JR阪和線「南田辺駅」より徒歩3分ほど、長屋が多い昔ながらの町並みの中に『月ノ輪』があります。
レトロな雰囲気を残しつつも、モダンさと清潔感があり、木のぬくもりを感じることのできるフォトジェニックな古民家カフェですね。
のんびりできるリラックス空間
築80年以上の長屋を改装した店内は、木材を使った温かで優しく落ち着ける空間です。
なんと建築の経験があるオーナーの熊谷千鶴(くまがいちづる)さんが、ご自身で図面をひいて改装したそうです。
お店を一から作りたいという思いがあり、自分の興味あるものや、好きなものを詰め込んだとのこと。
行動力の凄さに驚かされますね。
『月ノ輪』では絵本や子供用椅子も用意されているので、お子さん連れの方も過ごしやすい空間です。
オーナーさんのお名前が「熊谷」ということもあり、店名は『月ノ輪』で、店内にはかわいい熊の置物があちらこちらに。
ほっと心に余裕ができる手作りマフィン&ラム・ラテ
今回はオーナーさんオススメの「マフィンのセット」をいただくことに。
セットのドリンクは、コーヒーやジュース、紅茶などから選べます。
「マフィンのセット」は通常800円ですが、ドリンクの種類によっては価格が変わり、今回の「ラム・ラテ」は期間限定ドリンクなので+150円の950円でした。
他に「パウンドケーキのセット」(780円)や「マドレーヌのセット」(650円)なども提供されています。
マフィンはさつまいもだけでなく、チョコレートやキャラメルの場合もあるようです。
お客さんが飽きずに楽しめるよう日によってフレーバーを変え工夫しているのだとか。
季節によって変更されるメニューもあります。
たとえば寒い時期には、「ラム・ラテ」や「しょうが湯」、「マサラチャイ」を提供されています。
メニューがどんどん変わるので、二度三度と足を運んでも楽しめるのも嬉しいですね。
さつまいもの甘みが活かされており、素材の優しい味に、また食べたくなるような安心感がありました。
ホイップクリームたっぷりの「ラム・ラテ」。ラテにラム酒が入っている飲み物で、同店のラム・ラテは甘過ぎずマフィンとの相性も◎。
「ラム・ラテには、ホイップクリームを最後の仕上げに馴染ませるように上にのせています。そうすることで、最初は甘さを楽しんで、残りはスッキリした味わいを楽めるようになっているんです」とオーナーさん。
また、デザートやランチに使う食材は、できるだけ地元の青果店や精肉店で仕入れ、なるべく国産のものを使うように心がけているそうです。
最後に
お子さん連れでも気兼ねなく過ごせる空間づくりと、オーナーの優しい心遣いが垣間見える同店。
●レトロな雰囲気が好き
●ゆったりと寛げる場所でリラックスしたい
●手作りマフィンを楽しみたい
そんな方はぜひ、『月ノ輪』の空間に、癒されてみてはいかがでしょうか?
Writer:真木 裕也
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。