「夏の暑さには耐えられない」と、夏が来るのを恐怖に感じている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、夏を涼しく過ごせるような「ひんやりカラー」や「お手軽インテリア」を紹介したいと思います。
夏は毎年、冷たい飲み物や食べ物、クーラーに頼りきりだという人は、ぜひ今回紹介する「視覚からの納涼」も取り入れてみてください。
涼しく感じるカラーを活用しよう
ピンク、オレンジ、ブルー、グリーンなど、生活をしていて目にする色は、数えきれないぐらいたくさんあります。
その、さまざまな色は、私たちの生活に深く関わっています。
学校の美術の時間でも「暖色系カラー」や「寒色系カラー」について学んだ人も多いと思いますが、こちらでも「色が与える影響」についてみていきましょう。
夏は「寒色系カラー」がオススメ
「寒色系カラー」とは主に、青色や緑色のことで、少し冷たい印象を受ける色のことです。
逆に「暖色系カラー」とは、オレンジや黄色、赤色のことで、暖かい印象を受ける色のことを言います。
同じ距離からであれば、「進出色」である暖色系カラーは近くに、「後退色」である寒色系カラーは遠くに感じるようになっています。
寒色系カラーが与える「少し冷たい印象」とは、「ひんやり」や「納涼感」でもありますし、「後退色」であるということは「圧迫感を与えない」ということです。
そのため夏にオススメなのは、圧迫感を与えず納涼感を与えてくれる「寒色系カラー」と言えるでしょう。
寒色系カラーを取り入れる
季節が変わるごとに価格の高い壁紙や照明を買い替えるとなると、費用面で大変なことになってしまいます。
そこで、毎年でも買い替えができるぐらいのリーズナブルな価格なのに、来年も飾りたくなるような涼しく過ごせるインテリアをいくつか紹介します。
夏仕様のウォールステッカー
一度貼ったら終わりのような印象のあるウォールステッカーですが、商品によっては、繰り返し使えます。
インターネットで購入するときは口コミや評価などを参考にし、実店舗で購入するときにはスタッフの方に尋ねてみましょう。
ウォールステッカーにもいろいろあり、トリックアートのような面白いものもたくさんあります。
海や南国を想像させるもの、池やプール、ひんやりスイーツなど、「涼しさ」が連想できるようなウォールステッカーがオススメです。
ハーバリウム
ガラス瓶に、透明のシリコンオイルや花などのパーツを入れた「ハーバリウム」は、中に入れるパーツのカラーによって違う印象を与えてくれます。
夏には、青い薔薇や紫陽花の入ったハーバリウムがオススメです。
手づくりが好きな人は、ブルーの羽根や花、人工パーツなどを組み合わせると涼しい印象に仕上げることができます。
プラスチッククリスタル
100円ショップなどで手に入る、色つきのプラスチッククリスタルは、光の加減で透き通ったり色が濃くなって見えたりと、いろいろな表情をみせてくれます。
大きめのものをトイレタンクの水栓部分にたくさん置くと、それだけで納涼感が出ます。
※トイレタンクの穴の部分よりも大きなプラスチッククリスタルを使用し、穴をふさがないように注意しながら置いてください。
また、洗面台に置いたり、ワイングラスのようなガラスの容器に入れて飾ったりしてもキラキラしていてキレイです。
ワンポイントアドバイス
寒色系カラーの視覚効果は目から入ってくるものなので、インテリア雑貨をどれだけ増やしても、視界に入らなければ納涼感につながりません。
ハーバリウムやプラスチックの色つきクリスタルなど小さなものでもいいので、枕元や水回り、食卓テーブルなどに飾っておくのがオススメです。
まとめ
今回は、夏を涼しく過ごすことができるひんやりカラーや、リーズナブルな価格でおうちを涼しい印象にしてくれるインテリアを紹介しました。
クーラーや冷たい飲み物ばかりに頼っていると、カラダを内側から冷やしてしまうことにもなるので、ぜひ視覚からの納涼も取り入れてみてください。
そして、夏のおうち時間を満喫しましょう。