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「第三のビール」とは、ビールや発泡酒に続くことから、テレビや新聞などによって作られた用語。実は、本当のビールではないのです。
ビールまたは発泡酒には属さない扱いにするために、原料を麦芽以外の穀物にし、発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜるという手法をとっています。
ちなみに各メーカーは「ビール」という名称を使用していません。ビールの缶と似たデザインの、「泡」「麦」「ホップ」などの言葉や図案を使用することにより、ビールを連想するように作られているそうです。
では、早速「第三のビール」を飲んでみましょう!
編集者が定番5種類の「第三のビール」を飲んでみました!
1.『サッポロビール』「ホワイトベルグ」
2.『キリン』「本麒麟」
3.『アサヒビール』「アサヒ ザ・リッチ」
4.『サッポロビール』「サッポロ 麦とホップ」
5.『サントリー』「金麦〈ゴールド・ラガー〉」
1.『サッポロビール』「ホワイトベルグ」
まずは、可愛いデザインが特徴の「ホワイトベルグ」です。
パッケージに書いてある通り本当にフルーティー!「これが約100円で飲めるの~」と驚きと感動です。
ベルギーのホワイトビールのような味わいを表現し、爽やかでフルーティーな香りはビールの味が苦手な人でも美味しく飲みやすいでしょう。
2.『キリン』「本麒麟」
続いて、有名な俳優さんがCMにも出ている「本麒麟」。「11億本突破!」というコピーが記憶に残ります。
まず濃い目の味がとても印象的です。色も他と比べても濃いように感じられます。
ドイツ産のホップを一部使用することにより、豊かな香りを作り、『キリン』伝統の低温熟成製法から、さらに時間をかけた長期低温熟成で、深い味わいとコクを引き出しているそうです。
3.『アサヒビール』「アサヒ ザ・リッチ」
2020年3月に発売されたばかりの高級感あるパッケージデザインの「アサヒ ザ・リッチ」。
「贅沢醸造」で丁寧にこだわって作られ、“贅沢なコク”を実現しているようで、「ライバルはプレミアム」と謳っています。
かなりの自信作のようですね。味はしっかり濃厚で、少し苦めでビールにとても近いです。
濃厚なのですが、なぜか泡がふわっと軽いのでバランスが取れてまろやかな印象があります。男性が好みそうな味わいですね。
4.『サッポロビール』「サッポロ 麦とホップ」
まずは一言!とってもビールらしい味!の、「サッポロ 麦とホップ」。ほとんどの人がこれが「第三のビール」だとはわからないのでは?という印象です。
長い歴史のあるお馴染みの商品ですが、パッケージや味を常に改良し続けていて、どんどん美味しくなっている印象です。
「麦」と「ホップ」で作るというこだわりや、ビールらしい旨さを表現するために、麦原料を増量しています。
ちなみに、パッケージ&味が「金」、「黒」、「赤」、「緑」の4種類あり、それぞれの味と特徴を楽しめるのも「麦とホップ」のいいところですね。
5.『サントリー』「金麦〈ゴールド・ラガー〉」
そして最後は、“ビール好きも満足する”がキャッチコピーの「金麦〈ゴールド・ラガー〉」。テレビCMの演出が粋でさらに商品を輝かせている印象です。
「金麦」といえば、青色のパッケージが定番ですが、今回は赤色を用意。贅沢麦芽を使用しており、力強い麦の旨味と飲みごたえが楽しめます。
味は黒ビールのような深い味わいを感じます。エール派には濃すぎるかもしれませんが、ラガー派には好まれそうな、濃いビール愛好家にはもってこいの一品です。
ちなみに、友人は「金麦 糖質75%オフ」が大好きで、本物のビールを超えるほど美味しいとオススメしてくれました。
まとめ
「第三のビール」は、噂どおりコスパよし・味よしの商品ばかりで侮れませんね。
今回紹介した商品以外にも、各メーカーがたくさんの種類を出しており、既存商品も改善・改良を重ねてどんどん美味しくなっています。
この機会にお気に入りの「第三のビール」を見つけて、ぜひこの夏は金銭的快適生活を送ってみてください!