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豆苗には女性の美容や健康に嬉しい栄養素がいっぱい!
シャキシャキした食感とほのかな豆の香りが特徴の豆苗。えんどう豆の若い葉と茎の部分のことを指し、栄養バランスの良い緑黄色野菜です。
豆苗には、豆類に多く含まれるたんぱく質や、新陳代謝の働きを助けるビタミンB群、骨の形成を助けるビタミンK、若々しさを保つ効果が期待できるビタミンAやビタミンC、妊娠中や授乳中に摂りたい葉酸など、女性に嬉しい栄養素がバランス良く含まれています。
“ズボラさん”でも育てられる、手軽さが魅力!
豆苗の魅力は、なんといっても手頃な価格で美味しく食べることができて、再収穫もできることでしょう。「野菜を育てるなんて難しそう……」、「植物や花は枯らしてしまう自信がある……」という人もご心配なく♪ 豆苗を育てるのは本当に簡単なのです!
まず、豆苗は根付きのものを購入しましょう。料理に使う時は、豆の部分より上、できれば脇芽(茎の付け根から出る芽)より上で切ります。
そして、根の部分を水の張った容器に入れると、新しい芽がどんどん伸びて約1週間で再収穫できます。水の量は豆がつからない程度に。水に触れると豆にカビが生えることもあるので注意が必要です。
あとは、毎日水を交換するだけです。気温が高くなる夏場は、朝晩2回以上、水を替えてあげるのがオススメ。新しい芽がすくすく育っていくのを毎日見ていると、愛着がわいてきて可愛く思えてくるから不思議です。
再利用は2回までがオススメといわれています。ちなみに3回目は成長する茎も少なく、細くなったように感じました。
節約&簡単に作れる!豆苗レシピを紹介
豆苗とアボカドのサラダ
■材料(2〜3人分)
- 豆苗 1パック
- アボカド 1個
- 塩昆布 2つまみ
- レモン汁 少々
- 塩・こしょう 各少々
■作り方
①豆苗は根元を切り落としてから3〜4cmに切り、水洗いする
②ポリ袋に豆苗と塩昆布を入れ、袋の上からよく揉みこんでなじませる
③アボカドは半分に切って種を取り、スプーンですくってボウルに入れる
④③にレモン汁を入れ、形が残る程度につぶしておく
⑤④に豆苗と塩昆布を入れ、混ぜ合わせて、塩・こしょうで味をつける
■ポイント
最初に塩昆布と合わせて揉み込むことで、生の豆苗がしんなり食べやすくなります。
熟したアボカドを使うと、豆苗と混ざりやすいのでオススメ!
豆苗ときのこの和風パスタ
■材料(2人分)
- スパゲティ 200g
- 豆苗 1パック
- しめじ 1/2パック
- エリンギ 1本
- ベーコン 50g
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1(スパゲティを茹でる用)
- バター 20g
- しょうゆ 大さじ2
- 茹で汁 大さじ2
- 塩・こしょう 各少々
■作り方
①豆苗は根元を切り落としてから食べやすい長さに切り、水洗いする
②しめじとエリンギは石づきを切り落とし、しめじはほぐしておく。エリンギは食べやすい大きさに切る
③ベーコンは食べやすい大きさに切る
④鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えて、スパゲティを茹で始める
⑤フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、しめじ、エリンギ、ベーコンを炒める
⑥茹でたスパゲティの水気を切って⑤に入れ、茹で汁、バター、しょうゆを加える
⑦豆苗を加えて炒め、塩・こしょうで味を調える
■ポイント
きのこは、まいたけやエノキなどで作っても美味しいです。
味が濃い場合はしょうゆの量を調節してください。
豆苗の豚肉巻き
■材料(2人分) ※写真は1人分
- 豆苗 1パック
- 豚ばら肉 180g
- もやし 200g
- 塩・こしょう 各少々
- しょうゆ 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1/2
- 白すりごま 大さじ1
■作り方
①豆苗は根元を切り落として、水洗いする
②豚ばら肉に①ともやしをのせて、塩・こしょうをふり、手前から巻いていく
③耐熱皿に②をのせ、ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで5分加熱する
④しょうゆ、鶏がらスープの素、白すりごまを混ぜ合わせる
⑤加熱後、ラップを外して④をかける
■ポイント
豚肉に完全に火が通るまで加熱時間を調整してください。
ポン酢やごまだれをかけるのもオススメです。
まとめ
スーパーでは100円前後で売っていて、再利用すれば2度(うまくいけば3度!)も味わえる豆苗は、節約したい時に使える優秀野菜の一つです。美容や健康に役立つだけでなく、すくすく育つ新芽に癒される“豆苗生活”を始めてみませんか?