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『実と美』は、近鉄大阪線「大阪上本町駅」から徒歩6分のところにあります。
2019年10月14日にオープンし、仕込みなどの関係から、オープンからしばらくは、金・土・日・月のみの営業だそうです。
シンプルかつ和モダンを感じる店構えが、上本町の住宅街の日常の中で、どことなく独特の雰囲気を放っています。
お洒落な外観に少し身構えてしまいそうに感じますが、開いた入り口から店員さんが笑顔で出迎えてくれます。
『実と美』は、もなかとお茶の専門店
店名の『実と美』の「実」は、もなかのことで、「美」はもなかの見た目はもちろん、食べるときの音や、空間の美など、五感で感じる「美」全てを指しているそう。
入って右手側には、もなかのテイクアウトのサンプルの他、テイクアウト用のお茶、茶葉の詰め合わせなどが並びます。
豆から仕込むこだわりのあんこで作るもなか
『実と美』のもなかの特徴はやはり、パリッとした皮と店内で時間をかけて豆から仕込んでいるこだわりのあんこ。
また、それぞれの味に合わせて、あんこの糖度を変えるなど、細かい部分もこだわっているそう。
取り扱っているもなかのメニューは5種類。
季節によって、変わるそうです。
見た目もかわいくて、ちょっとしたおやつにぴったりな一口サイズが嬉しいですね。
「小豆、煎り玄米」
一番スタンダードかつシンプルなのがこちらの「小豆、煎り玄米」。
豆からしっかりと仕込んだこだわりのあんこに、香ばしい煎り玄米の味が良いアクセントになっています。
「黒ごま、胡桃のキャラメリゼ」
黒いあんの上にどんっと乗った胡桃がインパクトのある「黒ごま、胡桃のキャラメリゼ」。
黒ごまの香りと、甘くキャラメリゼされた胡桃の味わいと食感が楽しい一品です。
「白みそ、黒いちじく」
お菓子には少し珍しい白みそのあんを使った「白みそ、黒いちじく」。
口に入れるとふわっと広がるみその香りと、黒いちじくの甘酸っぱい味がクセになる、大人な味わいです。
「抹茶、大納言」
抹茶と小豆という定番の組み合わせの「抹茶、大納言」。
濃厚な抹茶の味をしっかりと楽しめるので、抹茶好きさんにはお勧めの一品です。
「ミルク、フランボワーズ」
女性や、子供に人気なのが、こちらの「ミルク、フランボワーズ」。
甘いミルクと、フランボワーズの甘酸っぱさのハーモニーを楽しめます。
一口サイズかつ、軽い食感なので、5種なら全部ペロッと食べられちゃいそうですね。
15分以内に食べるべし!
イートインスペースは用意されていないので、基本的にテイクアウトのみ。
もなかは3種(500円)と、5種(900円)の2つから選べます。
皮が湿気やすいので、「15分以内に食べて下さい」とのこと。
すぐに食べない場合は、1種類の味と、もなかの皮8個入りを持ち帰り用で購入できます。
瓶詰めしたあんと、トッピング、そして皮をそれぞれ別で持って帰ることができるので、皮のパリパリ感を家でも楽しむことができます。
プレゼントではなく、自宅用で箱が要らない場合は、同じ内容で、箱なしのものを1200円で購入することも可能です。
厳選した茶葉で入れるお茶
お茶のメニューは、「蜜香烏龍茶(水出し 冷)」(400円)、「ほうじ茶(冷・温)」(350円)、「釜炒り烏龍茶(温)」(380円)、「釜炒り緑茶(温)」(350円)の4種類。
時期によって内容は変更されるそうなので事前に確認してみてくださいね。
温かいお茶は茶葉から急須で一杯分を注いで持ち運べる紙コップで、冷たいお茶は瓶に入れて提供してくれます。
こだわっているからこそ、気軽に楽しんでほしい
じっくりと時間をかけて仕込んだあんこや、フレーバーに合わせてあんの糖度を変えて作ったもなか。
さらに、挟みたてを楽しんでもらうために、お持ち帰り用は、あんと皮を別で包装するなど、細部まで大切にこだわっていることが伝わってきました。
それもこれも素材の良さや出来立ての美味しさを、五感で愉しんでほしいからだそう。
「でも見た目やこだわりに身構えずに、気軽に楽しんでほしいんです」と店長の宮澤好さん。
だからこそ、こだわりを見せすぎない、シンプルな見た目にしているのだとか。
●見た目が可愛いお菓子が好き
●厳選の茶葉を使ったお茶ともなかを楽しみたい
●自分へのご褒美にちょっと贅沢したい
自分へのご褒美に、大切な方へのプレゼントに、『実と美』のもなかとお茶を楽しんでみてください。
※本記事内の価格は全て税別です
Writer:フジオカ ユウキ
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。