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顔を四角く、または大きく見せてしまうエラをどうにか隠したい。
海外では個性やチャームポイントと捉えられることも多いエラですが、日本の女性はエラをコンプレックスと思う人が多いようです。
エラそのものを消すのは難しいですが、メイクやヘアスタイルで隠したり目立たなくしたりは可能です。
上手な隠し方を覚えてしまえば、エラとも上手に付き合っていけるのではないでしょうか。
エラを目立たなくするメイク方法、ヘアアレンジ方法の基本についてご紹介します。
立体感を出してエラを隠す《メイク方法》!
エラを隠すメイク=シェーディングと思われてしまいがちですが、シェーディングだけではかえってエラが悪目立ちをしてしまう可能性があります。
大切なのは全体のパーツバランス。
が、エラを隠す鍵です。
ひとつずつ丁寧にメイクをすれば、エラを自然に隠すことができます。
エラを隠すメイク方法(1)アイブロウ
シースルーバングやワンレンヘアなど、眉毛が見えるヘアスタイルを選んでいる方はアイブロウメイクも大事なエラ隠しのポイントです。
眉は長すぎると顔を横に広く見せ、こわばった輪郭を強調してしまいます。
かといって短すぎると、余白部分が増えてエラが目立つ結果に。
【眉尻の位置】
小鼻から目尻を通る延長線上に。
【眉頭の位置】
眉頭同士を近づけすぎると顔のパーツが中心に寄っているようくるように。
【眉山】
黒目の端と目尻の間くらい。ただし、眉山はほとんどつけない柔らかなアーチ状にすると、エラが張ってこわばった印象の表情が優しい印象に変わります。
【太さ】
眉頭を一番太くし、眉山手前あたりまでは眉頭とほとんど差をつけない太さにすると目が大きく見え、顔の余白が目立たなくなる。
基本は眉山を近づけ過ぎない、アーチ型で太過ぎず細過ぎずを意識します。
地眉毛も完成図をイメージしながら整えてください。
エラを隠すメイク方法(2)チーク
顔の余白を埋めるチークは、色や入れ方で大きく印象を変えます。
エラ張りさんの場合は、こめかみ部分から小鼻の高さまで、さらに黒目の下までいかない幅でチークを入れます。
黒目の下から鼻に近い位置まで、横に長くチークを入れてしまうと横幅が強調されてしまうので注意してください。
色は引き締め効果のあるオレンジ系がオススメ。
ピンク系よりも顔を小さく見せる効果が期待できます。
エラを隠すメイク方法(3)アイメイク
アイメイクとエラ隠し、関係のないように思えますが、アイメイクはエラをカバーするのに大切な役割を持っています。
エラ張りさんにとって、目から外側の輪郭の余白は大敵です。
アイメイクで目元に立体感を生むことで、目の外側部分の余白が目立たなくなります。
カラーは陰影を作りやすいブラウンがベスト。
チップにとったアイシャドウはすべて目尻側からスタートさせましょう。
ベースカラーも目尻からアイホール全体になじませ、中間カラーとアクセントカラーも目尻からスタートさせます。
アイシャドウは最初にのせた部分が一番色が濃く出る性質を持っています。
目の中心ではなく、外側を一番濃く見せることで、余白部分が埋もれていきますよ。
エラを隠すメイク方法(4)シェーディング
エラを隠すメイク方法といえばシェーディングです。
エラのある丸顔さんもベース型さんも面長さんも、エラを隠すシェーディングの基本は、耳下〜顎下のフェイスラインにしっかりシェーディングを入れます。
さらに、おでこの生え際とエラ部分にもシェーディングを置き、影を作ってエラを隠していきましょう。
ボリュームやカールでエラを隠す《ヘアスタイル方法》!
メイクだけで隠せないエラは、ヘアアレンジで隠してしまうこともできます。
基本はトップのボリューム+顔まわりのカールが重要です。
トップボリュームで縦のラインを長くし、顔まわりのカールがエラを隠して小顔に見せてくれます。
が、エラ張りさんでもよく似合うヘアスタイルです。
エラまわりを自然にカバーしながら、オシャレでやわらかな印象を作り出します。また、ヘアゴムやピンなどのヘアアレンジでエラを隠しても良いですね。
どのヘアスタイルも顔まわりと耳後ろからうなじにかけての後れ毛は必須です。
あるのとないのとでは、顔の大きさに差が出てしまうので、どのようなヘアアレンジでも後れ毛は残すようにしましょう。
エラはメイクとヘアで隠すと効果的!
エラはメイク、ヘアそれぞれで隠すことができますが、できることなら両方で対策をとった方が効果的です。
立体感を生み余白を埋めるメイク術と、輪郭をカバーできるヘアスタイルでコンプレックスとさよならしましょう。