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「バレンタインチョコレート博覧会」は、毎年バレンタインの時期に『阪急うめだ本店』で開催される、日本最大級のチョコレートの祭典。9階フロアをはじめとした6つの会場に、国内外のシェコラティエのチョコレートや、阪急のバイヤーが選び抜いた品々が集結する、チョコレート好き垂涎のイベントです。
広い会場でお目当てのチョコレートにたどり着くには、カタログやホームページでの予習は必須! 今回は数あるチョコレートの中から本命の相手に贈りたい、技ありのチョコレート6つをご紹介します。
これぞ“BEST”な、技ありショコラ
パティシエ小山 進氏がオーナーを務める『パティシエ エス コヤマ』。世界的なチョコレート品評会などで数々の受賞歴がある小山氏が、フランスのショコラ愛好家による会「CCC」が開催するコンクールに、2011~2018年に出品した物から自身のベスト10アイテムを選んだというのが『THE BEST OF BEST 10』。「音楽のベストアルバムのような気持ちで作った」という小山氏。シンプルで美しいボンボンショコラに、あなたの本気を託してみてはいかが。
素材にこだわったショコラ
循環農法による野菜栽培などを行う農家で育った、『le fleuve(ル・フルーヴ)』のショコラティエ上垣河大氏。彼が生み出すのは「ハチミツ ゴルゴンゾーラ」や「プラリネそば」など、上質な素材とカカオを合わせたショコラ。牛が美味しそうに食べる干し草をイメージした「干し草の香り」など、変わったネーミングのショコラも。完全手作りにこだわったというショコラは、グルメな彼にピッタリです。
カカオの良さが生きるチョコレート
サンフランシスコ発の『DANDELION CHOCOLATE(ダンデライオン・チョコレート)』は、カカオ豆本来の味が感じられるBean to Bar(ビーン トゥ バー)チョコレートの魅力を発信するブランド。「生チョコレート」は、生クリームとバターを使った一般的な生チョコ6粒の他に、水とカカオのみを使った生チョコが3粒入っています。カカオの良さがダイレクトに伝わる生チョコ。彼にも、あなたの魅力が伝わりますように。
懐かしいビジュアルがたまらないチョコレート
自身も大の「アポロ」好きという『クラブハリエ』の山本隆夫氏が手がけた“大人のアポロ”も登場。木箱の中に整然と並んだ“大人のアポロ”は、チョコの中に果肉の食感が残るいちごジャムが入っています。いちごの味が鮮やかで、しっかりとした味わい。ビジュアルはそのままに、バレンタイン仕様にグレードアップした「アポロ」は、専用の型を使って職人が1つ1つ手作りしていて、数が作れないため数量限定。少年の心を忘れない彼の心に刺さるチョコレートです。
意外性で勝負するショコラ
『JITSK(イースク)』のイースク・ヘイニングは、生の素材にこだわる若きショコラティエ。自らの農園を持ち、旬の果実が持つ香りと味わいにこだわっています。イースクのショコラは、ホワイトチョコレートに、マンゴーの甘さと柚子の香りが広がる「マンゴー柚子」など、香り高いフレーバーで男女問わず人気。見た目はシンプルですが、一口食べると鮮烈なフレーバーに魅了されます。意外性のあるショコラで、彼のあなたを見る目が変わるかも。
大人の楽しみ、レアな焼酎のボンボンショコラ
大人のお楽しみ、お酒を使ったチョコレートも。鹿児島県の『西酒造』がセレクトしたこだわりの焼酎を使って、地産地消にこだわった『パティスリーヤナギムラ』が作ったチョコレート。チョコレートとお酒は好相性。季節限定やシェリー樽に仕込んだ焼酎など、珍しいお酒をボンボンショコラで味くらべできます。高級感ある木箱に入っていて、お酒好きな彼に喜ばれそうな一品です。
ショコラティエのこだわりや技が光るチョコレートがそろう『バレンタインチョコレート博覧会』。各ブランドのこだわりが凝縮したチョコレートで、ぜひ彼のハートをゲットしてくださいね。
Writer:二木 繁美
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。