「節約」を考えたとき、最初に思い浮かぶのが「外食費のカット」という人も多いのではないでしょうか?
外食は美味しいけれど、支出としては大きいですし、1回の外食費で2~3日分の「おうちごはん」が作れる場合も少なくありません。
でも、無理をして我慢を続ける節約は長続きしませんよね。
そこで今回は、無理せずに外食費を抑える5つの方法をご紹介したいと思います。
メジャーなアイテム「クーポン」
「外食するときには必ず使う」という人も多い割引クーポンは、外食費を少なくしてくれるメジャーなアイテムのひとつです。
割引される金額は、支払う側からすれば「もう少し割引してほしいなぁ……」と思うような少額のものが多いですが、塵も積もれば山となります。たとえ、10円や20円の割引クーポンでも積極的に使うようにしましょう。
また、クーポンには下記のような種類があり、同じ店舗の同じ商品なのに、媒体によって割引率が大きく異なるものが意外とたくさんあります。
いろいろと検索して、割引率が高い媒体のクーポンを利用してくださいね。
クーポンの種類
・フリーペーパーを切り抜いて使うタイプのクーポン
・LINEやSNSなど、会員限定のクーポン
・Web上でのキャンペーンなどでもらえるクーポン
・スマホなどのキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)利用でもらえるクーポン
・次回の来店以降に使える、来店クーポン
など
会員限定などのクーポンの場合、かなり割引率が高く、売れ筋の商品が半額近くになることもあるため要チェックです。
「誕生日などの特典」を利用しよう
行きつけの店舗や来店したことのある店舗から、「お誕生日」や「記念日」をお祝いするハガキ・DM・メッセージなどをもらったことはありませんか?
1年に一度の誕生日や特別な日である記念日には、通常よりもかなり高い割引率だったり、「商品代の半額」、「ミニケーキのプレゼント」など、豪華な特典が用意されている場合があります。
そのため、負担にならない程度で、お気に入りの店舗からのハガキ・DM・メッセージなどは受け取る設定にしておくのがオススメです。
キャッシュレスのポイント還元
店舗によっては、「キャッシュレス支払い」をすると、キャッシュバックやポイント還元が受けられる場合があります。
キャッシュレス支払いとは、クレジットカードや携帯会社のキャリア決済、「LINE Pay」、「PayPay」など硬貨や紙幣といった現金を使わない支払い方のことです。
国がキャッシュレス支払いを推進する政策を行っており(2020年6月末まで)、キャッシュバックやポイント還元を受けられる店舗が増えています。
事前に還元率などをチェックしておき、クーポンなどと併用することで、さらにお得に食事を楽しむことができますよ。
簡単な覆面調査に申し込む
「覆面調査」とは、店舗の人たちには気づかれないように、店舗状況や接客対応などを調査する仕事です。
単発の場合がほとんどで、「多くの設問が選択式で、感じたことをそのままコメントに書くだけ」といった簡単なものも少なくありません。
アンケート内容が簡単な覆面調査はお小遣い稼ぎにはなりませんが、飲食代の半分程度が謝礼として戻ってくるところが多いようです。
まずは、簡単な覆面調査に応募して、いつもの外食費を少しでも抑えてみてはいかがでしょうか?
慣れてきたら、難しい覆面調査にチャレンジしてお小遣いを稼ぐという方法もオススメです。
意外と多い「入店時間による割引」
「○時までに入店のお客様、千円引き」、「○時までハッピーアワータイム(アルコール類すべて半額)」など、入店時間による割引も増えています。
飲食店で注目したい時間帯は、「早朝・夕方・夜遅く」の3パターンです。
早朝では、モーニングや朝食が300円程度で注文できるチェーン店もありますし、カラオケ店などでは室料のみで朝食が無料となっている店舗もあります。
「飲み物代だけ支払えば、トーストとサラダが付いてくる」という飲食店もあります。
夕方の4時や5時という早めの時間帯では、「アルコール類が割引されるハッピーアワータイムの開催」や「アルコールを注文すると、おつまみが1品無料」など、お得なサービスを実施している店舗も多いです。
また、店舗が決めている時間までに入店をすることで、飲食代から千円程度割引してくれるような店舗も増えています。
逆に、夜遅くの22時以降に割引やデザートサービスを行う飲食店も徐々に増えてきているので、活動時間が主に夜中だという人は注目ですね。
まとめ
今回紹介したように、飲食店がおこなっている割引や特典などはたくさんあります。
1回の食事での割引額がたとえ50円でも、月に4回の外食をすれば、月に200円も節約したことになります。年単位にすれば、2,400円。結構大きな金額ですね。
クーポンや特典、キャッシュレスの還元サービスなど、組み合わせられるものは最大限に組み合わせつつ、それぞれのライフスタイルに合った入店時間の割引も利用してみてくださいね。