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5つに連なったフックが、どれも同じものでないところがユニークな「壁掛けフック」。
フックをあえて統一しないことによって、大人可愛いナチュラルな雰囲気を演出してくれます。
フックの材料として使ったのは「引き出しの取っ手」。思いもよらないものを材料に使うことによって、オリジナリティー豊かなアイテムを作り出すことができます。
材料は引き出しの“取っ手”と“板材”
材料として使ったのが、引き出しの取っ手(5個)と板材、モールディング材の3種類です。
板材とモールディング材は余っていた端材を使い、取っ手は『salut!』で購入しました。
使う材料や大きさに指定はありませんので、好みのものを揃えてもらえればOKです。
色を塗ってネジ止めするだけ!簡単「壁掛けフック」の作り方
【1】板材とモールディング材をペイントする
あらかじめ同じ長さにカットした板材とモールディング材×2本を用意します。
これらを好みの色でペイントしていきます。
今回は「オールドウッドワックス ウォーターベースコート(チーク)」と「ミルクペイント」3色を使って、フレンチアンティーク調に仕上げてみました。
4つの塗料を適度に塗り重ね、経年感のあるアンティークテイストをうまく表現するのがポイントです。
【2】板材にネジ穴をあける
板材に、取り付けるフックの数だけネジ穴(下穴)をあけます。
5つのフックを取り付けるので、5つのネジ穴を等間隔にあけてみました。
板材に穴をあけるときは電動ドリルを使うと便利。
電動ドリルはホームセンターで購入することができますが、趣味のDIY使いには1,000~2,000円程度のものでも十分です。
【3】板材に「取っ手」と「モールディング材」を取り付ける
ネジ穴にネジを通し、ドライバーを使って取っ手を取り付けます。
今回は素材も形も違う5種の取っ手を組み合わせてみましたが、1種に統一することで既製品のようなイメージに仕上げることもできますので、好みで選んでみて下さい。
取っ手を取り付けた板材の上下に、モールディング材を接着すれば完成。
モールディング材を使うことによって、高貴な雰囲気のある壁掛けフックにイメージアップしました。
壁掛けフックのレイアウトアレンジ
裏側に「吊り金具」を付ければ、どこでも手軽に引っかけることができるおしゃれな壁掛けフックに。
1つひとつそれぞれの表情を見せる取っ手が愛らしい、壁掛け5連フックができました。
レースやドライフラワーなどの小物を吊せば、フェミニンなウォールオブジェクトに。
それぞれの取っ手デザインに合わせた、おしゃれなレイアウトを楽しむことができます。
壁掛けだけでなく、立てかけてインテリアアイテムとして使うのもオススメ。
L型のフックではないので、縦に横にと自由なレイアウトアレンジができます。
まとめ
「引き出しの取っ手」をフックとして使うリメイクアイデアをご紹介してみました。
市販のアイテムを本来の用途としてだけでなく、違った角度からみることによって創作の幅はグンと広がります。
まだまだユニークでおもしろいアイテムの組み合わせがありそうですね!
みなさんもぜひ作ってみてください!