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気温が高まるにつれて強くなる紫外線と冷房から、肌を守る対策やケア、しっかりできていますか?
また、湿気や汗でメイクが崩れるのは仕方ないとあきらめていませんか?
そこで参考にしていただきたい、美容術&美容アイテムをご紹介します。
《対策》日焼け止めの塗り方&オススメアイテム
夏に手放せない日焼け止めですが、塗る順番や塗り直しをきちんとおこなえていますか?
とくにメイクをする顔は、どのタイミングで塗るべきか、どうやって塗り直すのかといった疑問が生まれがちです。
結論から言うと、化粧下地の前に塗るのが良いとされています。
日焼け止めは化粧下地よりオイリーで化粧浮きの原因になる場合があるためです。
塗る際はおでこ、鼻の頭、右頬、左頬、顎に乗せて、ムラにならないよう広げましょう。
“塗り直し”にオススメのアイテム
朝、しっかりと塗り込んでも、汗などで落ちてしまう日焼け止め。とはいえ、メイクの上から塗り直すのはなかなか難しいですよね。
そんなときは、以下のアイテムがオススメです。
UVカット効果のあるフェイスパウダー
油分の多いファンデーションでは皮脂が発生して日焼け止めが落ちてしまうため、パウダーを使用しましょう。
オススメは『トゥヴェール』の「ミネラルサンスクリーン」(2,620円・編集部調べ)です。
SPF50・PA++++で、11種類の美容成分が乾燥を抑制。その後のメイク崩れも防いでくれます。
スプレータイプの日焼け止め
より手軽なのが、スプレータイプです。
オススメは化粧直し効果も高い『石澤研究所』の「メイクを守るUVスプレー」(1,650円・編集部調べ)。
SPF50+・PA++++とは思えないほどサラサラとした肌触りが特徴です。
《ケア》乾燥を防ぐアイテムの特徴と正しい使い方
次に、高温多湿な夏でも大切な、乾燥を防ぐケア方法をご紹介します。
肌に潤いを与えるアイテムには、ボディオイルやローション、クリームなどがありますが、それぞれに異なる特徴・効果があることをご存知でしたか?
【オイル】
高い浸透力で肌に蓋をし、もともとの肌水分を蒸発させない効果を持つ
【ローション】
もともとの水分を保つ効果はあまりなく、外側から水分を与える
【クリーム】
高い保湿力で、乾燥がひどい箇所にオススメ
習慣化が大事!乾燥を防ぐケア方法
以上を踏まえた上でオススメしたいのは、「お風呂上がり」と「日中」のケアです。
お風呂上がりは体に水分が残っている状態のため、軽く水滴を拭き取った上にオイルを伸ばすと、肌水分の蒸発を防げます。
日中はスプレーボトルなどにローションを入れて携帯し、乾燥が気になるときにサッと吹きかけましょう。
また、各アイテムを購入する際には、成分にも着目するといいでしょう。
美白効果を狙うなら「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」が入ったものを、保湿力を重視したい場合は「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」、「セラミド」配合のものがオススメです。
《ケア&メイク》顔のテカリを防ぐ方法
さらに、汗ばむ夏に気になるのが顔のテカリ。
その主な原因は「乾燥」と「皮脂」です。対局なものに思えますが、実はこの2つは背中合わせの存在。
乾燥した肌はうるおいを取り戻そうとして過剰に皮脂を分泌させるため、“間違った皮脂オフ”がテカリを生み出すのです。
テカリ防止は朝のスキンケアから
朝、洗顔をするときは濃密な泡を作り、肌をなでるように洗いましょう。
もしくは、ぬるま湯や蒸しタオルを顔にあてるだけでも表面の汚れを取ることはできます。
その際は必ず、皮脂汚れを取りきるために「拭き取り化粧水」を使って肌を優しく拭いましょう。
そして化粧水・乳液でしっかりと保湿を。この時、手のひらに取って直接肌に浸透させるとより効果的です。
夜までキレイ!テカリ防止メイク
テカリを防止するためにはカバー力が高く、皮脂の分泌を抑えてくれる化粧下地を選びましょう。
また、基本油でできているファンデーションは薄く塗り伸ばすことが重要です。
日中、皮脂が気になる場合はティッシュでオフし、化粧直しはフェイスパウダーを使うと乾燥や余分な皮脂の発生を防ぐことができます。
あとは、なんといっても乾燥を防ぐこと!メイクの上からでも保湿できるフェイスミストを携帯しておくといいでしょう。
《メイク》汗やマスクに負けない方法
夏にテカリと同じくらい気になるのが“メイク崩れ”ですよね。
汗はもちろん、外出時にマスクが欠かせない毎日に取り入れたいメイク術をご紹介します。
パンダ目にならないためのメイク術
見た目にわかりやすいメイク崩れといえばパンダ目。パンダ目になるのを防ぐ方法としては、以下の3つが挙げられます。
・目元をしっかり保湿する
・皮脂に強いアイライナーを使う
・マスカラ下地、仕上げマスカラを使う
保湿は、メイク崩れの原因のひとつである皮脂を防ぐためにおこないます。マスカラ下地はまつげのカールをキープし、仕上げマスカラは油分をはじいてくれます。
いずれも、下まぶたにメイク汚れがつくのを防ぐ方法になります。
マスクでも崩れにくいベースメイク術
マスクをしていると摩擦や呼吸による蒸れで、メイクが落ちてしまいがち。また、顔の半分は隠れているため、ほとんどメイクをしないという人も多いのではないでしょうか?
しかし、食事時には外すため、せめてベースメイクはしっかりとしておきたいところ。
マスク時のベースメイクでは、よれやすいファンデーションの使用を避けて、化粧下地にこだわるのがオススメです。
テカリや皮脂崩れに強く、毛穴やくすみもカバーできる下地といえば、『Primavista(プリマヴィスタ)』の「皮脂くずれ防止 化粧下地」(3,080円・編集部調べ)。
化粧下地をした後は、目の下のクマ部分や鼻の両脇などにコンシーラーを乗せ、細かくとんとんと叩いてなじませましょう。
この一手間によって、顔全体が明るい印象になります。
その後はフェイスパウダーをしっとりと押さえつけるように塗って、肌のトーンを整えましょう。
オススメは『club(クラブ)』の「すっぴんパウダー」(1,760円・編集部調べ)です。
色味がないため、マスクにつく心配も不要です。
仕上げにフィニッシングミストでメイク崩れ防止を強化して、完成です。
オススメなのは『TIME SECRET(タイムシークレット)』の「フィックスミスト」(1,430円・編集部調べ)。
顔に円を描くようにさっとふきかけ、両手で顔を包むように抑えましょう。
まとめ
夏の肌ダメージやメイク崩れを防ぐ美容術、いかがでしたか?
それぞれの悩みに合うアイテムを上手に活用しながら、夏の厳しい環境に負けず、キレイをキープして乗り切ってくださいね。