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「イースター」という言葉が浸透し、とくに数年前からは、イースター関連のイベントや商品も増えてきています。
有名テーマパークなどでもイースターイベントが開催されていますね。今後、ハロウィンに次いで賑やかなイベントとなりそうな「イースター」、由来や祝い方を知って盛りあがっちゃいましょう。
そもそも「イースター」とは?
とても簡単に説明すると、十字架に磔(はりつけ)られて処刑されたイエス・キリストが、3日目に復活したことをお祝いする「復活祭」のことだそう。
イエス・キリストに関するお祝いと言えば「クリスマス」ですが、実はイースターは、クリスマスよりも古くからお祝いの習慣があったようです。
「イースター」と「クリスマス」の違い
クリスマスは毎年「12月25日」と決まっていますが、イースターは毎年、日が変わります。
また、「クリスマスはイエス・キリストの誕生日をお祝い」し、「イースターでは、イエス・キリストが亡くなってから復活を遂げたことをお祝いする」という違いがあります。
イースターはいつ?2021年は4月4日
イースターは毎年日付が変わっていて、キリストが日曜日に復活したことから「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」がイースターとされています。
・2021年・・・4月4日(日)
・2022年・・・4月17日(日)
・2023年・・・4月9日(日)
なぜイースターに「たまご」をプレゼントするの?
クリスマスにはクリスマスプレゼントを贈るように、イースターには、復活祭の休日または春を祝うための「たまご(イースター・エッグ)」が配られる地域もあるようです。
鶏の卵をゆで卵にし、全体を色付けしたり、好きなデザインを施したりして配ります。
最近では、中が空洞になっている卵型のチョコレートや卵型のプラスチック容器などが使われることも多く、中にお菓子やオモチャが入っているものもあります。
さまざまなイースター・エッグが配られたり販売されたりしているので、「こうでなければならない」というような決まりはないようです。
なぜイースターといえば「うさぎ」なの?
復活祭のときにイースター・エッグを運んでくるウサギを「イースター・バニー」と呼び、教会によっては風物詩となっているところもあります。
また、イースター・バニーが復活祭の卵を隠し、子供たちが卵を探す地域もあるようで、場合によっては探した数を競うこともあるのだとか。
そういったこともあり、イースター関連の商品には、卵と一緒にウサギが描かれていることが多いようですね。
隠されているものを見つけるのは、子供でなくても楽しいもの。イースターイベントを考えているなら、こっそり卵を隠してみるのもオススメです。
この卵を見つけることは「エッグハント」と言い、「誕生」や「復活」の象徴である卵を探したり発見したりすることで、復活祭を祝うという意味もあるそうです。
イースターの服装
とくに決まりはなく、ドレスや着ぐるみ、コスチュームなど、それぞれが好きな格好でイベントを楽しむそうで、ウサギのカチューシャやコスチュームも人気があります。
もしも教会などへ行く場合には、露出が少なく派手になり過ぎない服装がよいとされていますので、着替えるなどしてから出かけることをオススメします。
イースターの祝い方を紹介
卵をカラフルにペイントしたり、エッグハントを楽しんだり、友人や家族を招いて食卓を囲んだりするのがイースターの楽しみ方です。
イースターの伝統的な料理としては、半分に切ったゆで卵の白身のくぼみに味付けした黄身を入れて飾る「デビルドエッグ」や、ウサギをモチーフとしたアイシングクッキーなどのお菓子と言われていますが、国によって違いがあるようです。
イースターの料理やお菓子のアイデア
日本では、イースターの食べ物にこれといった決まりはないようですので、ピザや揚げ物などのケータリングを利用して、手軽にお祝いしてみてもよいかもしれませんね。
ゆで卵に一手間加えた「デビルドエッグ」をイースター仕様に可愛くアレンジ!
アメリカでは、イースターに卵料理をたくさん食べる風習もあるらしく、その中でも「デビルドエッグ」は特に人気なのだそうです。
こちらはイースターラビットが可愛い「アイシングクッキー」。うさぎや卵型などを使いたくさんクッキーを作って春の訪れをお祝いするのはいかがでしょうか。
お部屋の飾り付けにオススメなのはこちら
自宅でイースターの飾り付を楽しんだり自分でペイントした卵を飾るのもオススメです。
まとめ
ここ毎年パワーアップしていくイースター、今年は、どんなイベントや商品が飛び出すのかとても楽しみですね。
皆さんも、今回紹介したことを参考に、ぜひイースターを楽しんでみてください。