小豆のあんこがたっぷり。注文を受けてから包むので、最中の皮がパリパリなのがうれしい。中に白玉が1つ入っていて、なんだか得した気分です。

お椀のパフェがユニーク

「団じゅうろう<抹茶ぱふぇ>」(950円)。写真左上が「抹茶ぱふぇ」

ユニークなお椀入りの「抹茶ぱふぇ」がセットになった「団じゅうろう」には、白みそと黒ごまの「鈴なり団子」が1本ずつ。さらに、抹茶のテリーヌと「鈴なり最中」がセットになっています。

抹茶ゼリーと水ゼリーが入っていて、ツルンとした食感が楽しめるパフェは、抹茶アイスと白玉、あんこがたっぷり。豪華な和スイーツぞろいで大満足ですね。

セットに付いている「鈴なり最中」は、お店のオリジナル。クリームチーズが入ったほうじ茶クリームが、ちょっと洋風な最中です。注文を受けてから作るので、最中の皮がパリパリ。横にある抹茶のテリーヌは、洋菓子店『京都 フリアン』のもの。花街・宮川町で、芸舞妓さんにも愛されている味なのです。

「鈴なり最中」(5個入り550円)
「鈴なり最中」(5個入り550円)

「鈴なり最中」は単品(1個120円)の他に、お土産用の5個入りも。こちらは、最中のパリパリを楽しめるように、皮とクリームが別々になっています。要冷蔵ですが、サービスの保冷剤で1時間、プラス100円で5時間の持ち歩きが可能です。

最後に

奥さんの吉津恵子さん

ご夫婦が切り盛りされている『炙り団子 十文堂』。名前の由来は、江戸時代にお団子1本の値段が十文だったことから来ていると、ご主人の吉津孝彦さんが教えてくれました。

ご主人のもう一つのお仕事はタイポグラフィデザイナー。『十文堂』のロゴやメニューもご主人のデザインなんですよ。

●お団子が大好き!
●こだわりの京スイーツが食べたい
●京都で和の雰囲気を楽しみたい

そんな方はぜひ、『炙り団子 十文堂』に立ち寄ってみてくださいね。

※価格はすべて税別

Writer:二木 繁美

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

『炙り団子 十文堂』
(アブリダンゴジュウモンドウ)

住所
京都府京都市東山区玉水町76
アクセス
京阪本線「祇園四条駅」徒歩11分
営業時間
11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日
水曜日・木曜日
電話番号

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