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日本の伝統食品である味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で“畑の肉”と呼ばれています。
さらに大豆は発酵によってアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた味噌になります。
そんな身体に嬉しい味噌を使ったお料理を、オーガニック味噌のリーディングカンパニー『ひかり味噌』にたっぷり教えてもらいました。
「味噌料理のレパートリーを増やしたい」、「美味しくてヘルシーなスイーツを手作りしたい」、「外出自粛の中でも、おうちで居酒屋さん気分を味わいたい」という方、必見です!
スイーツに味噌!? 意外な組み合わせが生む美味しさに感動!
いちごのティラミス(調理時間:20分未満)
味噌がチーズのコクを引き立てる、いちごのティラミス!
グラスの底にはクッキーやスポンジではなく、バゲットを使用するので気軽に作りやすいのが嬉しいですね。
■材料(4人分)
- マスカルポーネ 200g
- 生クリーム 100g
- 味噌 大さじ1
- 卵黄 2個分
- グラニュー糖 50g
- いちご 8個
- ミント 適量
- バゲット 8cm分
- 【A】インスタントコーヒー 大さじ1/お湯 大さじ6
■作り方
①バゲットを1cm角に切り、グラスの底に敷き詰める。
②【A】を合わせて溶き、①にたっぷりかけ、軽く押しながら全体にコーヒーを染み込ませる。
③ボウルに生クリームとグラニュー糖を加え、柔らかいツノが立つまで泡立てる。卵黄を加えてさらに泡立て、再度同じくらいの固さになるまで泡立てる。
④マスカルポーネと味噌を加えて、混ぜ合わせる。
⑤②に流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やしてなじませる。
⑥いちごのヘタを取り、厚めの輪切りにする。⑤の上に敷き詰め、ミントを添える。
■ポイント
お好みでブランデーやラム酒(大さじ1)を工程④で入れると大人な味に変身!
手作り味噌アイス(調理時間:30分以上)
甘じょっぱく、濃厚な風味の味噌アイス。
ほっとする甘さはお酒のお供にもお勧め!
■材料(3~4人分)
- 味噌 大さじ1
- 牛乳 300ml
- はちみつ 60g
- 生クリーム 100ml
- 卵黄 2個分
■作り方
①小鍋で牛乳を温め、沸騰直前で止める。
②ボウルに卵黄とはちみつを加え、泡立て器でかき混ぜる。混ざり合ったら①を少しずつ加えながらその都度混ぜ合わせる。
③ザルで漉しながら小鍋に戻して弱火にかけ、ゴムベラで底が焦げないように混ぜながら加熱し、ゆるいとろみがついたら火からおろす。
④氷水にあてて冷やし、しっかりと冷たくなったら味噌と生クリームを加えてよく混ぜ合わせる。
⑤バットに入れ、蓋かラップをして、冷凍庫で冷やす。1時間おきに空気を含ませるようにかき混ぜ、しっかりと固まるまで3回ほど続ける。
■ポイント
ホーローバットで作ると早く固まるので時短!
ジップ付き保存袋で作るのも◎。この場合も揉まずに空気を含ませるようにかき混ぜて!
メープル味噌のバナナホットケーキ(調理時間:20分未満)
メープルシロップと味噌を合わせると、香ばしく甘じょっぱいソースに!
濃厚なバナナとの相性も◎。
■材料(2人分)
- 味噌 小さじ1
- メープルシロップ 大さじ2
- バナナ 1~2本
- ホットケーキミックス粉 150g
- 卵 1個
- 牛乳 100ml
- セルフィーユ(チャービル) 好みで
■作り方
①バナナは皮をむいて縦半分に切る。長い場合はさらに横半分に切る。
②味噌とメープルシロップを混ぜ合わせてソースを作る。
③ボウルに卵と牛乳をよく混ぜ合わせ、ホットケーキミックス粉を加えてさらに混ぜる(ホットケーキミックス粉に別途分量の指示があれば、それに従う)。
④弱火で温めたフライパンに③を1/3量流し入れ、表面に気泡が出てきたらひっくり返し、さらに3分ほど加熱する。同様にもう2枚焼く(フライパンがテフロン加工の場合はそのままで、それ以外は油〈分量外〉を薄く塗る)。
⑤ホットケーキの上にバナナをのせ、②のソースをかけてセルフィーユを飾る。
■ポイント
ホットケーキを上手に作るコツは、最初に卵と牛乳をよく混ぜ、ミックス粉を加えた後は「混ぜすぎない」こと!
ダマがたくさんある状態で焼くと、厚みのある、口当たりの軽いホットケーキになります。
味噌キャラメルソースのアイスクリーム(調理時間:10分未満)
味噌のコクを生かしたスイーツレシピ!
■材料(2人分)
- グラニュー糖 100g
- 生クリーム 100cc
- 水 50cc
- バター 15g
- 味噌 大さじ1
- みりん 大さじ1
- バニラアイス 300g
- アーモンド 適量
■作り方
①鍋に水とグラニュー糖を半量入れて、あめ色になるまで弱火で煮詰める。
②一旦火を止めてから生クリームを入れ、さらに2~3分弱火で煮る。
③残りのグラニュー糖、バター、味噌󠄀を加えて、好みの硬さになるまで弱火にかけて水分を飛ばす。
④鍋を火から降ろし、みりんを加えてよく混ぜる。
⑤器によそったバニラアイスの上から熱々の④をかけ、アーモンドを飾る。
お酒のアテに、食卓の一品に!味噌を使った“居酒屋さんレシピ”
アボカドの味噌炒め(調理時間:10分未満)
炒めることでトロリと濃厚な口当たりになるアボカド。
にんにくと味噌の風味がお酒との相性◎!
■材料(2人分)
- アボカド 1個
- にんにく 1片
- 【A】みそ 大さじ1/日本酒 大さじ1
- ごま油 大さじ1
■作り方
①アボカドは皮をむき、種を除き一口大に切る。にんにくは薄切りにする。【A】を合わせておく。
②フライパンにごま油とにんにくを入れて火にかけ、香りが立ってきたらアボカドを炒める。
③②がとろりとしてきたら、【A】を入れて絡める。
スナップえんどうの卵味噌和え(調理時間:10分未満)
簡単に作れて色どりもキレイな一品。
美味しい日本酒と合わせたい……!
■材料(2人分)
- スナップえんどう 200g
- 卵 2個
- 味噌 大さじ3
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
■作り方
①スナップえんどうを茹でる。
②ボウルに材料をすべて入れ、よく混ぜる。
③②を湯煎にかけ、もったりとなるまでダマにならないように混ぜ続ける。
にらせんべい(調理時間:20分未満)
長野県の郷土料理「にらせんべい」は、味噌の味が優しくてモチモチ食感!
お酒の肴はもちろん、おやつにもぜひ。
■材料(2人分)※7~8枚
- にら 50g
- 薄力粉 100g
- 【A】味噌 大さじ1/卵 1個/砂糖 大さじ0.5/水 80ml
- サラダ油 小さじ2
■作り方
①にらを2cm幅に切る。薄力粉は振るっておく。
②ボウルに【A】を入れて混ぜ合わせ、にらと薄力粉を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
③中火で温めたフライパンにサラダ油を半量ひき、5cm大の丸型に生地を流し入れて焼く。生地の周りに火が通ってきたらひっくり返し、焼き色がついたら取り出す。
④サラダ油を足しながら、残りの生地も同様に焼く。
なすのひとくち味噌田楽(調理時間:30分未満)
食卓が華やかになる、なすの味噌田楽。
ワインとの相性も良さそう♪
■材料(2人分)
- なす 2本
- 大葉 5枚
- ミニトマト 2個
- 白ごま 適量
- 【A】味噌 大さじ3/砂糖 大さじ2/みりん 大さじ1/酒 大さじ1
■作り方
①鍋に【A】を入れ、弱火でとろみが出るまで火にかけ、田楽味噌を作る。
②なすは1.5cm幅の輪切りにして水にさらす。水気を切り、ラップで包んで電子レンジ(600w)で1分ほど柔らかくなるまで温める。
③フライパンに油を熱し、②を入れて強火で焼き色がつくまで焼く。
④③を器に持って①をかけ、千切りにした大葉、カットしたミニトマトを添え、白ごまを散らす。
『ひかり味噌』のサイトには、味噌を使ったレシピが盛りだくさん!
今回『ひかり味噌』が教えてくれたレシピはほんのひと握り。
公式サイトには、多くのお味噌料理レシピが掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
味噌汁レシピも数多く紹介されているので、味噌汁の具のバリエーションに困った時にも役立ちますよ。
※【画像・参考】『ひかり味噌』