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赤ちゃんのあせも予防で使うベビーパウダー。
実は、メイクでもオールマイティーに活用できるのをご存知でしたか。
ベースメイクから仕上げ、メイク直しまで活躍し、さらに肌にも優しいとくればメイクの定番アイテムとして取り入れたいものです。
今回はベビーパウダーを使ったメイク方法や注意点について、ご紹介いたします。
粉だけじゃない!?ベビーパウダーの種類
ベビーパウダーには、粉タイプと固形タイプの2種類があります。
粉タイプは大きな缶に大きなパフがついて販売されている場合が多く、ベビーパウダーというと、こちらを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
粉タイプは粒子が細かく、1回はたけば薄く広範囲に塗ることができます。一方で、服についたり吸い込んでしまったりといったデメリットも考えられます。
固形タイプはメイク用品のプレストパウダーによく似た形状をしています。
パフをパウダーにこすりつけ、ファンデーションのように伸ばして使用するのが一般的です。持ち運びもしやすく少量づつ使えるものの、薄く広く伸ばすことが難しいというデメリットがあります。
メイクで使うならパウダータイプがおすすめ
メイクでベビーパウダーを使用する場合、薄付きができるパウダータイプがおすすめです。
大きな缶で発売されている場合が多いので、100円ショップなどで販売されている小さな容器に移し替え、パフもそれに合わせた大きさのものを準備すれば、持ち運びもしやすくなります。
ベビーパウダーをメイクで使う効果・メリットとは?
「わざわざベビーパウダーでなくても、普通に化粧品のルースパウダーやプレストパウダーを使えば良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、ベビーパウダーには化粧品にはない効果やメリットがあります。
例えば、ベビーパウダーは赤ちゃんが使う製品なため、肌が弱い方でも使いやすいといえます。化粧品よりも肌への負担を少なくしながら、メイクを整えることができるのです。
さらに価格も安価でありながら、洗顔料と混ぜたりお風呂上がりの皮脂吸着にも使えたりと、メイク以外でも用途はさまざまです。
ベビーパウダーを使ったメイク方法
ベビーパウダーはベースメイクはもちろん、アイメイク、アイブロウ、チークと広い範囲で活用できます。
どの工程においても大事なのは「つけすぎないこと」です。
余分な粉を手の甲ではらってから、肌につけるようにしましょう。
【1】ベースメイク+ベビーパウダー
ベビーパウダーは下地、ファンデーション、仕上げ、メイク直しのすべてのベースメイクのシーンで活躍できるアイテムです。
まず、下地に使う場合は日焼け止めと一緒に使います。日焼け止めを塗った肌にベビーパウダーをはたきそのうえにパウダーファンデーションを塗りましょう。皮脂がファンデーションと混ざる前にベビーパウダーが吸着してくれるため、メイク崩れを防ぐ効果があります。
リキッドファンデーションと組み合わせたい方は、リキッドファンデーションが乾いた後にベビーパウダーをはたくと崩れにくくなり、肌のテカリを防いでくれます。
化粧直しの際にも、ベビーパウダーは活躍します。
Tゾーンやテカリが気になる部分のメイク直しは、テカリ部分の皮脂をティッシュなどでオフしてベビーパウダーをはたけばOK。
ファンデーションを使うよりも重くならず、ナチュラルに仕上がります。
【2】ベビーパウダー+アイメイク・眉毛
ベビーパウダーは落ちやすいアイメイクや眉毛のメイク崩れにも効果的です。
アイメイクで利用する場合、ベビーパウダーがパンダ目防止に役立ちます。
アイラインを塗った後にライン上にベビーパウダーを軽くのせましょう。このとき、パフではなく綿棒を使うと粉が目に入らず安心です。
アイブロウでも同じように、眉毛を描いたあと粉をはたきます。眉毛が落ちてしまうのは皮脂や前髪が原因です。ベビーパウダーが皮脂吸着をしつつ、前髪とアイブロウの間でクッションの役割も果たすため、夕方になっても眉毛を保ちやすくなります。
【3】ベビーパウダー+チーク
ふんわりと柔らかな血色を演出するのにも、ベビーパウダーが便利です。チークを塗ったら指で軽くのばし、その上からベビーパウダーをポンポン。
肌に馴染んで自然な血色の良い頬を作り出せます。
塗るのが難しい発色の良さが魅力の練りチークも、ベビーパウダーを使えば簡単にきれいな仕上がりが実現しますよ。
ベビーパウダーをメイクで使う注意点
肌にも優しくメイク活用もでき、安価。ベビーパウダーにはメリットが多くありますが、すべての人に肌トラブルが起きないというわけではありません。
ベビーパウダーは細かな粒子が皮脂を吸着する反面、毛穴を詰まらせる可能性も考えられます。
そのため、つけすぎや何度も1日に重ね塗りをするのは注意が必要です。
また、ベビーパウダーは赤ちゃんにも使える安全性の高い製品ですが、吸い込んでしまったり目に入ったりした場合はトラブルの原因になります。アイメイクで使う場合は綿棒を使うなど、体内に入らない工夫をしましょう。
ベビーパウダーで肌に優しいメイクを
ベビーパウダーは適度な軽さと皮脂吸着力が魅力のアイテムです。メイクの定番として取り入れて、肌をいたわったナチュラルなメイクを実現させましょう。