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マスクでメイクが崩れてしまう原因とは?
マスクをしていると、どうしてもマスクの内側とその周辺のメイクが崩れてしまいがちです。
大きな原因はこの2つです。
・呼吸による蒸れ
・マスクの摩擦
雨の日は傘をさしていても、メイクが崩れやすいですよね。
髪の毛がこすれるだけで崩れてしまうこともあります。
それなのに水分と摩擦が直接顔の中心にあたれば、メイクが大きく崩れてしまうのも無理ありません。
マスクで崩れないメイク方法
マスクによるメイク崩れを防ぐには、やはりファンデーションは使用しないのがベストです。
マスクはいわば鼻の前に加湿器を直接取り付けているような状態です。
強い蒸気と摩擦にファンデーションが敵わず、よれたり毛穴落ちをしたりして崩れてしまいます。
ファンデーションを塗らないのは初めは少し不安かもしれませんが、ベースをしっかりと作ることでキレイな素肌感と崩れにくさを両立させることができますよ。
ベースでワントーン明るく
ファンデーションをつけない代わりに化粧下地にこだわります。
下地はテカリや皮脂崩れに強く、毛穴やくすみもカバーできるものがベスト。
マスクがあたる部分を乾燥から守る役割もあります。
顔全体に塗り、肌の色を明るく見せましょう。
オススメの化粧下地は『Primavista(プリマヴィスタ)』の「皮脂くずれ防止化粧下地」(3,080円・編集部調べ)です。
汗や皮脂に強く、時間が経ってもサラサラとした状態が続きます。
これだけで、まるでファンデーションをしているような仕上がりです。
コンシーラーで血色よく
このメイクの出来を左右するのが、コンシーラーです。
上記位置にコンシーラーを塗ると、顔全体が明るく見える効果があります。
また、白いマスクは目元を強調し反対色の黒を目立たせるため、普段だったら気にならないようなクマも浮き彫りにしてしまいます。
クマ部分は特にていねいに塗りましょう。
といっても塗りすぎはメイク崩れの原因になるため、細かく何度もとんとんと叩くようにして塗っていきます。
オススメのコンシーラーは、『KATE(ケイト)』の「スティックコンシーラーA」(880円・編集部調べ)です。
固めで落ちにくいのに肌なじみがよく、顔の暗い部分をしっかりカバーしてくれます。
チークはパウダーの下に
チークはマスクで隠れてしまいますが、少しだけでも出ていると血色の良さを印象づけることができます。
広い範囲に、クリームタイプのものを塗っていきましょう。
この後にフェイスパウダーを塗りますが、フェイスパウダー前にチークを塗ることで直接マスクに触れず、メイク落ちを防げます。
また、クリームタイプはリキッドやパウダーより、フェイスパウダーとなじみやすいためオススメです。
マスクをしたメイクに最適なクリームチークは、『INTEGRATE(インテグレード)』の「メルティーモードチーク」(1,320円・編集部調べ)です。
発色がよく、この上からパウダーをかぶせることで程よい血色感を生みます。
テクスチャーが固めでヨレにくいので、マスクをする日のメイクにピッタリです。
フェイスパウダーで毛穴レス
ベースメイクの仕上げは、フェイスパウダーで肌のトーンを整えます。
バフバフっと激しく塗るのではなく、しっとりと押さえつけるように塗ると崩れにくくなりますよ。
オススメのフェイスパウダーは、『club(クラブ)』の「すっぴんパウダー」(1,760円・編集部調べ)です。
色味がついていないため、マスクが肌色になることもなく清潔感を保ちながら肌をフラットにしてくれます。
マットな肌質に仕上がるため、マスクの蒸気によるテカリにも効果的。
お肌にも優しいので、マスクが原因となる肌荒れ防止にも期待できます。
リップはティントタイプがオススメ
仕事でマスクを外さないという人は必要ないかもしれませんが、接客業など外すことがある場合リップはつけておくのがオススメです。
唇に色がついているだけで、きちんと感を出せます。
マスクへの色移りと蒸気による色落ちを防ぐために、ティントタイプのものを使いましょう。
一度唇に塗った後、ティッシュオフで表面のテカリを取り除きます。
これだけで色を保ち、余計な色移りを防ぐ効果があります。
オススメのティントは、『CANMAKE(キャンメイク)』の「リップティントマット」(750円・編集部調べ)です。
とにかく色落ちがしにくいのにしっかりとキレイな色づきで、ナチュラルベースメイクに華を添えます。
フィニッシングミストで崩れ防止
そして最後は、フィニッシングミストでメイク崩れ防止を強化します。
フィニッシングミストをつけることで、メイクの上に薄いベールをかけ、メイクを守ります。
顔から30cm前後離して、円を描くように全体にさっとふきかけます。その後は両手で顔を包むように抑えて、完成です。
オススメのフィニッシングミストは、『TIME SECRET(タイムシークレット)』の「フィックスミスト」(1,430円・編集部調べ)です。
肌をさらっと仕上げ、メイクをウォータープルーフへと変換。
マスクの湿気にも強く、キレイな素肌感を持続できます。
マスクをしたメイクの裏技
さらに、メイクをキレイに保つためにいくつかのアイディアをご紹介します。
マスクのタイプにこだわる
最近では、化粧崩れがしにくいマスクなども販売されています。
しかし普通のものと比べて少々割高です。
「1日中マスクは外さない」というのであればとくに必要はありませんが、しっかりとメイクをした上でマスクをつけたい、という方は選択肢に入れても良さそうです。
こまめにマスクの水分をとる
マスクの内側は口から漏れる蒸気で常に湿った状態です。
こまめにティッシュで拭き、水分を取り除くことでメイク崩れ防止に役立ちます。
マスクにベビーパウダーをはたく
マスクの内側にベビーパウダーをはたくことで、メイク崩れ防止が期待できる裏技です。
たくさん叩く必要はなく、軽くポンポンと叩く程度で問題ありません。
ベビーパウダーには水分を吸収する働きがあるため、内側の湿気を取り除いてくれます。
マスク着用時以外にも、塗りすぎたチークをぼかしたり粉おしろいがわりにしたりとベビーパウダーはメイクでとても役立つアイテムですので、ひとつ持っておくと便利です。
マスクによるメイク崩れはナチュラルメイクで防止
マスクのメイク崩れは、ある程度は仕方のないものです。
ナチュラルメイクなら崩れても目立ちにくく、キレイな状態で1日を過ごせます。
メイク崩れを防止して、マスクをしていても1日中キレイを保ちましょう。