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1月22日(水)~2月14日(金)の期間中、梅田の『阪急うめだ本店』で開催されるチョコレートの祭典「バレンタインチョコレート博覧会2020」。
日本最大級のチョコレートの祭典とあり、毎年会場は大賑わい。会場に行く前に、予め目星をつけておくのがベター、いや、マストです。
大好きな彼やお世話になっている職場の男性陣に渡すだけでなく、近年は「自分へのご褒美」と称してちょっぴり贅沢なチョコを求める女子が増加中。
本記事では、パッケージも可愛く、もちろんお味も◎な「自分チョコ」にオススメのチョコレートを、編集部が厳選して9つご紹介します!
新感覚の餡からは、バラの華やかな香りがふわり
銀座の老舗和菓子店『空也』の5代目、山口彦之氏が“あんこを世界に広めたい”と始めた『ぎんざ空也 空いろ』。今回、長野県八ヶ岳の薔薇農園『アオサカローズ』のローズウォーターを使って、ホワイトチョコレート餡を製作。丁寧に炊いた白小豆とホワイトチョコレート、バラの華やかな香りが見事に融合。明治時代から培ってきた餡へのこだわりが光ります。
この餡を、レモングラス、山椒、紅花、よもぎの4種のボタニカル最中でサンドしていただきます。
もし餡が残ったら、紅茶に餡を混ぜてティータイムを楽しんでも◎。自分時間を素敵に彩ってくれそうですね。
食べ終わった後もとっておきたい、キュートなパッケージも魅力的
2010年にパリで誕生したスイーツブランド『ユーゴ アンド ヴィクトール』から、限定コレクション「レザムルー」が登場。
“様々な愛のかたち“を表現したカルネにはプラリネノワゼット、ヒマワリの種のプラリネなどをアソート。
ずっと取っておきたくなる、キュートなボックスにも胸キュンですね。
セレブから高い人気を誇る『グイド・ゴビーノ』が関西初登場!
“チョコレートの聖地”として有名なイタリア・トリノに店を構える『グイド・ゴビーノ』。トリノの伝統的なレシピを重んじつつ、独自のアイデアを加えたチョコレートは、各国のセレブリティからも人気を集めています。
今回は、海塩とオリーブオイルをブレンドした「クレミーノ・アル・サーレ」や、本場イタリアのカプチーノの香りと味わいを感じられる「アル・カプチーノ」など、素材へのこだわりが詰まったアソートが登場します!
パリで活躍する日本人パティシエが“受賞作”を集めてセレクト
パリを拠点に活躍する日本人パティシエ青木定治氏が、これまでの自身の受賞作を集めてセレクトしたチョコレートの詰め合わせ「AOKI 2020」。
フランスのショコラ愛好会「C.C.C.」による品評会で初めて最高位に選ばれたという「クリオロ」も味わえます。クリオロ種カカオの優しい酸味とスモーキーな香りをダイレクトに感じらえるひと粒、ぜひ堪能して!
小山 進氏が「ボンボンショコラに、もっと市民権を!」と取り組んだ意欲作
「サロン デュ ショコラ パリ」や「インターナショナル チョコレート アワード」など、国際的な場で高い評価を受け、チョコレートの世界でも注目されているパティシエ、小山 進氏。
彼が今年取り組んだというのは、作り手の思いや世界観が凝縮された「ボンボンショコラ」。「ボンボンというと“お酒が入ったチョコレート”だと思っておられる方にも、このひと粒の幸せを体験していただきたい」と作り出したのが「SO fruits!!」。マンゴーやライチ、フランボワーズなどのフルーツが、その果実よりみずみずしく感じられるようクリエートした、という自信作。ぜひお試しあれ!
手作業で施すエアブラシでのデザインにも注目
2007年、2015年と、ワールドチョコレートマスターズベルギー大会のチャンピオンに輝き、2015年の同世界大会では3位に入賞したマレーン・クーチャンス。
すべてのスプレーアートを彼自身が手がけ、チョコレートに命を吹き込むというこだわりのブランドです。
「手仕事にこだわる」という決意を込めた指紋のロゴを施したひと粒「Finger Print」は、コーヒーの香りをヘーゼルナッツが引き立てる香ばしさが魅力。
「G20大阪サミット2019」で各国大統領の機内手土産に選ばれた生チョコレートも!
コロンビアや山梨などに自社農園を保有し、カカオやフルーツの栽培するとともに、各地の農園や畑を訪れ、厳選した食材のみを使って商品を開発している生チョコブランド『ca ca o』。
美しい花、香り高いハーブ、フレッシュなフルーツを使い、相手を想いながらブーケをアレンジするワクワク感や、受け取った時の幸福感をチョコレートに込めたという「アロマ生チョコ」が登場!
なかでも、「MUSCAT」は、昨年大阪で開催された『G20大阪サミット2019』で各国大統領に機内手土産として提供されたのだとか。カカオ分54%のビターチョコレートに、カリフォルニアのシャルドネと山梨の自社農園で収穫したフレッシュなマスカットジュースを合わせたひと粒、感動的な美味しさですよ!
辻口博啓シェフが生み出した“想像を超える味わい”をどうぞ
『ル ショコラ ドゥ アッシュ』の辻口シェフによる、花の香りや美しさをショコラとマリアージュさせたボンボンショコラ。
日本を代表する花のひとつ“梅”は、紀州南高梅と第4のチョコレートと称されるルビーチョコレートを融合させた、気品漂う味わい。その他“金木犀”、“ジャスミン”、“バラ“……花言葉に込められた思いまでイメージしながら作られたボンボンショコラはマストバイです。
口の中で溶かしながら、それぞれの茶葉の個性とふくよかな余韻を楽しんで
パリの名門『ル・コルドン・ブルー』本校で修行を積んだ職人が手がける『マモン・エ・フィーユ』から、フランス『ヴァローナ』社のクーベルチュールに、ジャスミン茶やキンモクセイ茶、薔薇のつぼみ茶などの台湾茶・中国茶のフレーバーを合わせたボンボンショコラが登場。
味わい方もお茶と同じというから驚き! ひと粒頬張って鼻に抜ける香りを楽しみ、最後は喉の入口近くにある味蕾(みらい)で旨みと苦みを堪能しましょう。
毎日頑張る自分へ、たまには甘~いご褒美を。
財布の紐をユルユルにして、『阪急うめだ本店』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。