「彼に嫌われたくない」という気持ちは、一般的に、付き合っている相手のことが好きであればあるほど大きくなっていく傾向にあるようです。
ただ、そういった気持ちが大きくなりすぎると、相手に依存しすぎて負担になってしまったり、相手に振り回されがちになったりとよくない方向に向かっていく可能性が高くなります。
そこで今回は、「彼に嫌われたくない」と考えてしまう自分を変えたいとき、「今後どのように対処していけばよいか」が見えてくる方法についてまとめてみました。
「どういう自分が嫌われると思うか?」を書き出してみる
「彼に嫌われたくない」と考えるばかりでは何も解決しないため、まずは「どういう自分を知られたとき、彼に嫌われると思うのか?」を書き出してみましょう。
書き出す内容は大きく分けると、「ネガティブワード」の入ったものと、「生理現象」、「改善する必要のないこと」の3つのカテゴリに分けることができます。
書き出した内容によっては、「彼に嫌われないために自分を犠牲にし過ぎている」ことに気づくキッカケになりますし、自分自身を改善する必要があるということに気づくかもしれません。
では次の項目から、どういった内容が、どのカテゴリに当てはまるのかについて具体的にみていきましょう。
改善すべき「ネガティブワード」とは?
書き出した内容が、下記のように「こういう自分を知ったら、彼以外の人からも呆れられたり敬遠されたりする可能性が高い内容」の場合は、自分を変えていくことも大切です。
◆すぐに誰かの愚痴を言ってしまう自分
◆仕事が長続きしない自分
◆ネガティブな方向に考えてしまう自分
愚痴を言うことをやめたり、できるだけ仕事を辞めずに頑張ったり、ポジティブな方向に考えるクセをつけることで、今後の人生にとってもメリットをもたらす可能性が高くなります。
この場合、下記のように具体的にどのような努力をする必要があるのかを書き出し、簡単なものからチャレンジしてクセづけていくと、長続きさせることが可能です。
愚痴を言うことをやめるチャレンジリストの例
◆愚痴が言いたくなったら2回に1回は我慢する
◆親友のAちゃんの前でしか愚痴を言わないようにする
◆トイレの中にこもって愚痴を言う
◆愚痴を言っているときの顔を鏡に映し、醜いということを自覚する など
改善すべき「生理現象」の線引き
書き出した内容が、下記のように「生理現象」に関することだった場合には、改善するべきかどうかの線引きは非常に難しいと言えるでしょう。
◆クシャミの音が大きい自分
◆オナラをしてしまったときの自分
◆長いトイレのあとに彼が入ってしまったとき
付き合いや同棲期間が長くなると、歩きながらオナラをするような女性もいるようですが、男性側からすると「引いてしまう」との回答も少なくないようです。
けれど、トイレやオナラ、クシャミが大きいといった生理現象は、「ある程度なら許せる」という男性が多いようなので、あまり無理をして便秘などにならないようにしましょう。
人間のカラダは、不要なものを体外に排出して体調などを整えているため、排出を妨げるような行為は体調不良の原因となってしまうこともあるようです。
つまり、「俺と一緒にいる間は、トイレもオナラも禁止」なんて言う男性は、あなたのことを人間としてみていないだけでなく、大切に扱っていない男性とも言えるでしょう。
このように、彼氏があなたのカラダに無理がかかるような要求をしているということが判明したときは、彼との関係を見つめ直してみることをオススメします。
「改善する必要のないこと」
書き出した内容が、下記のように「改善する必要のないこと」であった場合には、彼との関係を続けるべきかどうか、冷静に考えてみる必要があるでしょう。
◆彼の夢を応援するだけの資金が無いと知られたときの自分
◆彼がホストを辞めるまで、お店に通うお金がない自分
本人が夢に向かって努力をしているだけでなく、できるだけアルバイトで稼いでいるような場合であれば話は別ですが、彼が生活できるよう援助しなければ終わってしまうような関係は「お金でつながっている縁」でしかありません。
また、彼がホストで「店を辞めたいんだけど、借金やお店を出したいという夢があってなかなか辞められなくて…」と、店に来るよう促される場合にも注意が必要です。
「彼をつなぎとめておくためにお金がかかる」という状況に陥っているのであれば、それはもう恋愛ではなく、お金でつながっている関係ということになるでしょう。
甘い言葉を囁かれて都合のいい女になってしまわないよう、文字として紙に書き出し、冷静に自分の立場について考え、彼との関係を続けるべきかどうかよく考えてみてくださいね。
まとめ
「彼に嫌われたくない」と考えてしまう自分を変えたいと思ったときはまず、「どういう自分を知られたら、彼に嫌われると思うのか?」を書き出してみましょう。
文字として書き出すことで、客観的に問題点が見えるようになり「今後どのようにすればよいか?」が判断しやすくなります。
書き出した内容を、今回紹介した3つのカテゴリに当てはめながら、どういう方向に自分自身を変えていくべきか考えてみてくださいね。
Illust:5884.