写真映えするような、少し変わった素敵なお菓子を作ってみたいと思うことはありませんか?
そこで今回は、まるで朝露のような「水信玄餅」風の簡単な作り方をご紹介したいと思います。
もちろん、名店で買ったものと比べると味も見た目もかないませんが、自分1人や友だち・家族と楽しみたいという人にはオススメのレシピです。
ほぼ混ぜるだけのとっても簡単なレシピなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
「水信玄餅」とは?
山梨県の白州町に本店がある『金精軒(きんせいけん)』などで販売されている「水信玄餅」は、気泡や濁りのない美しい見た目をしています。
また、名水である「南アルプス天然水」を寒天で固めた涼しげな水菓子です。
販売時期は、6月上旬から9月上旬頃までのみと短いため、毎年たくさんのファンが詰めかけるそうです。
水菓子がお好きな方はぜひ、山梨県の白州町にある『金精軒』へ足を運んでみてくださいね。
「水信玄餅」風の材料
今回は、いちばんシンプルな材料で水信玄餅風に作ってみました。
材料(2個分)
- アガー 4g
- 水 200ml
- 底が丸みを帯びている耐熱カップ 2つ
アガーとは?
粉末状になっている植物性ゼリーの素で、原料は海藻です。
寒天やゼラチンよりも透明度が高く、ぷるるんっとした弾力があるのも特徴となっています。
ゼリーやプリンなどを作るときにも使うことがある製菓材料のひとつです。
「水信玄餅」風の作り方
水信玄餅風と言ってもさまざまな作り方があり、気泡が少なくなるような工夫がなされているようなものもあります。
ただし今回は、作りやすさと簡単さに重点を置いてあみだした、1カップで水信玄餅風を作る方法をお伝えいたします。
作り方
1. アガーと水を耐熱コップの中に入れて混ぜる
2. 600wで1分30秒加熱する
3. 加熱が終わったら軽く混ぜる
4. 冷蔵庫で2~3時間、ぷるぷるに固まるまで冷やす
お好みで黒蜜やきなこをかけるとより美味しくなります♪
「水信玄餅」風のアレンジレシピ
透明の水信玄餅もとても素敵ですが、いろいろなカラーに仕上げてみてもポップで楽しいですよ。
準備するものは、本記事で紹介した水信玄餅風の材料と、かき氷のシロップのみです。
作り方は、赤文字にしている部分が変わるだけで、水信玄餅の作り方とほぼ変わりません。材料、作り方ともに、下記をご覧ください。
材料(2個分)
- アガー 4g
- 水 200ml
- かき氷のシロップ(好きなカラー) 小さじ1
- 底が丸みを帯びている耐熱カップ 2つ
作り方
1. アガーと水、かき氷のシロップを耐熱コップの中に入れて混ぜる
2. 600wで1分30秒加熱する
3. 加熱が終わったら軽く混ぜる
4. 冷蔵庫で2~3時間、ぷるぷるに固まるまで冷やす
カラフルな水信玄餅風には、イチゴやパイナップルなど少し酸味のあるフルーツを乗せたり、はちみつとレモンを混ぜたものをかけたりしてもおいしく食べることができます。
器や盛りつけかたで雰囲気が変わる
今回はガラスの容器に盛りつけましたが、薄い木で作られた「船皿(ふなざら)」や菓子器(お菓子を入れるお皿など)などに盛りつけると、より雰囲気が出て楽しめるでしょう。
カラフルな水信玄餅風なら、ポップなカラーやイラストの器に盛りつけても可愛いです。
ぜひ、いろいろとアレンジしてみてくださいね。
まとめ
今回紹介した「水信玄餅」風のように見た目が美しく、さらに時間をかけずに簡単に作れるスイーツは、とても魅力的ですよね。
透明でぷるんぷるんでとても美しく、まるで朝露のような本物の水信玄餅にはかないませんが、ぜひ今回紹介した方法で「水信玄餅」風を楽しんでみてくださいね。