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香水の正しいつけ方とは?オトナ女子が知っておくべき香水の注意点

香水の正しいつけ方とは?オトナ女子が知っておくべき香水の注意点

メイクやヘアと同じく、香水も自分を彩るアイテムです。香りは人の印象を大きく左右するため、正しく使えば商談やデートにも効果を発揮するかもしれません。大人の女性として知っておくべき香水の正しいつけ方や選び方、注意点などについてご紹介します。

香水の正しい・効果的な付け方

香水の正しい・効果的な付け方

良い香りも正しくまとわないと、本来の効果を発揮できなくなってしまいます。香水も同じで、正しい付け方をすることで本来の香水の魅力を存分に引き出すことができるでしょう。

香水をつける箇所に明確な決まりはありませんが、体温やつける場所によって香り方が変わってきます。

耳の後ろ・手首:自分やまわりに常に香らせることができる
腰・お腹など体の中心部:ほのかな香りが続きやすい箇所。汗をかきにくい場所なため、香りが変化しにくい
太もも・膝の裏側など下半身:歩いたり足を組んだりといった、体をうごかした時にほのかに香る

体の下にいけばいくほど、香りはほんのりと和らぐイメージです。
これをふまえ、それぞれのシーンに適した正しい香水のつけ方についてご紹介いたします。

オフィスで付ける場合

「スメハラ」などという言葉もあるほど、オフィスでの香りは注意が必要です。
香水は基本良い香りですが、人によっては香水の香り自体が苦手な人もいます。
オフィスには大勢の人がいますので、「自分が良い香りに包まれリラックスしたい」という気持ちよりも、「人に不快感を与えない」ことをまず重視しましょう。

つける場所としては、太ももや膝の裏側がオススメです。

周りにほのかに香らせつつ、オフィスでは椅子に座っている時間も多いことから、自分自身も下半身からのぼる香りを存分に楽しむことができます。

デートで付ける場合

デート時の香水は、お腹や腰周りなどの体幹部分がオススメ。

ほのかな香りをお互いが感じつつ、匂いを変化させないまま長時間持続させる効果があります。
汗もかきにくい箇所のため 、アクティブなデートにも向いています。

さらに、適度に香る箇所なため、ディナーデートなどロマンチックなシーンでも香りが邪魔することはないでしょう。

リラックス時につけたい場合

リラックス時や就寝時に香水をつける場合、お好きな箇所で問題ありません。
匂いを思いっきり楽しみたいのであれば、耳の後ろや首回りにつけましょう。

ただし寝具にも匂いがうつってしまうため、気になる方は就寝ギリギリにつけるのは避けた方が無難です。

香りうつりを避けるなら、就寝の1時間前に1プッシュ程度でとどめておくようにしましょう。

香水の適量を知る

香水の適量を知る

どこにつけようと、香水の量が多ければ「良い匂い」からは遠ざかってしまいます。
香水の適量は付ける箇所によって違うものです。

お腹から上の上半身につける場合、1〜1.5プッシュの量でOKです。
下半身の場合、2プッシュを目安に使いましょう。

どこにつけるにしても、つける箇所から20cmほど離すとつけすぎを防止できます。

香水をつけるのにNGな箇所

香水をつけるのにNGな箇所

香水をつけていけない箇所というのは、実は特にないのです。
耳の後ろや手首は強く香りすぎる、と言われることもありますが、付ける量の調節やTPOバランスを考え、自分自身とまわりが不快でないなら問題ありません。

ただし香水をつけた箇所に紫外線を浴びると、何もつけていない時以上に肌へのダメージが大きいといわれています。
また髪の毛に香水がかかると、香水のアルコールがキューティクルにダメージを与える可能性もあるそうです。

アップ時のうなじやデコルテ、髪の毛に近い耳の後ろにつける場合は注意してください。

不潔な体につけるのはもちろんNG

香水はつける人の体臭と混ざることで香りが変化します。
体臭と香水の相性が良ければ、たちまち人を魅了する香りへと変化するでしょう。

一方で不潔な体から放たれる体臭と香水が合わされば、本来の香りも不快なものへとなってしまいます。

香水の基本は清潔さから。
「匂い消し」として香水を使うのは避けた方が良さそうです。

香水を付け過ぎた時の対処方法

香水を付け過ぎた時の対処方法

うっかり香水をつけすぎてしまった時、つけたばかりであればすぐに流水で洗い流しましょう。
さらに石鹸をつけてしっかり落とすことで、「ほどよい匂い」まで抑えられます。

水道で流せない箇所(お腹や下半身)につけた場合は、アルコールが有効です。
ウェットティッシュやコットンにアルコールを含め、ぽんぽんと叩き込んで落としましょう。

洋服についてしまったのであれば、重曹スプレーが匂い消し効果があるためオススメです。
水200mlに対し重曹大さじ1杯を目安に適量作ってください。
服の素材によっては重曹のシミが残ってしまうため、不安な場合は別のコーディネートを考えるのも手です。

香水を選ぶ際のポイント

香水を選ぶ際のポイント

香水を購入する際は、必ず自分自身の鼻で香りを確認しましょう。

まず、テスターを紙にふりかけ、30分〜1時間置いて香りの変化を確認します。
つけた当初はキツすぎると感じていた匂いも、時間が経つことで程よく感じられるはずです。

この時、試す匂いは5つを限度にしてください。
あまりに多く試しすぎると鼻の奥で匂いが混ざってしまい、本来の香りがわからなくなってしまうためです。

紙にふりかけ30分〜1時間経過した後、「これだ」と思った香水は再び自分の体にふりかけ、自身の体臭との相性も確認しておきましょう。

香水は相手の印象も自分の気持ちも変えてくれる

香水は相手の印象も自分の気持ちも変えてくれる

香水はただ良い匂いをさせるばかりでなく、自分の気持ちをほぐしつつ相手からの印象も変えるアイテムです。
なりたい自分や好みの香りをすり合わせつつ、ベストな香水を選んで正しく活用してくださいね。


ライター

遠藤 舞衣

メイク・美容・インテリアの楽しさを文字と写真で伝えるライター。元インテリア業界勤務&美容部員経験から家と自身を飾る方法を発信します。企業公式コラムをはじめ多数メディアで執筆中。

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