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角度も濃さも形もばっちり! 完璧なアイブロウメイクをしたはずなのに……時間が経つにつれて落ちていき、夕方には麻呂眉になってしまっていた、なんて経験はありませんか?
アイブロウが落ちてしまう原因は、メイクのやり方が悪いだけではありません。
さまざまな要因が絡んだ結果、完璧だったはずのアイブロウが麻呂眉に変化しているのです。
アイブロウが落ちる原因や対策方法、さらに落ちにくいメイク道具を知ることで、1日中きれいな眉をキープしましょう。
「アイブロウが落ちる……」原因は?
アイブロウが落ちてしまう原因は、アイブロウメイクのやり方がまずかった、というだけではありません。
夕方には眉毛が消えてしまっているおもな原因は
- 皮脂
- 前髪
- 自眉の長さ
- メイク道具
にあります。
アイブロウが落ちる原因(1)皮脂
眉には無数の毛穴があります。
眉毛で覆われた皮膚はつねに熱を溜め込んでおり、汗や皮脂がその無数の毛穴から分泌されやすい状態にあります。
油を吸い込んだ紙に色がのりにくいように、皮脂や汗で汚れた皮膚にアイブロウはなじみません。
アイブロウが落ちる原因(2) 前髪
前髪が眉毛に触れ、アイブロウが落ちている可能性もあります。
とくにアイブロウメイクにパウダータイプやペンシルタイプを使用している場合、前髪が粉を払うような形でメイクを落としてしまいます。
アイブロウが落ちる原因(3)自眉の長さ
アイブロウは、自眉がないところから順に落ちていきます。
アイブロウの粉・液体は自眉に引っかかることで、落ちにくくなるのです。
アイブロウが落ちる原因(4)メイク道具
アイブロウメイクにはパウダー、ペンシル、リキッドを使うのが一般的ですが、パウダーとペンシルはリキッドに比べて落ちやすいアイテムです。
ふんわりとした自然なラインを書けるのがメリットのパウダーとペンシルですが、落ちやすさを感じる方は、これらの単品使いは避けた方が良いでしょう。
原因がわかれば次は対策!落ちにくい眉毛の書き方とは
アイブロウが落ちてしまう原因がわかれば、対策もとりやすくなります。
眉毛を書く際には次のことを踏まえて、消えないアイブロウメイクを完成させましょう。
眉毛を書く前に皮脂をオフ
アイブロウメイクの前に、まずは余計な皮脂を取り除いてアイブロウが油浮きするのを防ぎます。
ただし、皮脂はあぶらとり紙ではなく、ティッシュを使ってオフしてください。
ティッシュを使うことで皮脂の取りすぎを防ぎ、その後の乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐ効果があります。
ティッシュオフをした後にフェイスパウダーを乗せると、より効果的です。
メイク道具の併用
アイブロウはパウダータイプ、ペンシルタイプ、リキッドタイプの順番で、落ちやすいとされています。
しかしパウダーやペンシルはふんわり柔らかい、自然な眉を書くのに欠かせないアイテムです。そこで、せっかく書いた自然な眉を落ちないようにするために、メイク道具を併用しましょう。
まず、ペンシルタイプでベースを書きます。1本1本毛を植え付けるように細かく線を引いてください。
落ちやすい眉尻にはリキッドタイプを使い、同じように1本づつ毛流れを意識して書きます。
最後に薄いカラーのパウダーを全体にのせ、スクリューブラシで軽くぼかせば、ナチュラルなのに落ちにくい眉毛の完成です。
仕上げに眉用トップコートを塗ると、さらに効果的です。
眉ティントを活用する
「どうしてもアイブロウメイクが落ちてしまう」という方は、眉ティントの使用も検討してみてください。
眉ティントとは水、汗はもちろん、メイク落としでも落ちないアイブロウメイクです。
肌を「染める」ため、1週間程度はすっぴんでもアイブロウメイクが施されたままで過ごせます。
ただし、肌への負担や染める手間といったデメリットもあるため、使用の際は注意が必要です。
オススメの落ちにくいアイブロウ
どんなに「落ちないように」とアイブロウメイクをしても、メイク道具との相性が悪ければ、夕方にはアイブロウが落ちてしまう可能性もあります。
「落ちにくい」と評判のアイブロウを3つ紹介しますので、積極的に使って消えないメイクを完成させましょう。
【1】『SANA』の「ニューボーン ラスティングWブロウEX N」(1,320円・編集部調べ)
豆乳イソフラボン含有の化粧水「なめらか本舗」やベースメイクに人気の「毛穴パテ職人」を販売している『SANA』から、落ちないと評判のアイブロウ「ニューボーン ラスティングWブロウEX N」が発売されています。
ナチュラルな仕上がりなのに、夜になっても落ちないと口コミで人気を博している同商品は、リキッドとパウダーが1本の筆にまとまっているデザインです。これひとつでアイブロウメイクが完結するだけでなく、ポーチ内がすっきりするのも嬉しいポイントですね。
【2】『INTEGRATE』の「スリムアイブローペンシル」(660円・編集部調べ)
ペンシルタイプなのに、夜まで美眉がキープできると話題のアイブロウです。
プチプラでありながら描きやすさとキープ力を兼ね備えた優秀さが、評判を呼んでいます。
【3】『ANESSA』の「パーフェクト アイブロー」(1,650円・編集部調べ)
日焼け止めで有名な『ANESSA』から発売されている「パーフェクト アイブロー」は、さすが日焼け止めメーカーの作るアイブロウ! の一言です。
水や皮脂にとても強く、スポーツといったアクティブなシーンでも落ちにくいアイテムです。アイブロウとしてだけでなく、手持ちのお気に入りのアイブロウと併用して、アイブロウコートとしても活躍してくれます。
夜までメイクしたてのアイブロウをキープ
眉毛は、顔全体の印象を左右する重要な存在です。
「何を使ってもアイブロウメイクがキープできない……」。そう悩んでいる方はぜひ、今回紹介したメイク道具・メイク方法を活用&実践してみてはいかがでしょうか。
優秀なメイク道具とテクニックで、アイブロウが落ちる悩みとさよならしましょう。