屋台からスタートし、堺から移転!県外からもお客さんが訪れる人気店
「ハンバーガーのこと、見た目も昔から好きで。子どものときからハンバーガー柄の靴下とかをよく見ていました」と話すのは、『ガクヤバーガー』のオーナー・マサキさん。
「イラストのハンバーガーは具材がたっぷりでジューシーで見ているだけでワクワクするのに、そんなハンバーガーが世の中に無いなと。それなら、自分で作ってしまおうと思って屋台をはじめました。店名は『楽しい屋台=ガクヤ』で、『ガクヤバーガー』です」。
移動販売でスタートし、堺に常設店をオープン。その後、2019年2月に北堀江に移転してきました。
実は、堺店で使用していた木材や資材を再利用しており、お店は7日間で仕上げたのだとか。店内は「屋台」をコンセプトにしており、にぎやかであたたかみのある雰囲気です。
好きな具材を選んでジューシーなハンバーガーを楽しんで
基本の「ガクヤバーガー」(890円)は、レタス、トマト、犬鳴ポーク100%パティ、ポテト。さらに、「チェダーチーズ」(150円)や「焼林檎」(200円)、「ベーコン」(200円)、「モッツァレラチーズ」(180円)、大分県産「龍のたまご」(190円)などをセレクトし、ソースを「バジル・おろし醤油・スイートチリ・ワサビ・ソース無し」からチョイス。また、グァバ、オレンジ、マンゴー、烏龍茶などからお好きなドリンク(200円)も追加で注文し、どんどん自分の好きなようにカスタマイズしていくのが、『ガクヤバーガー』スタイルです。ちなみに、ソースは「無し」が一番人気なのだとか。
今回はオススメでお願いしたところ、「チェダーチーズ」と「焼林檎」、大分県産「龍のたまご」をセレクトしてくださいました!しっかり焼かれたパリパリのバンズとともに、カウンターにドン!
「龍のたまご」は栄養価が高く濃厚な高級卵。バンズを上に乗せて、竹串で上から刺すと、卵黄がとろ~り。
ガブっとかぶりつくと、犬鳴ポークのジューシーさと焼林檎の甘み、「龍のたまご」の濃厚な味わいが重なり合い、至福のひととき……。
メインの「犬鳴ポーク」は、大阪府泉州地区が誇るブランド豚。糖度が高く、油に旨味がしっかりあるのが特徴です。
大阪府内唯一のブランドポークで、なかなか市内で食べることができない貴重な豚肉。こんな贅沢なハンバーガーを手軽に食べられるなんて……!
また、「ハンバーガーに焼林檎!?」と驚きでしたが、りんごの甘みがお肉の旨味をよく引き出していました。なんでも、りんごは消化に良くお肉と愛称が良いそう。
迷ったらぜひ試してみてくださいね。
農家さんに敬意を込めて、フードロスを目指す
『ガクヤバーガー』は県外からのファンも多く訪れるほか、近隣のご家族や女子高生など、幅広い方々が訪れるそう。
ですが、日々の仕入れの数量は限定しており、毎日売り切れ。あえて売り切れの状態を作るのには理由があるそうです。
「『ガクヤバーガー』では、ベストな状態のハンバーガーを提供したいと思っているので、食材を新鮮な状態で保てる分しか用意していません。また、農家さんから直接仕入れているので、絶対に売れ残ってはいけないと思っています。そうやって、無理のない範囲で作っているので廃棄はゼロです。食べ物を粗末にするのだけは、絶対ダメですよね」と話すマサキさん。
ハンバーガーと食材の作り手への愛情が、おいしいハンバーガーを生み出しているようです。
午後2時頃には売り切れてしまうことが多いそうなので、気になる方はお早めに。
- おしゃれなハンバーガーが食べたい
- 素材にこだわった食事がしたい
- ほっと一息つきたい
そんなときは、『ガクヤバーガー』に行ってみてくださいね。気さくな店員さんたちが出迎えてくれますよ!
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。