Osaka Metro谷町線「中崎町駅」から徒歩約2分。安納芋など、蜜たっぷりの甘い焼き芋が食べられると話題の『蜜香屋 中崎町本店』があります。
テイクアウトで焼き芋や焼き芋スイーツが買えるほか、店内にも座席が用意されカフェ利用も可能。
本店のはす向かいと本店から徒歩1分ほど進んだ先に、メニュー同一の支店が2店舗あるので、本店の席がいっぱいであれば支店を覗いてみて。
土づくりから考えた、とっておきの焼き芋
蜜香屋の母体となる会社は、もともと滋賀県にておからや米ぬかなど有機物を利用した肥料作りをしていました。この肥料を畑にまくと土の中の微生物が活性化し、野菜やさつまいもがぐんと甘く仕上がるのだそうです。
そんな中、甘いと評判だったさつまいも「安納芋」を食べたオーナーは、噂に違わぬそのおいしさに感動。有機肥料の土で安納芋を作れば、より甘く仕上がるのではないかと考えて、さつまいも作りに取り組みます。
そして2009年、立派に育った安納芋をホクホクに焼き上げた焼き芋屋さんを、中崎町の路地裏にて秋冬限定で始めたのです。
たっぷりと甘みを蓄えた焼き芋は、「こんなにおいしい焼き芋があったんだ!」と瞬く間に評判に。秋冬限定から年中食べられる店舗へと変化し、さらに2016年12月、現在の中崎町本店のオープンへと至りました。
蜜香屋の焼き芋は一つひとつ大きさも形もバラバラなので、量り売りスタイルが基本。テイクアウトなら「焼き芋 200g〜」(440円〜)、「焼き芋 300g〜」(660円〜)となっており、だいたい中サイズ1本で200g、大サイズ1本で300gとなります。
焼き芋は常時3〜5種類が食べられ、お任せで組み合わせてもらうことも可能。もちろん「安納芋」だけ、「シルクスウィート」だけ、などのオーダーもできます。
蜜香屋のオススメは、甘み抜群の「安納芋」。季節によって「安納芋」がない場合もあるので、あればぜひオーダーを!
焼き芋のおいしさをとことん味わう
上にのっているのが「安納芋」、右下の細長いものが「金時」、左下のずんぐり焼き芋が「シルクスウィート」です。
店内のカフェスペースならできたてアツアツの焼き芋が食べられ、そのおいしさを余すところなく味わえます。
アツアツの焼き芋をぽっくりと割ると、中からおいしそうな湯気がポワポワ放たれます。スイートな香りとともに口に含めば……なんたる甘み! ねっとり濃厚な口当たりも相まって、まるでスイートポテトを食べているかのようなおいしさです。
軍手の指先についた黒いものは、じつは焼き芋の蜜。こぼれ出るほど蜜を蓄えた焼き芋の、とっておきのおいしさをぜひ味わってみてください。
なお、テイクアウトした場合には2、3日の冷蔵保存も可能です。また冷凍庫に入れて半冷凍すればより甘みが際立ち、焼き芋アイスキャンデーのような味わいも楽しめるそうです。
“芋蜜”をた〜っぷりかけた「中崎ポテト」
焼き芋と人気を二分しているのが、さつまいもを薄くスライスして揚げた「中崎ポテト」です。
こんもりと盛った中崎ポテトに、塩と自家製の“芋蜜”をたっぷりとかけて提供。“芋蜜”は、焼き芋からとれる蜜をきび砂糖などと掛け合わせて作っています。
芋チップスはさまざまな品種のさつまいものブレンド。さつまいもの品種によって味と食感に変化が出て、「次はどんな味かな〜?」と楽しみながら食べられます。
そして何より、とろ〜り甘い芋蜜と、ほどよく利いた塩気による甘じょっぱさがたまりません! リピーターが多いというのも納得の、とってもクセになるおいしさです。
「中崎ポテト」はテイクアウトも可能で、「中崎ポテト(小)」(560円)と「中崎ポテト(大)」(900円)の2種類をご用意。
中崎町の絶品焼き芋を召し上がれ
環境にやさしい土作りを経て、おいしい焼き芋を提供する『蜜香屋 中崎町本店』。蜜がたっぷり詰まった、甘くてホッとする味わいの焼き芋には心癒やされます。
また焼き芋や中崎ポテトのほかにも、焼き芋とアイスクリームと組み合わせた「おいもとアイス」や、パフェ風の「やきいもサンデー」など魅力的なスイーツもずらり!
●小腹が空いたときの健康的なおやつに
●大切な人への手土産に
●家族みんなで食べたいスイーツに
そんなシーンにぴったり。蜜香屋の焼き芋が奏でるとっておきのおいしさを、ぜひ味わってみてください!
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