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恋愛は、付き合えるか付き合えないかの瀬戸際がいちばん楽しいという人もいますが、そうは思えない人も多いようです。
「きちんと付き合いたいのに、なかなか進展がない……」という人は、心理学を活用してアプローチをかけてみてはいかがでしょうか?
今回は、相手の気持ちを確かめたり、相手に気持ちがある場合にはグッと距離を縮めたりできる「恋愛に活用できる5つのテクニック」を紹介いたします。
【1】相手のパーソナルスペースに飛び込んでみよう
パーソナルスペースとは、自分だけの空間のことで、自分の部屋のようなイメージです。
自分の部屋に、赤の他人を招き入れる人はごく少数でしょう。
それと同じように、自分のパーソナルスペースに赤の他人が入ってきても違和感を覚えない人は、わずかと言えます。
まずは、このパーソナルスペースを利用して相手の気持ちを確かめる方法です。
パーソナルスペースの範囲は人によって異なるものの、関係性によって近づいても違和感や不快感がないのは下記のような距離であると言われています。
・上司や先輩など … 120センチ以上
・友人や親しい知人など … 45センチ以上
・彼氏、彼女の関係 … 45センチ以内
進展のない彼と話すとき、さりげなく距離を縮めていきながらどこまでの範囲なら相手が下記のような拒否の姿勢を取らなかったか、よく観察してみましょう。
・のけ反る
・腕組み
・1歩うしろに下がった
最終的には、45センチ以内でグッと彼に近づいて反応をみます。
彼が拒否の姿勢をみせた位置が、「いまのあなたとの距離」ということになります。
たとえば、50センチまでは近づいても拒否の姿勢などはなかったが、30センチに近づいたときに拒否の姿勢をみせたなら「友達」ということになるでしょう。
【2】相手の膝やつま先の向きをチェックしよう
進展のない彼と食事やイスに腰かけて話す機会がある場合には、相手の膝やつま先をチェックしてみましょう。
彼とテーブルを挟んで対面で座っているとき、膝とつま先がこちらを向いている場合には、あなたに想いを寄せている可能性が高いと言えます。
彼と隣同士で座っている場合で、あなたに想いを寄せている場合には、彼のつま先があなたの方向を向いていることが多いでしょう。
ただし、相手が猫背だったりO脚だったりする場合には、膝やつま先があなたの方を向いていないこともあります。
膝とつま先だけをみて、「私には気がないんだな……」とショックを受けないようよく観察してみてください。
【3】頻繁に会って「もっと親近感」を持たせよう
ポストに入っていた広告、何気なく捨てているうちに内容までじっくりと見てしまうこともあるでしょう。
これは、何度も同じものをみているうちに親近感が湧いてくるという心理的な手法「ザイオンス効果」を活用した方法です。
遠距離だと心が離れていくように感じるのは、まさに会う回数が少なくなり親近感が薄れていくから。
できるだけ頻繁に彼と会い、いままでよりもさらに親近感を持ってもらいましょう。
(参考:『【恋愛心理学】会う長さより回数!ザイオンス効果』より)
【4】彼に同じタイミングでドキドキしてもらおう
彼に同じタイミングでドキドキしてもらうことで、心理テクニックのひとつである「吊り橋効果」と同じ効果を得ることが可能になります。
吊り橋を渡るときのようなドキドキを感じると、脳が錯覚し一緒にいる相手に恋愛感情を持っていると思い込んで好きになるキッカケとなることが多いのです。
・ホラー映画を一緒に観る
・遊園地のアトラクションに一緒に乗る
・ジョギングやボルダリングなどのスポーツを一緒にする
など、実践しやすそうなもので試してみてください。
【5】ボディタッチで距離を縮めよう
距離感を縮めるともいわれるボディタッチは、心理学では「タッチング」と言います。
まずは、彼が元気のないときに背中や肩をポンと叩くところからはじめてみてください。
指や手、太ももなどにタッチングすると、相手も意識して距離が縮まりやすいと言われていますが、勇気がいりますよね……。
そこで、「手相みてあげる」や「すっごいキレイな指してない?見せて」など、相手が違和感を覚えにくく、あなた自身も緊張しにくい方法でタッチングすることをオススメします。
自然に、指や手、太ももに触れることができるようになれば、自然と距離も縮まっていることでしょう。
ただし、触っている部分を引っ込めたり、眉をピクリと動かして不快な表情をしたりした場合にはすぐにタッチングをやめるようにしましょう。
(参考:『タッチングの看護|目的と種類、効果的に行うタッチング方法』より)
まとめ
大好きな彼との距離、出会ったときよりは縮まっているはずなのに「なぜかそれ以上の進展がない」というケースは少なくありません。
そんなときは、ぜひ今回紹介した「恋愛に活用できる5つのテクニック」を実践し、相手の気持ちを確かめたり、距離を縮めたりしてみてくださいね。
Illust:5884.