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2020年1月29日、“いい肉の日”に大阪・本町にオープンした『神戸牛焼肉 神戸牛牛(こうべぎゅうぎゅう)』。場所はOsaka Metro「本町駅」直結の『セントレジスホテル大阪』からすぐという好ロケーション。
約20坪という店内は、まるで“大衆居酒屋さん”のようなフランクな雰囲気で、かしこまることなく立ち寄ることができるのも嬉しいですね!
「良いものをリーズナブルなお値段で」というコンセプトをもとに、国内飼育数の約0.2%しか出荷されないという高級黒毛和牛「神戸牛」を“日本一安く提供する”と謳っています。
“日本一安い”!? その根拠は……!?
2019年10月、『神戸牛焼肉 神戸牛牛』は、神戸肉流通推進協議会が公式で神戸牛の取り扱いを認めた国内約170店の価格を独自に調査。
その調査結果を鑑みて、“日本一安い”という販売価格(1人前680円~1,280円)を設定したのだそうです。
“日本一の安さ”に自信を持つ同店。
なんと、同店よりリーズナブルな価格で神戸牛を発見した方には情報料を提供するという徹底ぶり!
神戸牛を認定する公式団体である『神戸肉流通推進協議会』が認定した「神戸ビーフ指定登録店」であり、その証である「神戸牛之証」・「ブロンズ像」が置いてあるお店で、同店より安く提供しているお店をメールで報告すると、同店スタッフが調査。
「安い」と判明した場合は、情報提供者に情報料として「10,000円」が提供されるのだそうです。
神戸牛が1人前680円~で食べられる秘密は徹底したコストカット
同店では“日本一安く”提供するために、様々なコストカットの工夫がなされています。
まずは仕入れ。
直接セリから神戸牛を卸す特別な流通ルートを確保することで中間手数料をカットしています。
店舗も居抜き物件を改装。
また、「約20坪の小さなお店に、お客様に“ぎゅうぎゅう詰め”に座っていただく。ぎゅうぎゅう詰めで楽しいと思っていただけると同時に、お客様が長くお店に滞在することは少ない」(松山知弘社長)と、店舗づくりは回転率を意識。
ただ、ぎゅうぎゅう詰めと言っても個人的には居心地の悪さは感じませんでした。
もちろん全席着席スタイルですので、美味しい神戸牛を、腰を落ち着けて味わうことができますよ。
さらに注文はQRコードを読み込み、席からスマホで注文もできるシステムを導入することで人件費もカット。
このようなコストカットを経て、その分「価格の安さ」に還元していくのだそうです。
この口溶けは、神戸牛ならでは!見事なサシの入った神戸牛を召し上がれ
同店の看板メニューはもちろん神戸牛。
1皿1人前約80gです。
「神戸牛ロース」(880円)
美しいサシが入った「神戸牛ロース」。
歯がいらないほど柔らかく、鼻に抜ける甘い香りにも悶絶……!
「神戸牛カルビ」(680円)
見てください、この脂のりの良さ!
ただ、意外な程に脂がくどくなく、今まで焼肉でカルビを敬遠されていた方にこそ食べてみて欲しい一皿です。
「神戸牛特選赤身(カイノミ)」(980円)
希少部位である「カイノミ」もこの価格でいただけます。
赤身と霜降りのバランスは見事!
「神戸牛のはみ出す大判焼きしゃぶユッケ」(880円)
「神戸牛のはみ出す大判焼きしゃぶユッケ」は、その名のとおりしゃぶしゃぶ肉のように薄くスライスされています。
スタッフさん曰く、美味しい焼き加減は「片面を5秒ほど炙るだけ」とのこと!
卵黄入りの特製ユッケだれをたっぷり絡めてパクリと頬張れば、口中が一瞬にして神戸牛の甘さで満たされます。
「上塩タン」(680円)
神戸牛以外にも、様々なメニューが揃います。
タンならではの、ギュギュッとしっかりした歯ごたえ。
噛むほどに溢れ出す旨味を心ゆくまで堪能しましょう。
「ハラミ」(580円)
ジューシーで柔らかく、旨味が濃厚なハラミ。
このコスパには本当に驚かされます。
「神戸ポークのサムギョプサル」(580円)
豚肉ながら臭みを感じず、さっぱりと上品な味の神戸ポーク。
好みの量の味噌を乗せ、サンチュで巻いてヘルシーにいただきましょう。
『神戸牛焼肉 神戸牛牛』で、肩肘張らずに、神戸牛。
“一人焼肉”にもお勧めの、嬉しいお店が大阪に誕生しました!
※本記事内の価格はすべて税別