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どんなインテリア空間にも色よく馴染む「ホワイト」。
柔らかな色はもちろん、エッジの効いた色ともうまく調和し、その魅力を引き立ててくれるカラーです。
親しみやすい雰囲気作りには欠かせないホワイトですが、これに相反するテイストのカラーを合わせることで、グッと洗練された印象になるんです。
今回は、簡単100均DIYで作る「ウォールバー」のご紹介とともに、配色の妙味をプラスしたユニークなカラーアレンジをご紹介してみようと思います。
材料は100均アイテム3つでOK!
材料として使うのは、セリアの板材45cmシリーズです。
長さは全て45cmですが、幅寸が12cm、3.8cm、1.2cm角の3種類を使います。
どれも100均アイテムなので、わずか300円の材料費で作ることができます。
カラーリングがポイント!「ウォールラック」の作り方
【1】ウォールラックの棚板をつくる
12cm幅の板材と1.2cm角の板材を写真のように合わせて接着します。
1.2cm角の板材を接着することで段差を作り、デコレーション(装飾)として使うイメージです。
これがウォールラックの棚板部分になります。
棚板には「ミルクペイント(クリームバニラ)」と「オールドウッドステイン ウォーターベースコート(チーク)」の2色の塗料を塗り重ね、アンティークな古材風にペイントします。
【2】ウォールラックの背板をつくる
3.8cm幅の板材を「青銅カラー」にペイントします。
ここで使うのが「アイアンペイント」という水性塗料。塗るだけでゴツゴツとした金属のような質感を出すことができるユニークな塗料です。
ブロンズグリーン、アンティークゴールド、アイアンブラウンの3色(どれもアイアンペイント)を塗り重ね、錆びついた青銅のような質感を表現します。
これがウォールラックの背板になります。
【3】棚板と背板を固定する
棚板の端に背板をのせて、裏側からネジでしっかりと固定します。
背板の左右両端に吊り金具を取り付ければ、おしゃれなウォールラックの完成です。
ウォールバーのレイアウトアレンジ
柔らかなホワイト+切れ味のよいシャープなテクスチャカラーの大胆な組み合わせ。
ソフトな風合いに無骨な要素をプラスすることで、メリハリのある軽快な空間がうまれます。
ありそうでなかったホワイトとブラウン、モスグリーンの色合わせで甘さと辛さがほどよく両立されました。
単調になりがちなウォールインテリアも、カラーリングにひとクセ加えることで、個性溢れる空間へと様変わりします。
まとめ
3つの板材をL字型に組み合わせるだけで作ることができる「ウォールラック」をご紹介しました。
できあがった作品に意外性のあるカラーを合わせることで、デザインの表現幅が大きく広がりました。
単純なものでもペイントひとつでそのイメージを大きく変えることができます。
みなさんもDIYにユニークなペイントをプラスして、オリジナリティー豊かな作品を作ってみてください。