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夏の暑さを少しでも抑えるためには、クーラーをかけたり冷たいものを飲んだりするだけでなく、「目」から涼しさを感じて体感温度にアプローチすることも大切です。
そこで今回は、納涼感のある寒色系ハーバリウムを100均の材料だけで作る方法を紹介するほか、失敗しないための注意点や飾り方についてもご紹介します。
材料はすべて100均で揃う
ハーバリウムは雑貨屋さんやバラエティショップで買うと、2,000~3,000円くらいすることが多いですが、100均で材料を揃えれば500円程度で手作りできます。
気心の知れた親しい友達に、プレゼントするのにもオススメですよ。
では、ハーバリウム作りに欠かせない3つの材料と失敗しないコツについて詳しくお伝えいたします。
(1)ハーバリウムのボトル
100均には、いろいろな種類のボトルがあり、フタについても、コルクだったりクルクルとまわして閉めるタイプのものだったりとさまざまです。
ハーバリウムを作るときには、オイルがこぼれてこないよう、しっかりとフタができるものを選びましょう。
やはり、ある程度の大きさがあったほうが視覚に入りやすく、存在感のある仕上がりになります。
ただ、100均で販売されているハーバリウム専用オイルの量は、40~50mlのものが多いので、ボトルが大きすぎるとオイルをたくさん準備する必要があります。
最初は、ボトルの袋に「約〇ml」などと記載してあるもので、オイル1つで済むような大きさのものを購入してみましょう。
(2)ハーバリウム専用オイル
ベビーオイルで代用できるという噂を聞いたことがある人もいると思いますが、2~3週間ほどで花が変色し、型崩れしてしまいます。
長く楽しむのであれば、ハーバリウム専用オイルがオススメです。
また、オイルの中にはブルーやピンクなど色つきのものもあるので、透明色などと2色にしてもきれいですよ。
(3)ボトルに入れる素材
ハーバリウムのボトルに入れるときには、プリザーブドフラワーや染色された葉っぱなどの素材を準備しましょう。
「ドライフラワー」というものもありますが、ハーバリウムのオイルに浸すと、部分的に変色したり花が元気のない感じになったりします。
失敗しないためにも、購入するときは、プリザーブドフラワーにしてくださいね。
スパンコールやフェイクパールなども、色が剥げないものであればボトルに入れることができますし、こちらも100均で購入できます。
準備しておくと便利なもの
紹介した3つの材料のほかに、「あったほうが便利なもの」が3つあります。
●長いピンセット
ハーバリウムの材料の近くに置いてあることが多いので、探してみてください。
●新聞紙や濡れたときにテーブルにくっつかない不要な紙
プリザーブドフラワーを好きな大きさにカットするときなどに、どうしてもゴミが出ますし、オイルをこぼす可能性もあるので、最初に敷いておくと片付けが便利です。
ただ、紙のなかには、週刊誌や新聞に入っている広告のように、濡れるとテーブルにくっついてしまうようなものもあるので注意してください。
●ティッシュやウェットティッシュ
素材のなかには、手に色がついてしまうものもあります。
たとえば、「ドライモス」という緑色の藻のような草のようなものには湿り気があって、手や紙に色がつきます。
そのままの指でほかの素材を触ると色が付くことがあるので、ティッシュとウェットティッシュは手元に置いておくのがオススメです。