大阪・天満橋の大川沿いにある緑に覆われた白いお店が、今回お伺いしたヨーロピアンバール『calvados(カルヴァドス)』。
店先に飾られている鳥のアンティークが、独特の雰囲気を漂わせています。
ヨーロッパのアンティークが並ぶ落ち着いた店内
お店に入ると、目に飛び込んでくるのは赤タイルと白を基調とした、ヨーロッパの雰囲気のおしゃれな内装。
フランスやスペインのインテリアを取り入れた店内は、どこか落ち着きのある空間です。
店名にもなっている『calvados』はフランスのノルマンディー地方の町のこと。そこで作られているリンゴの醸造酒も同じく「calvados(カルヴァドス)」と呼ばれています。
オーナーの垣本典之さんは、瓶にリンゴが入った「calvados」に面白さを感じ、それをきっかけに2005年同店をオープンしました。
家具や雑貨はほとんど、ヨーロッパからオーナーが直接買い付けたアンティークばかりです。
お店の中には、イタリアのシャンデリアや、フランスの革製椅子、フランスのギターなどがセンス良く並びます。
テーブルやカウンターの赤いタイルは、オーナーが特注して作ったオリジナルインテリア。その他は全て海外のアンティークで揃えているという、こだわりの空間です。
「calvados」の原料であるリンゴモチーフの小物も多く、見ているだけでも楽しくなりますね。
自家製スモークや旬の野菜が盛りだくさんのヨーロッパ料理
料理はイタリアンを中心に、スパニッシュなど様々なものを提供されています。
ランチメニューの「パスタセット」(1,000円)は、スペイン産の生ハムと旬の野菜を使ったパスタ、サラダ、バケットがついていて、ボリュームたっぷりです。
その他にも、
◆「海の幸のペペロンチーノ カラスミがけ」(1,300円)
◆「ウニのトマトクリームスパゲッティ」(1,500円)
◆「自家製スモークと丹波野菜のスパゲティ」(1,600円)
◆「トリッパのトマト煮込み クスクス添え」(1,400円)
など、パスタやメインメニューも充実しています。
ディナーでは、燻製方法にこだわった4種類の肉を使った自家製スモークもありますよ。
「樽生シードル」(500円)
ソフトドリンクも充実していますが、同店のメインはやはりリンゴ酒。
2018年から生ビールの代わりに取り入れた「樽生シードル」は、生ビールのような味わいにリンゴ果実感があり男女問わず人気なのだとか。
calvados酒は10種類と豊富に揃えらています。
アルコール度数が比較的高いので、ハイボールにして飲む「カルヴァドスハイボール」(800円)もオススメだそうです。この機会にぜひ試してみてください。
ぜひ訪れたい!桜の季節は、店内からも景色を楽しめる
近くの『南天満公園』は桜並木で有名で、『造幣局』へと続く桜並木の開始地点でもあります。
また大川に面した道路沿いにあり、自然の移り変わりも楽しめるエリアです。
特に桜の季節は、店内の窓から桜が見えるのだとか。
外に出ると屋台や人通りで賑やかですが、お店の中なら静かに料理を楽しみながら、桜も満喫できます。
このエリアならではの景色も、ぜひ味わってみてくださいね。
最後に
友人との食事や恋人とのデートに、世代を問わずいろんな人に親しまれている隠れ家的なお店です。
●イタリアンランチを楽しみたい
●ヨーロッパ調の雰囲気を楽しみたい
●リンゴ酒を飲んでみたい
そんな方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
※本記事内の価格は全て税別です
Writer:林 小夏
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。