友達や親戚に赤ちゃんが生まれたら、嬉しい反面、悩むのが出産祝い。何をプレゼントするべきか迷ってしまうという人も多いのでは?
そこで今回は、出産経験者が周りに多く、自身も出産経験のある筆者が、出産祝いに喜ばれるプレゼントについてまとめてみました。
また、出産祝いにもらって嬉しかったものは、初産婦(初めて出産する女性)と経産婦(出産経験のある女性)では違っているため、理由も含めて詳しくみていきましょう。
【1】紙オムツ(おむつケーキ、おむつ寿司など)
初出産でも2人目以降の出産でも、紙オムツやミルクなど消費すれば減っていく消耗品が人気です。
初めての出産のときには、「子供が産まれてすぐには、なかなか買い物にも行けないし……」と、とくに新生児用オムツは先に購入してあることも少なくありません。
また、新生児用のオムツはサイズが小さいため、大きめの赤ちゃんは退院して2週間程度しか使わないこともあるため、ひとつ大きいSサイズのプレゼントがオススメです。
お互いに気を使わない大親友であれば、通常販売しているオムツのパッケージを2~3個買ってプレゼントするという方法もありますし、可愛さをプラスしたい場合には「おむつケーキ」や「おむつ寿司」を贈るという方法もあります。
「おむつケーキ」や「おむつ寿司」は、おむつを束ねてケーキやお寿司に見えるよう装飾した商品で、おくるみやファーストシューズなどをトッピングして贈ることもあります。
オムツの量が多くなるときには、S・M・Lなど、さまざまなサイズを少しずつチョイスしておくと、もらったほうは使いやすいです。
喜ばれやすいオムツのプレゼントですが、「オムツが早く外れやすい」「おしっこに気づきやすい」といった理由から布おむつを使うという家庭や保育園もあるので、事前に確認を取っておきましょう。
【2】ミルク
紙オムツと並んで喜ばれるのが、ミルクです。
ミルクと言っても、リーズナブルな粉ミルクから、お出かけに便利なキューブミルク、液体ミルクなど種類が豊富です。
いちばん直近で販売された液体ミルクは、お湯を入れる必要もなく、そのまま赤ちゃんに飲ませることができるのでとても便利だと人気があります。
缶に入っている液体ミルクを哺乳瓶にそのまま注いで飲ませるタイプと、紙パックの液体ミルクに紙パック専用乳首を付けて飲ませるタイプのものがあり、どちらも夜中の授乳や旅行、お出かけに重宝されているようです。
ただ、初出産の場合には「母乳で育てたい」という人も多いため、出産前に何気なく「ミルクを使うかどうか」の確認をしておくことが必要と言えるでしょう。
また、好きなメーカーなども聞いておくと、喜んでもらいやすいです。
【3】スタイ
スタイとは、赤ちゃんの「よだれかけ」のことです。
2人目以降の場合には、1人目の子のお下がりなどがある場合もあります。
けれど、すぐによだれで冷たくなってしまうスタイは、1日に7~10枚ほど交換することも多々あります。
また、口の中に入れた食べ物などがよだれと一緒に出てくることも多いため、汚れて使えなくなってしまうことも少なくありません。
そのため、上の子のお下がりがあっても「何枚あっても嬉しい」と、喜ばれる可能性が高いプレゼントです。
スタイにも、シンプルなものもあれば派手なものもあるなど種類が多いため、プレゼントをする前に好みを聞いておくことをオススメします。
【4】離乳食のセット
最近では、離乳食を使うママも増えていて、離乳食の詰め合わせも喜ばれるプレゼントのひとつになっています。
ただ、初出産の場合は、「離乳食もイチから作りたい」というママも多いようですので、こちらも事前に確認しておきましょう。
好きなメーカーや使ってみたい離乳食などもリサーチしておくと、使ってみた感想なども聞けて話も盛りあがるようです。
【5】赤ちゃんのオモチャや食器
昔からの定番なのが、オモチャや食器のプレゼントです。
最近では、木のブロックや知育玩具など、木のあたたかみが感じられるようなオモチャが喜ばれる傾向にあります。
また、誕生した赤ちゃんの名前入りの木製食器なども喜ばれています。
これは、ミニマムな生活やシンプルを基本とする人が増え、家具にはナチュラルカラーを選択するなど、子供のオモチャや食器もインテリアと統一したいという人が増えているからだそうです。
逆に、ポップなカラーや派手なデザインのインテリアが多いという場合には、ポップなカラーや派手なデザインのオモチャが喜ばれる傾向にあります。
ジャングルジムやブランコといった大型遊具のプレゼントはマンションやアパートですと置き場に困ることもありますし、大きな音の出るオモチャは近所迷惑になることもあるので注意しましょう。
【ちなみに……】洋服のプレゼントは難易度高め
趣味が分かれる洋服をプレゼントするのは、至難の業のようです。
洋服など外出時に身につけるものは、プレゼントしてくれた人と会うときに着用していくことになるため、趣味の合わないものはストレスになるのだとか。
そのため、出産祝いに洋服をプレゼントする人は減っているようです。
もし、どうしても身につけるものをプレゼントしたい場合には、今回の記事でも紹介したスタイのほか、靴下など小物類がオススメです。
まとめ
友達や親戚の出産祝いの商品を選ぶときには、相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、プレゼントを渡すこちら側もワクワク嬉しい気持ちになりますね。
今回の記事では、筆者を含め、実際に出産経験のある女性が嬉しかった出産祝いを5つ紹介していますので、参考になれば幸いです。