友達から、ケガや出産などで入院したと連絡を受けたとき、お見舞いに何を持って行けばよいか悩んだことはありませんか?
そこで今回は、リアルに入院経験のある人(筆者を含む)たちに聞いた、「お見舞いに持って来てくれて嬉しかったもの3選」をご紹介します!
最近では、お見舞い用の花の持ち込みを禁止している病院も増えるなど、お見舞い事情も変化していますので、そのあたりも少し詳しくみていきましょう。
お見舞いの「花」、どうして禁止?
最近では、お見舞い用の花の持ち込みを禁止している病院が増えているようです。
理由は、花に付着している「緑膿菌(りょくのうきん)」です。
緑膿菌は、土や水の中など自然界では当たり前に存在している菌ですが、カラダが弱っていると感染症などを引き起こすリスクもあるため持ち込みが禁止されているようです。
たとえ、お見舞いの花を禁止していない病院であったとしても、入院している友達のことを考えるのであれば控えたほうが無難と言えるでしょう。
生ものや賞味期限が短いものは控えよう
個室なら冷蔵庫が完備されている病室もあるとは思いますが、日持ちのしない生ものや賞味期限の短いものは、見舞客へのお裾分けも難しいため控えたほうが無難と言えるでしょう。入院している友達が、シュークリームやケーキなど生ものが大好きな場合には、食べられる状態かどうかを確認してから持って行くほうが親切です。
最近では、入院のお見舞い品だけでなく、誕生日や出産祝いなど、欲しいものを直接本人に尋ねるという方法も広がりつつあります。気心の知れた親しい間柄であれば、「何か食べたいものや欲しいものある?」と、尋ねてみるのもよいかもしれません。
「直接本人に聞くのはちょっと……」という人は、次の項目からお伝えする「お見舞いに持って来てくれて嬉しかったもの3選」も参考にしてみてくださいね。
お見舞いに持って来てくれて嬉しかったもの3選
かわいいパッケージのドリンク
価格が安いので控える人も多いようですが、入院しているとドリンク類は必須なので当人からも喜ばれますし、お見舞いに来てくれた人たちにお裾分けができるので重宝します。一度開けるとフタができない缶よりも、開け閉めができるペットボトルタイプのほうが便利だと人気があります。
また、大部屋などでは冷蔵庫がない病院もあるため、ジュースや炭酸飲料よりもお水やお茶など、冷やさなくても飲めるものが好まれるようです。
パン屋さんやカフェ、ネット通販などであれば、キャラクターがデザインされたペットボトル、北欧や自然をイメージするやわらかいデザインのボトル缶(開閉ができるタイプ)なども販売されています。友達が好きなキャラクターやデザインを思い出しながら、素敵なドリンクを見つけてみてください。
個包装されたお菓子
個包装されているお菓子は、お見舞いに来てくれた子供連れの人などにお裾分けできるので重宝されます。
クッキーやビスケットなどの洋菓子をはじめ、祖父母などがいる友達であれば、「おかき」というのもアリです。
「個包装されているもの」という部分がポイントになるため、箱の中の様子が見えるものや、中身を自分で選んで詰めるタイプのものにしましょう。
また、あまり大きく高価なものを持って行くと、付き添いの人が持って帰るときに荷物になってしまったり退院したときの快気祝いなどで気を使わせてしまったりします。クッキーが5~8個程度入ったギフトバック包装にするなど、相手が気を使いすぎない程度の大きさと価格のものがよいようです。
持って行くお菓子は、友達が好きだと言っていたものや巷でおいしいと評判のものにすると、会話が盛り上がりやすくなるためオススメです。
雑誌・マンガ
自分のタイミングで好きな部分を楽しむことができる雑誌やマンガは、スマホやテレビよりも「目が疲れにくい」という意見もあり、喜ばれることも多いようです。
注意点としては、他にも雑誌などを持って行く人がいることを予想し、ジャンルの違う雑誌やマンガを3冊程度は持って行くようにしましょう。
バッグや香水などの付録がついた雑誌を買って行くときは、退院時に持ちかえることも考え、少しだけ大きさに余裕のある紙袋に入れて持って行くと喜ばれます。
まとめ
友達が入院したときには、気を使わせない程度の気の利いた手土産を持って行きたいものですね。
今回の、リアルに入院経験のある人たちに聞いた「お見舞いに持って来てくれて嬉しかったもの3選」、意外と地味で身近なものが多かったのではないでしょうか?
「友達」と呼べる身近な間柄であれば、あまり考えすぎず、相手の負担にならないものを持って行くのがオススメです。