目次
STEP2. 甘皮を処理する
甘皮とは、爪と指の間にある白く薄い皮です。本来は隙間からバイ菌が入らないようにガードする役割を持っています。しかし、甘皮があると爪が短く見えてしまい見た目が美しくありません。
とはいえ、無理に剥がしてしまうとバイ菌が入ってしまう可能性もあり、素人が行うのはオススメできません。自宅ケアでは甘皮は剥がさず押し出して、甘皮の下の「ルーズスキン」のみを除去します。
ルーズスキンをケアするだけでも、爪がきれいに長く見えるようになりますよ。
1. お湯のはったボウルに指先を2〜3分浸す
2. コットンスティックの先も水に浸しておく
3. コットンスティックで甘皮の端→真ん中→端の順番で、甘皮を押し上げる
4. 水で軽く湿らせたガーゼを指に巻きつけ、甘皮部分をクルクルと優しくこすりルーズスキンを取り除く
STEP3. 表面を整える
ネイルを塗っていなくても光沢が出るように、爪の表面をバッフィングします。バッフィングは、「ネイルバッファー」と呼ばれる道具を使います。
ネイルバッファーはネイルファイル同様に爪専用のやすりですが、ネイルファイルよりずっと目が細かく、1,000〜3,000グリッドほどです。そのため、爪表面の凹凸をなめらかにするのに向いています。
1. ネイルオイルを爪全体に塗る
2. ネイルバッファーで爪表面を優しく撫でる
3. 仕上げにさらにネイルオイルを塗ってなじませる
バッフィングはつい光沢を出そうと、削りすぎてしまいがちです。削りすぎは自爪を薄くし、割れや欠けの原因になるため、あくまで表面の凸凹を平らにするだけに留めておきましょう。
STEP4. 保湿
バッフィングの後にも塗った手指だけでなく、キューティクルオイルやネイルオイルを塗ることで、爪を乾燥から守りましょう。
キューティクルオイルは爪の表面を保護し、二枚爪やひび割れなどを防ぐ効果があります。大切なのは、日常的にこまめに塗ること。早い段階で爪に潤いが戻ってきます。
ささくれ・さかむけなどをセルフケアできれいに
いくら爪をきれいにしても、ささくれやさかむけなどで爪が荒れていれば、きれいな手指とは言えなくなります。
ささくれ、さかむけもきちんとケアをし、本当の意味で美しく健康な手を手に入れましょう。
1. 眉用はさみなど小さなはさみを消毒する
2. できてしまったささくれ・さかむけをはさみで根元からカット
3. ささくれ・さかむけ部分を消毒
4. ハンドクリームを指先に塗りこむ
ささくれ・さかむけのケアは就寝前に行い、そのままハンドクリームパックをして寝るのがオススメです。
ハンドクリームを厚く塗りコットンの手袋をして寝れば、朝起きた時には爪まわりの皮膚がふっくらしているはずですよ。
ネイルケアですっぴん手指もきれいにしよう
手先は女性らしさが表れる部分です。ケアをきちんと行うことで、すっぴん手指でも思わず触りたくなるような美しさが実現します。日頃のケアを大切に、乾燥や荒れに負けない手指を作りましょう。