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【DIY連載】「ステッチカラー」を使って刺繍風ファブリックパネルを作ろう!

【DIY連載】「ステッチカラー」を使って刺繍風ファブリックパネルを作ろう!

布に「描く」ことで、まるで本物の刺繍のような立体感のある作品を作ることができる魔法の塗料「ステッチカラー」をご紹介します。今回はこちらの塗料を使って、リアルな刺繍風ファブリックパネルを作ってみようと思います。

ステッチカラーで作成した刺繍風ファブリックパネル

針と糸を使ってひと針ひと針丁寧に縫い上げられた「刺繍」。

糸で縫われた立体感のある繊細なモチーフは、刺繍ならではの味わいです。

ステッチカラー

しかし刺繍は、裁縫が苦手な人にとってはとてもハードルの高いもの。

そこでオススメしたいのが、刺繍のように”描ける”塗料「ステッチカラー」です。

パレットや筆も不要で布に直接描くことができ、乾いたあとの熱処理は不要。押し洗いによる洗濯が可能という驚きの塗料です。

今回はこちらの塗料を使って、リアルな刺繍風ファブリックパネルを作ってみようと思います。

材料は布生地と「セリア」のアイテムで

セリアの刺繍枠

材料として使ったのが「セリア」の「刺しゅう枠」と布生地です。

生地はどのようなものでもOKですが、繊維が太い麻や綿の布を使うと雰囲気のある作品が作れるのでオススメです。

描いて刺繍!「ファブリックパネル」の作り方

 【1】刺しゅう枠をペイントする

刺しゅう枠をアンティーク風にペイント

実用アイテムである刺しゅう枠を、おしゃれなアンティーク風にアレンジします。

好みのカラーのミルクペイント(水性塗料)と、オールドウッドワックスウォーターベースコート(水性ステイン)を塗り重ね、アンティークな風合いにペイントしましょう。

【2】生地に下描きをする

生地に下書き

好みの色の生地を選び、鉛筆で下絵を描きこみます。

刺しゅう枠をガイドにして生地に円を描き、中に下絵となる絵柄を描き入れれば準備はOKです。

【3】ステッチカラーで刺繍風ペイントを施す

ステッチカラーで刺繍風ペイントを施

「ステッチカラー」を使って生地に絵柄を描きます。

チューブを押しながら絵の具を出し、下絵に沿ってラインやドットを描き入れましょう。

ラインの太さやドットの大きさは、チューブの押し加減で調整することができます。

刺しゅう枠に生地をセットする手順

絵の具が完全に乾いたら、刺しゅう枠に生地をセット。

枠外にはみでた余分な生地をカットすれば、おしゃれな刺繍風ファブリックパネルが完成です!

ファブリックパネルのレイアウトアレンジ

ファブリックパネルのレイアウトアレンジ

まるで本物の刺繍を入れたような、おしゃれなファブリックパネルができました。

リアルな刺繍感を出すポイントは「ラフな描画」。

ステッチカラーは細かく精密に描くのではなく、線の強弱やドットの大きさをラフに描き入れることで、より本物の刺繍に近い質感を表現することができます。

ステッチカラー描き方ポイント

ステッチカラーは、ボタニカルやポップな色柄にもぴったりな全12色展開。

金糸のような光沢のある「きん」「ぎん」を使えば、高級感のある仕上がりを演出できます。

華美すぎず上品な色合いで、エレガントなシチュエーションにぴったりです。

生地をカットせずアレンジ

刺しゅう枠にはめ込んだ端布をカットせず、そのまま使ってみるのもオススメ。

裁縫道具とともに並べてレイアウトすれば、アトリエ感のあるディスプレイが楽しめます。

刺繍風ファブリックパネルのレイアウトアレンジ

壁にプッシュピンをさしてパネルを引っかければ、ユニークなウォールインテリアに。

やわらかな布と刺繍のファブリックパネルが、殺風景になりがちな壁面を温かな雰囲気に演出してくれます。

まとめ

今回は描くだけで本物の刺繍のような作品を作ることができる塗料「ステッチカラー」をご紹介しました。

裁縫が苦手な方もステッチカラーを使えば簡単&手軽に刺繍風雑貨を作ることができます。

新たな手作りツールのひとつとして、みなさんもぜひ使ってみて下さい!


ライター

柳 美菜子

家具から雑貨まですべてを手作りし、お金をかけないナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいます。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書も出版、また様々なメディアでも執筆しています。

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